noteのテキストを電子書籍化する方法
noteのテキストコンテンツがだいぶたまってきたので、電子書籍化することにしました。
参考にしたのは以下のサイトです。
電子書籍を作ろう! おすすめEPUB制作ツール5選
このサイトによると、電子書籍化(EPUBを制作する方法)には以下の3つの方法があるそうです。
1. 原稿とhtmlを手動でテキスト入力して、0からEPUBを制作する
2. 電子書籍制作ツールを使う
3. Wordで書いた原稿を、EPUB変換ツールを使ってEPUB形式にファイル変換する
この中で最も簡単に作れるのは3番目。
Wordで原稿を完成させてから、一気にEPUBファイルへ変換する方法です。
そしてWordからEPUBファイルを作成するには「Romancer」というサービスを利用するのが一番いいようです。
Romancerとは?
「Romancer」はWordで書いた書籍の原稿をEPUB形式に変換するWebサービス(ツール)です。
利用するにはまず会員登録が必要です。
会員登録にはユーザー名とメールアドレス、パスワード設定が必要になります。
<Romancerの特徴>
■無料でEPUB変換ができる
※容量は、1ヶ月あたり50MBまで
※50MBを超えて利用したい場合は、毎月500円でその月の利用容量を150MBまで拡張する有料プランへの登録が必要
■Windows / Macの両方に対応
■EPUB3に対応(kindle用のファイルも作成可能)
※Wordで書かれた原稿さえあれば、すぐにAmazon Kindleストアや楽天 Koboストアなどで販売できる。
■リフローレイアウトに対応
※縦書きにも横書きにも変換が可能・日本語の書籍で使用されることが多い縦書きや文字のルビにも対応する
■表紙・目次・奥付を自動で生成してくれる機能がある
■本の音声読み上げに対応
※現状PCのみの対応。本を開き、キーボードの「T」を押すと読み上げが開始される。
こちらで実際に作成された作品を見ることができます。
EPUBファイルの作り方
<事前準備>
会員登録をする
※会員登録にはユーザー名とメールアドレス、パスワード設定が必要になります。
Wordファイルを用意する(拡張子が.docxのファイル)
※画像ファイル、PDFでもよい
※Wordファイルがない場合は「LibreOffice」を使ってもよい
※MS Wordのスタイル機能を使って「見出し」を設定するようにすること
やり方はこちら
表紙画像を用意する
※Romancerでの表紙の作成はこちらから
※Kindle用は読みたい端末に合わせて作成する
サイズの例: 800×1280/1200×1920 / 1800×2560
※表紙を作る方法は過去記事「note の表紙画像をInkscapeで作る方法」で説明してあります。
※奥付も作成する必要があります。
<実際にEPUBファイルを作成する>
こちらのサイトでくわしいやり方が説明されています。
サイト右上のログインをクリックし、ダッシュボードへ移動 [原稿入力作品]の[新規追加]に進む。
タイトルを入力。
ファイルを選択。
※[原稿ファイル]にWordファイル(.docx)、PDF(.pdf)、連番画像をZIP圧縮したファイル(.zip)のいずれかを選択する。
[表紙画像]で、用意してある表紙画像ファイルを選択。
必要に応じて[変換情報]を設定する。
書誌情報の必須項目(赤字の箇所)を入力する。
最後に[変換]をクリックする。
出来上がったファイルは、ダッシュボードのURLリンクから閲覧可能。
Kindle用のファイルはURLリンクからダウンロードできる。
Amazonで出版する方法には?
自分の場合はすでに登録を済ませているのですが、まだ登録していない人のために手続きの流れを記しておきます。
※やり方はこちらでくわしく説明されています。
Kindleダイレクトパブリッシングの公式サイトにアクセスする
■登録する
※ユーザー名およびメールアドレスが必要
■アカウント登録する
※これでKDPのアカウントは取得したことになります。
■「税に関する情報」を登録する
■銀行口座を登録する
Amazon以外にも楽天Koboライティングライフなどで電子書籍を販売することができます。
電子書籍サービスによって印税率も違うようなので、販売するサイトも考えた方がいいかもしれません。
こちらのサイトでいろいろと説明されているので参考にしてみてください。
この記事のつづきはこちら。
電子書籍がテキスト入力やWord・PDFファイルのアップロードで簡単に作れるネットサービス「Romancer」を使ってみた
Kindleダイレクトパブリッシングで出版するために必要な初期登録の方法
Kindleダイレクトパブリッシングの公式サイトにアクセスする
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