山田五郎さんにやる「ロマンチックの語源」解説
今日は、最近YouTubeで面白いと思っている
「山田五郎 オトナの教養講座」から興味深いと感じた部分を抜粋したいと思います。
※語源には諸説あります
あの人って見た目によらずロマンチストだよね。
20代で年収1000万ってロマンあるね。
夜景見ながらディナーとかロマンチックだね。
こんな風に、ロマン/ロマンチスト/ロマンチック
これらの言葉を見聞きしたり、使ったりした事は多くの人があるのではないでしょうか?
では、そのうちの何人が「ロマンチック」の語源を知っているでしょうか?
きっとごく僅かでしょう。
僕もこのチャンネルで聞くまで知りませんでした。
"いや、語源知って何に役立つんだよ"
って思う方もいるかもしれませんが、お笑い芸人さんのフレーズチョイスのセンスの良さに通ずる所があると感じたので、
なので、「毎日言葉を喋ってるよー!」「言葉選びのセンス磨きたいな!」
って人は是非見ていって欲しいです。
まず結論としては、ロマンティックはロマンス語が由来となっています。
ロマンス語というのはスペイン語やイタリア語、フランス語など、ラテン語から訛った語を総称したものです。
日本語の近いもので言うと、標準語から名古屋弁や関西弁、博多弁といった訛りが生まれていったと考えると、訛った語の総称は「方言」となり、ロマンス語は方言みたいな意味だと思っていただければ良いと思います。
では、なぜ日本語で言う方言という意味の、ロマンス語からロマンチックという言葉が派生していったのでしょうか?
その理由はズバリ
「恋愛をするときには口語を使うから」
です。
契約書や仕事などでは
「甲は乙に対し、2年間の契約を締結する」
「ご注文お伺いいたします」
といった
かたーい文語になるのに対し
恋愛では
「君以外何もいらない。結婚しよう」
「誕生日プレゼントなににする?」
といった
柔らかい口語になります。
これが方言になると、より文語とのギャップが大きくなるため「恋愛=ロマンス語」が成り立った訳です。
このように、使用が限定される言葉は、そのシチュエーションを形容詞的に使うようにすることも可能だということが分かりました。
この、形容詞的創作で異才を発揮しているのが、ダウンタウンの松本人志さんだと思います。
松本人志さんが使い出して、今では世間一般に広く浸透していると言われてる言葉として、
ドン引き/スベる/空気を読む/サムイ/噛む
などが挙げられ、特にドン引きは、こんな言動の人とは距離取りたいな、という心情を絶妙に描いているなと感じました。
これを応用したら、次はあなたが、流行語のハシリになれるかもしれませんよ?
いかがでしたでしょうか?
"他にもこんな面白い語源あるよー!"
って教えていただけると尚嬉しいです!笑
明日は、
「歯医者でお客さんが起こした小さな失敗を、小さな笑いに変えてくれた受付女性の話」
について投稿したいと思います!!
お楽しみに♫
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