46歳でも今だにプログラミング楽しいという話
2023年、46歳になりました。仕事でクラウドサービス作ってますが、この年齢になっても、プログラミングはまだまだ楽しい、という話です。
昔「エンジニア35歳限界説」ってのがありました。すでに10歳以上超えてしまった私からすると、エンジニアって、プログラミング好きな人なら年齢の限界はない気がします。
「趣味を仕事にする」ことの良し悪しで言えば、完全に「良し」です。仕事のモチベーションは、基本好きでやってるので無敵なんじゃないかと。
新しい技術が出る
自分で試す
すごいと感動する
このループは、技術の進歩が続く限り半永久的に楽しめます。
若い頃に比べると、記憶力は落ちました。昔は、全てのコードが頭に入っていた気がするんですが、最近は「どうやったっけ?」ということが増えています。
そんなときは、現代の技術に頼ります。GitHub見れば過去のコード探しも簡単ですし、CopilotとChatGPT使えばAIがいろいろ教えてくれます。
今のうちの会社の技術スタックは下記に書いてありまして、かなりモダンです。「俺すごい」のではなく、若いエンジニアたちが提案、実装してくれました。
若いエンジニアたちのすごさを見るたび、頭に浮かぶことがあります。
私のもう一つの趣味は将棋です。将棋の羽生善治さんが本の中で語った「高速道路理論」という話があります。
プログラミングの世界では日々新しい「高速道路」ができています。便利な技術がでてきて、一流の専門家が無料の動画で解説してくれる時代です。
私が学生の頃、プログラミングの勉強は、まず本の付録のCD-ROMでLinux/BSDの環境を作るところから始まりました。そして、まあこれがうまく動かない。プログラミングのスタート自体が大変でした。
今は、数行スクリプトを書くと、コンテナ開発環境が立ち上がります。若いエンジニアの皆さんは、私の頃より、もっと本質的な内容に時間を使って、知識とスキルを高めているんだと思います。
プログラミングの世界は、将棋と違って「最強の一人だけが勝ち残る」といったものではありません。
すごい人が作った高速道路を
すごい人が先に進んでくれて
その人たちについていけば良い
といった世界です。羽生善治さんや、藤井聡太さんにはなれなくても、十分に活躍できます。
幸いにして、仕事と売上(大事)にも恵まれているので、これからも楽しみながら、すごい人たちについていこうと思います。
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