鈴木亜希子(複業広報)

研究機関の広報とフリーランス広報の複業で活動しています。また、時々オペラ歌手にもなりま…

鈴木亜希子(複業広報)

研究機関の広報とフリーランス広報の複業で活動しています。また、時々オペラ歌手にもなります。 一部上場企業の広報⇒中小企業の広報PR販促⇒フリーライター⇒PR会社⇒2021年4月末に退職⇒現在  https://twitter.com/akiccina

最近の記事

コロナ禍でのメディアアプローチでやったこと5つ

昨年の2月頃から現在まで、PR会社でのメディアプロモーターとして私がやってきたこと5つをご紹介します。 企業同様、メディアも在宅勤務率が高くなりました。 これまで懇意にしていたメディアの方や、一度でもお会いして名刺交換している方なら携帯やメールで連絡を取れても、新規開拓はできにくくなりましたよね。 編集部に電話してもお留守番のような方から電話口で「在宅勤務です。次にいつ出社するかわかりません」と事務的に言われてしまったり、そもそも某新聞社系出版社のように電話しても自動的に留守

    • 副業がきっかけで広がった 本業とは全く別の世界

      18年前から約13年半、副業として首都圏のウェディングチャペルで結婚式の聖歌隊をやっていました。 会社員の副業がまだ一般的でなかった頃で、広報PRの仕事をしながら、週末の空き時間を利用して仕事を入れていました。 きっかけは、総合職の試験に落ちたからです。 しかしこの副業がきっかけでオペラの勉強を本格的にするようになり、歌い手として活動したり、色んな出会いがあったり。副業はその後の私の運命を変える大きなきっかけとなりました。 あのとき順調に試験に受かっていたら、もちろん

      • 大企業と中小企業の広報、ここが違う(3)掲載までの道のりが長い 編

        大企業で広報をやっていた人が無名の中小企業に来て苦労するのが「ひとつの掲載までの道のりが長い」ことではないでしょうか。 メディアにコンタクトを取るにしても、まず担当記者探しなんてやってこなかったと思います。 探さなくても向こうから取材の依頼が来ますし、担当が変わったらちゃんと新しいかたが着任のご挨拶にいらっしゃいます。 そうでなくても、契約しているPR会社が都度担当記者の更新をしてくれていますからね。 でも、無名の中小企業はそもそも取材依頼がほとんど来ないので、地道にメディア

        • 大企業と中小企業の広報、ここが違う(2)プレスリリースは広告ではない 編

          経営のことから製品、サービスのことまで、自社の事業活動について簡潔に情報をまとめた報道機関向けの資料「プレスリリース」(または「ニュースリリース」)。メディアリレーションズの重要な手段、基本の基で、まずは書いて配信してメディアの目に触れることが、メディア掲載獲得へのファーストステップです。 と、ここまではみなさんなんとなくわかっていることだと思うのですが。 大企業、もしくは上場企業の広報の常識でリリースを書くと、リリースに関する認識の違いに驚かされます。 1. プレスリリ

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          大企業と中小企業の広報、ここが違う(1)取材対応編

          大企業と中小無名企業の違い。 当然あることは予想がついても、大企業に長く勤めた人は、自分がやってきたことが世の中のスタンダードだと思いがちです。 私も、はじめての転職で2社目に入ったとき、毎日のように「え?なんで?」の連続でした。広報担当者の横のつながりもそれなりにあって、各社色んなカルチャーがあるのは知っていましたが、それでも聞く限り基本的なところは一緒、そういう認識でいました。 でも、現実は違いました。 本日から不定期連載で、私が学んだ「覚悟すべきこと」とその対策について

          大企業と中小企業の広報、ここが違う(1)取材対応編

          【自己紹介】アラフィフ会社員、noteをはじめます

          はじめまして。鈴木亜希子と申します。 私立の音楽大学を卒業後、一部上場大手の有名メーカーに入社し展示会運営の部署、宣伝を経て広報に異動してから20年以上、広報PRの仕事に携わっています。 現在は、小さなPR会社でクライアント営業から泥臭いメディアアプローチのアウトバウンド営業まで色々担当しています。 ここ数年のテーマは、「新しい天職」 広報は天職だと思っているものの、同じことをやっていてはだめで、都度自分をどのようにアップデートすればいいか、自分のキャリアに何をプラス

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