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インフルエンザの予防接種を受けようか、こんなに悩んだのは初めて。

2021年もあと1ヶ月。
ついこの間までは本当に冬が来るのか半信半疑だったけれど、11月も後半になり急に寒さが身に染みるようになってきた。

そして、最近のライターあきこはある事で迷っていた。
インフルエンザの予防接種を受けるかどうかについてだ。

実は3歳の頃、インフルエンザの合併症による髄膜炎(脳にウイルスが入ったことによる炎症)を起こし、危うく命を落としかけた事がある。
当時入院していた病室での記憶も、うっすらとだけれど残っている。
たまたま急患で運ばれた時に腕のいい専門医の先生がいたのが幸いして、後遺症もなく助かったらしい。小さい頃から幸運すぎるわたし。
※ちなみにライターあきこは異常に平衡感覚がなく、自転車に乗るのが苦手なほど。その時の病気のせいでは、と言われたこともある。どちらかというと、生まれ持った運動神経のせいだとは思うけど…

それ以来、インフルエンザの予防接種は毎年皆勤賞だった。
そのおかげなのかはわからないけれど、おととしの年末をのぞいてインフルエンザにかかったこともない。


当然のようにインフルエンザの予防接種を受けていたのだけど、なんだか今年は心配だった。
何をそんなに心配していたのかというと、『コロナのワクチンを打った年に本当にインフルエンザ予防接種をして大丈夫なのか?』という事だ。
薬で言うところの飲み合わせが、悪いと言うことはない?大丈夫?と。

たぶんこんな事を人に言ったら笑われるだろうし、頭では取り越し苦労だとわかっている。でも心のどこかに抵抗感があった。
こんな事を書くと誤解を受けそうだけれど、いわゆる反ワクチン派と言うわけではない。
いや、予防接種した方がいいのはね、わかってる。わかってるけどね、でも何となく恐怖があった。

そんなこんなで悩んでいたら、11月も下旬になってしまった。
調べられる範囲で、私が恐れている事について可能性のほどを調べてみたがいかんせん信頼できるデータが少ない。そりゃそうだ。コロナのワクチンとインフルエンザ予防接種を同時に打つ年は今年が初めてなのだから。

だから、どちらの恐怖が強いか改めて自分に問いかけてみた。

もう、幼い時のような辛い思いをしたくないか?
それとも、コロナのワクチンとインフルエンザ予防接種を同年に打つのは『もしかすると』危険かもしれないという漠然とした不安を大切にしたいか?

答えは明らかに前者だった。
答えは決まった。
よし、インフルエンザの予防接種受けに行こう。もしかすると時すでに遅しかもしれないけれど。

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