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フリーランス10カ月目の壁:着ぐるみと中の人

こんにちは。ちいきです。

すっかり春になりましたね。
春休みの学生さんが多いのか、平日なのに人が多くてびっくりしました。

今回は、フリーランスになって10カ月目に感じたことを書いていきたいと思います。

①仕事は『強火』モードで頑張るもの

私にとって仕事は『お金を頂く以上、きちんとまじめに取り組むもの』です。
そのため、仕事をするときは基本的に『強火モード』で働いています。

私の場合は声の印象で頼りなさそうに感じられることが多いため、プライベートのときよりもしっかり・はっきり・堂々と喋ることを心掛けています。
テキストコミュニケーションでも、その姿をイメージしながら文章を作成しています。

ただ、強火モードをずっと続けるのは疲れます。
そのため研修やプライベートの時などは、中火モードで省エネ生活を送っています。
一人で自宅にいるときや特に仲のいい友人と過ごすときなどは、さらに省エネの弱火モードです。

②『中火モード=着ぐるみ』説

今年の1月から、仕事の幅を広げるために『秘書チームディレクター養成講座』を受講しています。
グループワークを通して、チームのまとめ役としてのスキルを身につけるための研修です。

グループワークでは、ロールプレイング形式の課題に取り組みます。
その中で、クライアント役の方とのやり取りを担当したときのことです。

普段は中火モードで研修に参加していたのですが、そのときは実際にクライアント様とやり取りするのと同様に、強火モードでメッセージを作成して送付しました。

それを見た同じチームの方が「ちいきさんには『中の人』がいる。面白い」と仰ってくれました。

どうやら
中火モード=着ぐるみ
強火モード=中の人
ということらしいです。

私にとって、中火モードは『頼りにならない、使い物にならない』状態です。
だから、仕事をするうえでは『頑張って強火モードにしないといけない』と思っていました。

でも、チームの人たちの話を聞いてみると「着ぐるみも頼りになるし、時々出てくる中の人はさらにカッコいい」らしいのです。

③顧客候補の幅が広がる

チームの人たちがこの話をしてくださったことは、私が仕事への向き合い方を考え直すきっかけになりました。

先月の投稿にも書いたのですが、私は今、事業の方向性に悩んでいるところです。
悩みを解決するヒントを得るため、先輩経営者さんに相談してみました。
先輩からは「まずは顧客候補をリスト化してみよう」というアドバイスを頂いたのですが、どんなに頭をひねってもリストに書く人が出てきませんでした。

友人に事業をしている人はたくさんいるのですが、その人たちは顧客リストにどうしても書けなかったのです。

なぜなら、中火モードで接しているから。

相手も仕事を依頼したくないだろうと思ったし、私も急に強火モードで接するのはなかなか難しいです。

でも、もし中火モードでも頼りになるのなら、友達とも仕事ができるのかもしれません。
「強火モードを維持しなくてもいいのかもしれない」と思うと、顧客候補リストに書ける人が一気に増えました。

まとめ

研修本来の目的とは異なる学びではありますが、私にとっては働くことそのものを考える上でとても大きな学びでした。

いきなり実践するのは難しいですが、この学びを意識しながら働きたいと思います。

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