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職場に潜むSOSの声

僕はアルバイトをしている。初めてもうすぐで1年だ。僕はバイトの良い所としていろんな人の価値観に触れられるということを頭に置いている。これを常に考えておくことによってストレスや怒りをコントロールできるからだ。

そう、今回の話すテーマストレスである。

こわ

ある人の叫び

僕は19歳の頃今とは別のバイトをしていた時に、辛すぎて癇癪が少し症状で出ていた。率直言うと自傷行為なのだが(ビンタ)、このことがとても辛かった。
最初は誰もいない場所で自分を責めてはビンタするという行動だったが、最終的には周りに人がいてもしていた。周りの人に怖いだとか大丈夫かこの人と思わせてしまったことは申し訳ない。


僕はビンタをある種のSOSのサインだと結論付けた。


私困ってますよ、助けてくださいという言葉が言えないがためにビンタという形でSOSサインを出していたと思う。
僕はこれを改善しようと自分を見つめなおした。なぜこの症状が出てしまうのか、ビンタしたくなった時に感じた感情を記憶して、次はしないように対処を考えようと試行錯誤した。

結果今では癇癪が出そうになる時に留めることができている。またそういう気持ちになる頻度も減った。

そして現在に至るわけなのです。

先日バイト終わり、僕は忘れ物をしたので作業している場所に戻り忘れ物を回収し終わった後、通路を歩いていると、ある人がまだ仕事をしていた。たぶん40代後半くらいの男性だったと思う。物を乱暴に扱っており、ガシャンガシャンとローラーの付いた運ぶ道具を積んでいた


そして、僕はその横を通り過ぎるのと同時にその男性の「あぁ~!」という完全にイラついているなという声を聞いた。最初はびっくりしてしまい、「おぉ」と言って普通に通り過ぎたのだが、少しした後に僕のあの時と状況が似てるなと思った

仕事がなかなか終わらずイラつくのは多少わかることだ。そして僕が感じたのは、真横で叫ぶ意味とはということだ。イラついて、あぁ~!となってしまいたい気持ちはわかるが、たぶん真横で叫んでしまうのは相当追い込まれていたのではないかと思う。ストレス発散のためなら僕がもっと先を行った後でもいいはずなのだ。しかし、この男性は僕の真横であぁ~!と言った、つまりSOSのサインを出していたのではないかと思った。

僕は引き返そうかとも思ったが、わざわざ戻って、「仕事終わりそうですか」などと話しに行くのは違うと思い、そのまま帰宅した。

大きな勘違いをしていたら申し訳ない。


自分がやれることはやりたい

 人が困っている時に自分がやらなくてはとなる時がある。その時は「助けたい」という気持ちと「どうしよう」などという気持ちと葛藤している。目に見えるSOSは助けることができるが、目に見えない、人の気持ちを汲み取ったSOSは助けるのはとても難しいことだと感じた出来事であった。






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