旅フォト 風車のある街「佐倉」
何もない道をただひたすら歩き続ける。
まぶしいほどの太陽の光を浴びて、
青い空の向こうを見つめながら、
ただ黙々と、黙々と歩き続ける。
こんなにも長い道を歩いたのはいったいいつのことだっただろうか。
あまりにも速く過ぎる時の流れに身をまかせているうちに、
地に足をつけて歩くことすらできなくなっていた。
東京の街には素敵なモノがいっぱいあふれてる。
素敵な人も、輝いている人もたくさんいる。
欲しいものはいつだって手をのばせば手に入りそうに思える。
でも、何か足りない。
それが何なのか、分からないまま、いつの間にか時は流れて、
明日をむかえていた。
何もない道を何も考えずに歩きたいって思ったのは、
ちょうどそんなことを考えていた頃のこと。
歩いても歩いても、何かが見つかるわけでもないのだけれど、
それでもがむしゃらに歩き続けた。
歩き続けた先に待っていたのは、街のシンボルともなっているオランダ風車「リーフデ」。
煉瓦作りのどこか懐かしい出で立ちに不思議と心が和む。
周囲には利根川水系の湖沼「印旛沼」も。
広大でゆったりとした流れを見続けているうちに、いつの間にか疲れも消えていた。
公益社団法人佐倉市観光協会 | Sakura City Tourism Association
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