-「生物多様性のための30by30アライアンス」に参加をしています-
私は2024年5月から、環境省 生物多様性のための30by30の取組に賛同し、アライアンスに参加登録をしました。
30by30(サーティ・バイ・サーティ)とは、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標です。
日本では2020年時点で陸域20.5%と海域13.3%を保護地域として保全されており、目標の達成に向けて企業・団体・自治体・個人が取組を行っています。
30by30にはロードマップがあり、目標達成に向けた行程と具体策について、生物多様性の関係省庁が一緒になってまとめています。
【目標達成のための主要施策と個別目標】
保護地域(国立公園等)の更なる拡充・管理
保護地域以外の場所で生物多様性保全に貢献する場所(OECM ※ )の認定
(社寺林、企業有林、企業緑地、里地里山等)
※OECM:Other Effective area-based Conservation Measures
【OECM認定により期待される効果について】
脱炭素 :CO2の吸収・固定、防災減災に寄与する 自然の再生
循環経済:プラ代替の バイオマス資源の持続的な生産
農山村 :鳥獣被害の防止や、恵み豊かな里山の維持(★)
食 :地元の安全安心な 食べ物の生産
健 康 :免疫力を高め、健康な生活を支える身近な自然とふれあう
いやし :疲れを癒し、充実した余暇を楽しみ、心を潤す
私が直接的に関わるのは(★)農山村になりますが、取組の内容によっては他の効果にも関わります。個人のみならず、企業との連携も視野に生物多様性の保全を広く推進していきます。
(環境省 30by30とは、および30by30の取組に関するページから引用、一部改変)
アライアンスの参加にはいくつかの要件があり、
私は<保護地域の拡大を目指す、拡大を支援する、管理の充実を図る>に取組んでいます。
※ロゴマークの利用には、30by30アライアンスへ参加するほか、使用規定に沿うことが必要です。
※詳しくは「環境省 30by30」のホームページをご覧ください。
令和6年5月 投稿