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「うんうん」で始めるあいづち子育て

親になって最大の気づきとは。。。

自分の思う通りにならないことってあるんだ!

ということかもしれません。

子供は、思わぬことを考え、思わぬ行動をし、決して親が「思ったとおり」にはならないですね。
また、子供との生活が始まると、自分自身のことに関しても「思う通りになならない。」。
それが、ストレスとなったり、イライラしたり、時には子供にあたってしまうこともあるかもしれません。

自分を受けとめる

自分がなくなる子育て

子育てが始まると、意識は子供の安全、子供の成長、子供の笑顔、子供の幸せ。。。と、一気にベクトルが「子供」に向いていきます。
それまで、「私のこと」に割いていた心のスペースのほとんどが「子供のこと」になっていきますね。

役割を与えられることは、実は幸せなことなのだなとも思います。
愛する子供に全身全霊を向けられるのは、人生でも限られた時間ですし、役割があるということは、自分自身の存在意義も感じられる。

でも。。。

やはり、人は、自分自身も大切にしないと、どこかで破綻してしまうものなのかもしれません。

私自身も、40歳で高齢出産した時、仕事が猛烈に忙しく、仕事で求められることにも100%答えつつ、子育ても100%!!!と思い行動していました。
でも、人は、200%のことなんてできないんですよね。
結果、心身のバランスを崩し、体調不良と戦う日々に。
まさに、自分を見失っていました。

自分の心も大切に

子育てをしていると、ふと忘れていることがあります。
それは、自分自身も誰かの子供なんだということ。
自分自身も、未完成で、成長中で、まだできないこともある存在であるということ。
その分、様々な可能性も秘めた存在であるということ。

そんな「小さな自分」に一度戻ってみることも大切なのではないでしょうか。
私の体調は大丈夫かな。
私は、今、何に幸せを感じているかな。
私が、これからやりたいことは何かな。

そうやって、子供に向いていたベクトルを、一度自分に戻してみる。
自分自身の心も大切にしてみる。
そうすると、200%のことなんてできないことに気づきます。

100%の私で、子供と幸せに日々を過ごしていこうと思うことができます。

子供の心をうけとめる

私のつぎに受け止めるのは

自分自身の心をしっかりと受け止めることができたなら。
次に受け止めるのは、「子供の心」ですね。

子供の気持ちを、そっくりそのまま体感することはできないけれど、まずは、受け止めることができたら。
子供は、自問自答を始めます。
大人と同じですね。

私自身に受け止めができていないと、しっかり子供の心を受けとめることができないと思うのです。
だから、まず「私」を受けとめて。
それから、しっかり「子供の心」を受けとめたいですね。

どうやって受け止める?

でも、子供の心を受けとめるのって難しい!

これ嫌い!
これ欲しい!
行きたくない!
食べたくない!
かまって!かまって!

全部受け止めてたら身が持たない!?
そんな時に試して欲しいのが「うんうん」のあいづちです。


<あいづち>からはじめよう

うんうん!そっか~

子供の言うこと、子供の態度。
それが、よいことでも、大変なことでも、
「うんうん!そっか~ そうなんだね。」
と一旦受けとめる。
できれば、子供が言ったことを繰り返して言ってみる。
「〇〇ちゃんは、今、ごはんを食べたくないんだね?」
「〇〇ちゃんは、このオモチャが欲しいんだね?」

繰り返してあげることで、子供はちょっと気持ちが落ち着き、自分が言ったこと、していることを、自分で確認しようとします。
そして、次に、その理由を話してくれたりします。
「うん。これね、ちょっとからいから食べたくないの。」
「このオモチャね、〇〇くんとお揃いにしたいの。」

そうして、また、言葉を繰り返しながら、<一緒に考えようね>の立場で接してみるとよいと思うのです。

子供に対しては、どうしても「上から」「指導的に」話をしてしまいがち。

でも、私だって誰かの子供、子供と一緒に成長する、ちょっと先ゆく子供だと思えば、視線を揃えられるはず。。。

あいづちをデフォルトに

もはや子供が高校生の我が家でも、この「あいづち作戦」を、いつも実行しています。
高校生は(というか我が家の場合は)、口が悪くて、その場のノリで色々なことを言ってきます。

うざい!
だるい!
くさ!

いやいやいや。。。。
そんな言葉にも、ちゃんとあいづちをうっています。
「うんうん、そうなんだ、うざいんだね~」という具合に。
すると、さすがに高校生。
自分で気づいて、問題解決を始めます。
ラクですね!

本当に「うんうん」というあいづちをデフオルトにするだけで、子育ても変わると思うのです。
本当にそんなので変わるの!?と思われるかもしれませんね。
次回は、少し裏付けも加えながらお話をしていきたいと思います。

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