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誕生日に、故郷・北海道がくれた強さについて考える。#02 【長めにつぶやく雑記帖】

毎年、誕生日の前後には、ざっくりと今考えていることを
書き残しておくことが恒例なのですが
いや~今年は未曾有、未曾有。未曾有の事態。

まさか生きてる間に未知のウイルス大流行を経験するとは
考えてもいなかった。
大変貴重な経験をさせてもらっています。

私はおかげさまで心身とも元気に過ごしています。

まだまだ流行は長引くだろう、とか
この先の「不安材料」について考えることはあっても
心は不思議と落ち着いています。

不謹慎承知で正直にいうと
このコロナをきっかけに

人の弱さ、たくましさ、怒り、思いやり、
制度の矛盾、新しい発想などなど

平時では見えないものが浮かび上がっていることが
人生における「学び」と「これからの課題」を
考えるという意味でとてもとてもプラスになっています。

フリーランスなもので、
「生活不安はないのか」と聞かれることもあるのですけど
まあ、ないと言えば嘘になります。

でも考えてみると、会社員を辞めてから
今にいたる10数年の間、
継続して仕事がある「保証」なんてあったことがない、
という意味ではコロナ前も後も同じでして。

むしろ、これから先に起こることなんて
誰にも分からないんだよね、ってことを
今回の流行が証明してる気がするので
不安で過ごそうが、なんとかなると考えようが
「結局同じことだな」と受け取って、
マイペースに日々を過ごしています。

今回の一件で気づいたんですが
自分のなかに

「なるようにしかならないときは、今やれることをやる」
「ジタバタしてもしょうがないときは、心を穏やかにして時を待つ」

という揺るぎない不文律があって
それが今、心の平穏をすごく助けてくれている。

じゃあその不文律はどこから来たか、と考えてみると、
私がいまだに愛してやまない
あの美しく、とても厳しい北海道の自然と暮らすなかで
いつのまにか染みついたものでした。

どんなに楽しい外出予定を組んだとて、
視界1メートルもない吹雪に見舞われたら
人間なすすべなし。家にいるしかないですもん。
あの感覚にとても近い。

今は吹雪のときかもしれないけれど
降り続いた雪がやむ朝は必ず来る、
ってことは体感知で分かっていますので
しばしステイホームを楽しみたいと思います。

吹雪の後は間違いなく
「雪かき大変だ~!」ってなるんですけど
人間の足跡がついていない一面の新雪とか
ため息が出るような美しい風景も見られる。

きっと今回も、
コロナを経たからこその新しい風景が
玄関開けた向こうに広がっているんだろうな、と思っています。

(「雪かき大変だ~!」的なことも待っているだろうけど!)

皆さまどうか健康で!
また新たな1年、楽しみながらがんばります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。皆さんからの「スキ」やサポートががとてもはげみになります!