0815/それは「時代」だからではなく

家族揃って焼肉。ほろりといい気分になった両親、「女の幸せは…」の話をついにされてしまう。せっかくの家族水入らずなのに、噛み付いてしまいそうで上手く言葉にならなくて黙り込んでしまった。

わかる、お義母さんみたいに専業主婦で4人の息子を立派に育て上げた事が素晴らしいことも、3歳までの一番可愛い時期を…って思う親の気持ちも。(私達も3歳まで家で育って、それから保育園にいったのだから)それを否定しているわけではない。

でも、無理なのだ。東京でワンオペで3歳まで一対一で見続けていたら良くない気がする。そして私は仕事を続けたい、続けたいのだ。それは決して今の会社での仕事が、という事だけでなく。「これをやりたい」と言い切れるものを掴めていない自分も悔しいけれど、それでも、社会に出続けなくては。そう焦る気持ちがある。とにかく、繋がり続ける事。「これ」のきっかけを探し続けること。

「時代が違う」という言葉だけでは片付けられない。今の時代が可哀想というわけじゃない。産まれてくるのが娘だからこそ、より、ひとりの女として仕事を求め続けたい。それは何か間違っているのだろうか?よい母親ではないのだろうか?私はそうじゃないと信じたい。だから押し付けないで欲しいのだ、私は私なりの母としての在り方を模索していくのだから。

それは時代のせいじゃない。
私が私の生き方として、求めている。

たしかに「娘のため」を思ってが第一ではないかもしれない。でも、自己犠牲的な押し付けはしたくない。私は母になる事をネガティブに捉えていないし、変化をたのしんでいる。勿論ちょっと怖い。でも「母だから」といって何か諦めることは、妥協するようなことは、したくない。

これを上手く、伝えられない。
まだ「これ」がないのと、それを両親に示せていないところもあるからだとは思う。

何かかたちに残さなくては。
何かわかりやすく評価されるものを。

ちゃんと、私が働きたいと言い続ける価値を、両親に認められたい。馬鹿にしないで欲しい。「そんな無理しなくっても」って気持ちからきている言葉なことだってわかってる。

でも違うんだ。そうじゃない。何度も言ってるけれど、まだまだ伝わってなくて悔しい。

また言葉を飲み込んでしまった。
ごめん、お母さんがんばるよ。

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