noteのアクセス状況 どうなってますか?
みなさんのnoteの「アクセス状況」ってどうなってますか?
ダッシュボードには毎日アクセス状況が更新されますが、これって自分しか見られないので、他の人にとっては完全にブラックボックスになんですよね。
「他の人のアクセス状況はどうなってるんだろう?」とすごく気になるところですが、今回は自分の「noteのアクセス状況」を一部公開してみます。
最近のnoteのアクセス状況はこんな感じです。(4/19/2016 現在)
見てすぐ分かるように、自分の記事の中でダントツに読まれているのは「建築家ザハ・ハディド氏の功績」です。
2位以下との差が約300ほどあるという、ちょっと異常な感じになってます。
読んでみた人は分かっていると思いますが、内容的には、芸術と建築に関するもので、かなり難しい内容です。
小学生や中学生が読んだら、「?」となるはずですが、なぜか圧倒的に読まれているようです。
ダントツに読まれている記事の特徴は?
なぜこの記事だけ圧倒的に読まれているのか、自分なりに分析してみました。
① 他人が取り上げづらく、かつ興味がそそられるようなテーマだった
ザハ・ハディド氏がなくなったことでニュースで話題になり、誰もが知っている身近なテーマになりました。
また、ザハ・ハディド氏の作品は「建築」という従来の枠組みに収まらないため、建築にくわしい人でも記事が書きづらく、競合相手が少なかったのも要因の一つのように思われます。
② 写真が効果的に使われている
この記事で、初めて写真をふんだんに使いました。今までは写真を使うことで、テキストそのものが評価されなくなることが嫌で、ずっと写真なしでやっていました。
ただ、この記事では写真がなければ、一体何のことなのかさっぱり分からないので、しぶしぶ写真を入れた次第です。実際に写真を入れてみると、はるかに読みやすくなった感じがしました。
③ 芸術的なイメージが強かった
やはりnoteでは写真やイラストが人気がありますね。写真や漫画を投稿している人が多いからでしょうか。感性的な要素を多分に含んでいる「芸術的なテーマ」は特に人気が高い感じがします。noteでは、ビジネス系よりも創作系のコンテンツの方が相性がいいと言えます。
<その他の要因>
・note事務局のツイッターで取り上げられた
自分ではこの記事を宣伝するつもりは全くなかったのですが、note事務局の人がツイートしてくれたようです。おかげでフォロワー数が増えました。何か勘違いされているような気がしますが・・・・・・。
・他の人のマガジンに登録された
すっかり忘れていましたが、noteって他人のコンテンツでも、自分のマガジンに追加できるんですよね。それにしても、自分の記事が他の人のマガジンに入るなんて全く予想していなくて非常に驚きました。
読まれている記事の特徴 外部の形式的要因
比較的アクセス数が多い記事とまったく読まれていない記事を比較すると、内容意外にも大きな違いがありました。
読まれている記事の特徴は、以下のようになります。
① マガジンに入っている(※自分で作成したもの)
noteを始めたころはマガジンの使い道がいまいち分からずに全く使っていませんでした。
途中から、「時事コラム」と「クラウドサポーターズ」の2つを作り、以降からはまとめて見られるようになりましたが、古い記事はそのままマガジンに入れていませんでした。
② ハッシュタグが豊富につけられている
これもnoteを始めたとき、ハッシュタグが付けられることを知らずに何もつけずにいました。
ハッシュタグをつけておくと、noteの検索機能でヒットされることも多くなりますが、古い記事は、面倒なので、そのままにしています。
③ 記事内にリンクが張られている
これは時事コラムの場合に、他の時事コラムに瞬時にとべるように記事の最後に貼り付けています。
これをつけておくと、読み終わった後に、再びリンク先の記事が読まれやすくなります。
これも古い記事には何もつけていません。
読まれている記事の特徴 内容面の要因
読まれていない記事と比較すると、比較的読まれている記事には内容面で違いがあることが分かりました。
その違いをまとめてみると、以下のようになります。
①興味深い内容を含んでいる
ニュースなどで大きく取り上げられたテーマは、とっつきやすく、比較的読まれやすいようです。
とくに一概に賛成、反対とはっきり判断できないような問題は興味を持たれやすい感じがします。
②他の人が書いていない視点で記事を書いている
「建築家ザハ・ハディド氏の功績」は、たんたる建築のお話ではなく、芸術と絡めて述べていました。
同じように、「子供は2人以上産むべき 校長は何を語るべきだったか」では、たんに「あの校長はけしからん!」ではなく、「では、何を語るべきだったのか」という視点に立って述べています。
「孤立する性的マイノリティ なぜ性別違和は混同されるのか」も全く同じです。この記事は、いわゆる「同性愛」の問題ではなく、医学的な症例の「性別違和」の問題を重点的に述べています。(ちなみにこれは、性的少数者をテーマにした3回目の記事。1回目や2回目よりもアクセス数が多かった。)
よく取り上げられるテーマでも、視点を変えることで、興味を持たれやすくなる感じがします。
③ある程度ボリュームがある
あまり読まれていない記事の中では、800字程度のものが多かったです。逆に時間が経っても読まれているのは、少なくても1000字以上のものが多いようです。
短い記事は毎日のように書くことはできますが、自分の場合、それが長期間読まれ続けれないことはあまりないようです。
アクセス状況の分析は「いい記事」を書くためにやる
ざっと自分なりに分析してきましたが、目的はあくまで「いい記事」を書くためです。
偶然書いた「いい記事」からは、「何が良かったのか」、「自分の強みは何か」といったことを考えるきっかけになります。
また、アクセス数が低い記事でも、「どこが悪かったのか」、「具体的に何を直せばいいのか」を把握するきっかけになります。
アクセス状況を分析することで、「いい記事」は格段に書きやすくなるでしょう。
ただし、アクセス数が上がれば、それでいいというわけではありません。
うまくいった記事を真似たり、アクセスされやすい記事ばかりを書いたりするようになれば、返って面白みがなくなり、アクセス数も下がってきます。
アクセス状況はあくまで、「いい記事」を書くためにやること。
それを忘れずにアクセス状況を分析した方がよさそうです。
ところで、みなさんの「アクセス状況はどうなっていますか?」
「こんな感じになってます!」と公開できる人がいれば、ぜひ教えてください。
<アクセス状況上位の記事>
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