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自分の心に従って、次に進もう!

本日3月31日をもって、4年2か月勤めたチームスピリットを退職し、
4月からはプロフェッショナルコーチとしての活動を、柱の1つにしていきたいと思っている。
”チームスピリットで過ごした4年間”と、いま思い描いている”これから”について書き記しておきたい。先に言っておくが、かなり長い。

チームスピリットでの4年を振り返って

私が在籍した4年間。全社の頑張りで事業は着実に成長し、2018年にはマザーズ上場。新サービスもローンチした。
社員数は入社当時40名前後だったところから、現在では100名を超え、日本だけでなくシンガポールにも仲間がいる。
私はサービス開発チームのマネージャーとして、エンジニアやプロダクトマネージャー等の採用やチームメンバーとの1on1などに携わってきた。正直なところ、自分に何が出来るだろうと模索しながらの4年間だった。

微力ながらも、真摯で誠実で前向きで、テクニカルスキルも頗る高いチームメンバーにたくさん入社してもらうことができ、とても誇りに思っている。
ここまで「全員優秀ですごい」と太鼓判が押せるチームにまた出会えるだろうか・・・。

そうして集まったチームメンバーは自分の息子や娘のような存在で(もちろん、大して年は離れていないw)、逞しく変化していくことが嬉しかった。正直、未だ気がかりな息子もいるが、きっと親はなくとも子は育つ。と信じている。親の心子知らずとも言う。きっとそんな風に思われていることすら、気づいていないだろう(笑)。つまり、これからのみんながすごくすごく楽しみだ。

仕事を通してお世話になったチームスピリットのみなさん、パートナーとしてご支援いただいたすべての方に心から感謝しています。

気づき

プロダクト開発×スタートアップという環境や、エンジニア採用に本気で取り組み、チーム作りをすることも初めてだったから、いろんな気づきがあった。パッと浮かんでくるものとしては…

・プロダクト開発において、プロダクトマネジメントがいかに重要であるか
・スクラムという開発プロセスは、プロダクトを生み出すチームの成長がその真価であること
自らの意志の力と場を読む力のバランスが絶妙で、かつ良い意味で力が抜けている人が長くリーダーシップを発揮できること(サンプル数は少なめw) などなど

もちろん気持ちの面でも、なかなか味わい深かった。

・プロダクト開発が軌道に乗るまでの苦しさ
・チームのみんながどんどん逞しく、頼もしく変化していくことへの喜び
・成長したメンバーが去っていくときのやるせなさ
・市場やユーザが期待するスピード感でプロダクトをリリースし続ける難しさ
・採用では、優秀な仲間を探すのが本当に大変で、見つかった時は心の中で狂喜乱舞した! などなど

いずれも、100、200個くらい書き出せる気がする(笑)。

オープンネスの重要性

そのなかでも様々な仕事に共通する「オープンネス」というあり方については学びが深かった。

ここでは「オープンネス」は「開示する」という意味で使っている。
チームとしてはConfluenceというナレッジ共有クラウドサービスを利用し、徹底して情報を記録、情報をオープンにすることを実践している。
情報公開とか、見える化ってだいぶ前から言われていることだし(20年前は違ったけどw)、もはや声を大にしていうほどのことではないかもしれない。スクラムでいう透明性というのも同じような意味だと思う。

チームスピリットで学んだのは、結果だけ残すのか、途中経過まで含めて残すのかで全然違うということだった。
検討途中であっても、どんなポイントで議論していて、何に悩んでいるのか。そこまでシェアする。同じ情報にみんなが触れられれば、そこから全員が知恵を出し合うことができる。1人で悩むよりずっとずっと楽だし効率がいい。何より助け合う文化が醸成される。
逆に情報がオープンにされない時には、チームのことや会社のことが理解できないし、わからなくなってしまう。気持ちが離れていくパターンだ。

「オープンネス」は、採用シーンにおいてもとても重要だった。
自分たちがどんなことに、どんな想いを持って取り組んでいるのか。いいところもあるけれど、ぶっちゃけこんなイマイチなところもあると、等身大の姿を発信していくことで、本物の共感が得られる。いいところだけじゃなく、かっこ悪さがあるからこそ、気持ちが揺さぶられる。人間って面白い!
等身大の姿を自ら発信することで、そこに共感するメンバーが集まってくるんだというのが、リアルに理解できた。

これから

昨年くらいから、自分の心に従っていきたいという想いが大きくなっていた。例えば、勢いよく流れていく時間をもっとじっくり味わいたい。自分が本当に大事と思えることに時間を使いたい。シンプルに自分が届けたいものにフォーカスしたい

いま私がシンプルに届けたいものの一つが「ライフコーチング(*)」だ。

チームスピリットで採用や1on1に携わったり、自分はどうチームに貢献したいのかを模索し続けた時に出会ったのがコーチングだった。
私自身、コーチングの学びやマイコーチとのコーチングを通して、自分が本来何者で、どんな風に周りに貢献したいかにずっと向き合ってきて、いまここに立っている。

個人的に人生とは、自分本来の姿を探求し、表現し続ける旅のようなものだと思っている。まさに「オープンネス」の体現でもあるんじゃないか。
「何者かになる」という目標を設定するものではなく、「Who am I ? What is my life purpose ? 」を自分の内側に聞きにいく。
私のライフコーチング(*)では、対話を通じて「すべての人を、本来のエネルギー溢れる存在に。」していくことを目指している。

正直に言うと、長らく組織で仕事をしてきたから、組織を離れることはすごく寂しい。またどこかで、チームで仕事をしたいとも思っている。でも、経験したことないチャレンジをすることも、いまの自分には必要だと直感で感じている。

これからは、できるだけ多くの人にコーチングを受けてもらいたいと思い活動をしていきすので、応援してもらえると嬉しいです!
コーチングの活動については、またこのnoteでも紹介してまいります。

最後までお読みいただきありがとうございました!

(*)米国CTI認定CPCC、NLPプラクティショナー、Points of You® 国際認定Explorer などの資格取得で学んだことを生かして、私が独自に提供するコーチングです。

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