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呪術廻戦 釘崎が田舎が嫌いなわけ

呪術廻戦の43話

今回は釘崎がメインでしたね。

釘崎って男前なキャラなんですけど
子供の頃の回想が43話で入ってて

田舎が嫌いだとは
最初から言ってましたね

私も田舎育ちなので
外に出た(オーストラリアだけど)身として

この回は
自分のことのようにも思えるシーンがありました

他人になるのが難しい

本当に
昨日の出来事を
次の日にはみんな知ってる

そういうところがあるのは本当

変わった人は弾こうとする

田舎ならではの
田舎を守ろうとする団結力

というか
そこに入らないと生き残れないぐらい

私自身それは体感している
田舎に育ったものが持つ感覚かもしれないけど

最近は
田舎への移住者がいじめられるとか

そういう話もあるようで

思いの違いがあるとは思うけど

変な思い込みをしてる田舎の人がいるのも事実かも

ただ離れてみると
そのつながりは
悪くもないと思えるこの頃

実際
年老いた父親は
近所の
こうしたお節介と言ってもいいような
みんなの気遣いに支えられて
今の自宅で生活ができてるのだから

お風呂で溺れそうになった時に
助けてくれたのは
近所の娘さんだし

遠くに離れた私ができることじゃない

だから
田舎を出ても
いつも田舎のことは思い出す
田舎の人のつながりが
懐かしく思えることもある

都会だと

そこまでしてくれることもないし

田舎で受けてきたお節介が
懐かしくなるほど
今は寂しいのかもしれないな

自分を出しきれないしんどさや
付き合いをしないといけないめんどくささや
人の目の怖さを感じることもあったけど
助け合っていきるという
最小限の生き方をしていて
そこがある意味
心地よかったのかもしれない

そうやってみんな生き延びてきたんだよね

確かに思い返してみると

悪い思い出じゃないんだよね

釘崎も
強がってはいるけど
田舎だと強がらないと生きていけなかったと思うけど

本当は
普通の女の子だったんだなって

電車に乗って出ていくところで
涙を浮かべてた

田舎が嫌いなわけじゃない
だけど
そこにいると
潰されてしまう自分がいる
残された友達は
かけがえのない友達で
離れるのは本当に辛かったと思う

友達という存在は
釘崎にとって
大きな存在

虎杖達に出会って
友達と呼べる存在がたくさんできたことだけで
この言葉が言えたんだろうな

悪くなかったと

ななみんは
指導者として虎杖に
後を頼みます
そう残した

釘崎が言ったのは

悪くなかった

それは残す言葉でなく
釘崎の思いを伝えた言葉だった

友達という存在があって
そこに自分の存在を見つけたから
きっと自分が死ぬとわかっていても
戦いに参加することを選んだのも
友達という存在があったから

強くない自分もしってる
けれど
何かできることがあるはず

そういう戦い方ができるのが
釘崎だったかも
虎杖と二人で戦うことで

自分の役目を果たしてることに
気がついてたのかもね

死ぬ前に言い残す言葉でもないから

死ぬ前にみんな何か言い残すことが
呪いのようになってるような描写があるように思うから
釘崎は
復活するのかもね

そんなことを思わせてくれる43話

田舎に帰りたいと思うこの頃

悪くないんだよね

きっと。

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