見出し画像

セレブに学ぶリアル英語 ☕︎ アリアナ・グランデ

セレブの発言に限らず英語圏の国・地域で日々実際に話され、書かれている文章を見ることは、興味を持続しながら楽しく英語を学べる方法です。普段使われているフレーズと文法をリラックスしながらセレブに学ぶ使えるリアル英語を楽しんでください。

"I'm so thankful for the internet because actors and singers and performers now have a way to connect with their fans on a very personal level which I think is quite special."

「インターネットってすごく有難いわよね。だって俳優とかシンガーとかパフォーマーとか、結構特別なことですごく個人的なレベルでファンと繋がれるんですもの。」

* a way to 〜:〜する方法・〜するやり方。
* connect with 〜:〜と繋がる・〜と接続する(例・connect with WAN cables:WANケーブルに接続する。connect with people:人々と繋がる。)
which 〜:〜であるところの〜、that と並ぶ関係代名詞で、that が人・物・コトに対して使えるのに対し which は物・コトのみに対して使いますね。very personal level which (that) I think is quite special:私が特別だと思うところのとても個人的なレベル(例・food which (that) I like the most:私が一番好きな(ところの)食べ物)。

"Music is really driving my whole life."

「音楽が私の人生の全てね。」

* drive my life:私の人生を動かす。drive:運転する・動かす・叩き込む・前進する。(例・She drives me crazy.:彼女が僕を狂わせるんだ。That song drives us unite well. :あの歌は私たちを団結させる原動力になる。)

"I don't feel much pressure to fit in. I never have. I've always just wanted to do my thing. I have really good friends and good family, and if I don't fit in somewhere else, I fit in at home."

「どこにでも溶け込めるの。今までもそう。いつも自分がしたいことをしてきたわ。素敵な友達や家族もいるけど、もしどこにも溶け込めなかったら私の家にいると思うわよ。」

* pressure to 〜:〜するプレッシャー・〜する重圧・〜する締め付け。
* never have / has 過去形動詞 :現在完了形の否定で「かつて無かった」という意味ですね。never はすでに否定なのでその後の have / has は haven't / hasn't にはなりません。

"I like Aurora, 'Sleeping Beauty', because she's just sleeping and looking pretty and waiting for boys to come kiss her. Sounds like a good life - lots of naps and cute boys fighting dragons to come kiss her."

「眠れる森の美女のオーロラちゃん大好き。だっていつも眠っていて可愛いし、キスしてくれる男子を待っているんだもの。たっぷりの居眠りと彼女にキスするためにドラゴンと戦うイケてる男子達、最高の人生よね!」

* come kiss her / come and kiss her :「彼女にキスしに来る」という意味ですが、会話で特に省略として and を飛ばすことがありますが、文法としては come and kiss her が正解ですね。
* Sounds like a 〜:〜のようです・〜に聞こえる・〜と伺える。It sounds like と It が省略されていることで会話文のカジュアルさを表現していますね。

"I love nerdy, cute, quirky boys who don't take themselves seriously."

「真剣になりすぎないオタクで可愛くて風変わりな男子が好き!」

boys who do / don't:人(先行詞)を修飾する関係代名詞の whothat に置き換えも可能ですが、文脈的には素直に who を使う方が無難ですね。

"I just love to shop. If I could, I would shop every single day in every single store and spend all of my money which, you know, I do anyway."

「買い物、だ〜い好き。もし出来るのなら、やってしまうと思うけど、毎日、全てのお店で、私の財産を全部使うの。」

* shop:店(名詞)・買い物をする(動詞)。
* If I could, I would +動詞:もし出来るのなら、〜するでしょう。仮定方であくまでも仮の話をする場合に頻繁に使われるフレーズです。(例・If I could fly, I would cross Pacific Ocean. もし飛べるんなら太平洋を渡るよ。)

"My personal style is a mixture of, like, girly, throwback, like retro '50s pin-ups, floral, like hippies, like anything feminine, and like flirty."

「私の個人的なスタイルって、女の子っぽくて復刻・50年台のピンナップ・花柄・ヒッピーみたくフェミニンでちょっとセクシーな混ぜ合わせってとこね。」

* mixture of 〜:〜折衷・〜の混ぜ合わせ。
* like 〜:〜のような・〜みたいな。

"I'm pretty sure my house in Florida is haunted! He's a nice ghost though."

「本当に私のフロリダの家って幽霊が出るのよね。素敵な男子の幽霊さんなんだけど。」

* is / am pretty sure 〜:〜についてかなり確信がある。pretty は「可愛い」だけでなく「かなり・相当に」という意味もあります。(例・She is pretty certain the weather will be fine. 彼女は天気が良くなるとかなり確信している。)
* haunted:呪われた・幽霊が出る。(例・haunted house 幽霊屋敷)。
* though:〜にしても・けれど。

"One of the most terrible feelings in the world is knowing that someone else doesn't like you. Especially when you don't know what you've done to deserve it."

「誰かがあなたを嫌ってるって知ることってとても辛いことよね。まして理由がわからない時って特にそうよね。」

* one of the things:〜のかなのひとつ。この場合の対象となるものは常に複数です。(例・One of the best moments I've ever experienced 今まで経験したうちで最高の瞬間のひとつ。)
* knowing that 〜:動詞+ing 〜を知ること、という動名詞ですね。名詞として使われるので文の主語・補語・目的語になります。(例・Riding motorcycle is fun. 主語:バイクに乗ることは楽しい。My hobby is riding motorcycle. 補語:僕の趣味はバイクに乗ることです。I love riding motorcycle. 目的語:僕はバイクに乗ることを楽しんでいます。)
* deserve it:それに値する・の価値がある

"Sometimes, people can be extraordinarily judgemental and closed-minded to anyone different or special, which is why it's so hard for young people in this day and age to be comfortable enough in their own skin to not listen to the people picking on them."

「人って時折、違ったり特別だったりする人に異常なまでに批判的で閉鎖的になるもの。だから今の時代の若者にとって、自分を中傷する人々の意見を聞かずに自分自身のありのままの姿でいることが難しくもあるのよね。」

* sometimes:時折・時々・たまに。単数の sometime の場合は特定の時間・時点を表す場合に使います。(例・We sometimes went for fishing together. 僕たちは時々一緒に魚釣りに行きました。Can you see me sometime next week? 来週のいつか会えますか?)
* closed-minded:心を閉じたまま・閉鎖的。
* in their own skin:自分らしく・自分のままで。 
* pick on 〜:〜をからかう・〜をいじめる。

"I've done the bad-boy thing. It was fun for a good three months. But the thing about bad boys is, you have to keep in mind, you're never gonna marry a bad boy."

「私は悪いことをしてしまったこともあるわよ。3ヶ月間くらいはとても楽しかった。でも悪いことをするような男に関して言えることって、そんな男とは決して結婚しちゃいけないっていうことね。」

* bad-boy thing:悪いこと・悪事・悪い男がするようなこと。
* a good three months:good three months を一括りにした名詞ですね。(例・a fun four days 楽しい4日間。)
* keep in mind:覚えておく・胸にしまっておく。
* is / are never going to (gonna) +動詞:誰それは決して〜しない。未来のことや既に決まっていることを言う場合に頻繁に出てくるフレーズですね。そうなることが大前提で、会話では特に皮肉的なニュアンスが含まれている場合も多く、このアリアナの場合は「悪い男子となんかは決して結婚しない・結婚なんかしちゃいけない」という経験からくる決心みたいなものを感じますね。


全文意訳翻訳:Akiみのっち

♥︎

日本語で英語を理解しようとする時、意訳(本意が反映された訳文)で理解することはとても大切であると思います。単体の単語や語彙の意味を的確に知ることも大事ですが、特に会話文の場合「如何に忠実に翻訳されているか」よりも「本意が反映された翻訳であるか」がより重要だと思います。その場合、文章全体あるいは前後の言い回しであえて特定の単語の翻訳が見当たらない事があります。

オンライン翻訳機が翻訳を上手く処理してくれる場合でも、特に会話文・コメント文など口頭による文章の翻訳は、それを言った本人の性格や状況も踏まえて翻訳される方がより文章の本意を伝えやすい、と確信します。

最後まで読んでいただき、有難うございます。それでは See ya soon!