メンタルダウンで退職後1ヶ月間の記録&ハロワで失業手当受給期間延長申請した
今年1月から3月末まで適応障害を理由に休職し、3月末に退職しました。
4月からは無職となり、休職中に受給していた傷病手当金を引き続き1ヶ月ごと申請・受給しながら自宅療養中です。
今回は、無職になってから1ヶ月強の現在までに何をしていたかと、ハローワークで失業手当受給期間の延長申請をしてきたので、その内容をまとめたいと思います。
退職後の1ヶ月間やったこと
社会保険の異動手続き
大きくはふたつ、「健康保険」と「国民年金」について。そもそもどういう仕組みなのか、退職後はいくら支払うことになるのか、いつどこで申請する必要があるのか…などを自分なりに調べたり市役所に電話で問い合わせた後、市役所で異動手続き(届出)をしました。
現在は以下のような状態です。
健康保険
国民健康保険へ異動(在職中は協会けんぽ)
国民年金
第1号被保険者として届出(在職中は第2号被保険者[厚生年金])
詳しい調査・検討については、以下記事にまとめていますので、ご参考までに載せておきますね。
退職に伴う未手続きへの対応
ちょうど退職して1ヶ月が経つころ、娘の保育園から呼び出し電話があったのですが、最初に私が携帯に出られなかったことから、元勤務先へ電話されたのだそうです。そこで、私が退職した旨をはじめて把握したということを保育士さんから伺いました。
入園当時(2年前)に勤務先電話番号も保育園への提出書類に記入していたことを、すっかり忘れてしまっていたのでした。
うちは認可保育園だったため、基本的な変更届は市役所に提出していました。休職に至った際は、「家庭状況変更確認書」という書類にて、母親の保育が必要な理由を就労から傷病へ変更し、市役所に提出した状態のままとなっていたのでした。
市役所から保育園へ私の状態が連携されていたかは不明ですが、とりあえず保育園側は私が退職済みだったことは寝耳に水だったはず。
申し訳なく感じつつ、急ぎ以下の対応を行いました。
保育園に確認し、勤務先の変更(退職した旨)の届出書類を保育園へ提出
保育園内で管理している連絡先をまとめた書類があるようです
役所に確認し、退職した旨を記載した家庭状況変更確認書を市役所へ提出
退職後も保育が必要な理由は傷病から変更は無いため、継続通園可能🤝🏻
ここでハッとしました。
住所変更や氏変更の時と同じように、勤務先が変更(または退職)した場合に連絡すべきところが他にもあるのではないか?
そこで、以下も変更手続きを済ませました。
住宅ローンの借入先である、みずほ銀行へ電話確認
電話口では、銀行窓口かアプリから勤務先を削除してください、との案内のみ
なおローンを組んだ際に加入した各保険会社(団信など)には変更の連絡は必要なし(みずほが一括管理している模様)
アプリはよく分からなかったけれど、「みずほダイレクト」と「みずほ口座開設&手続き」の2つのアプリで念のため削除
NISAを運用しているSBI証券
Webサイト経由で職業変更
他に保有しているクレジットカード会社(三井住友)
Vpass経由で職業変更
他には無いだろうね…😥❓
ネット上でのインプットとアウトプット
noteで現状の備忘録として記事をまとめたり、メルカリで売れたものの対応・自分も中古本を購入したり、stand.fmやVoicyといった音声SNSで配信してみたり聞いたり…。とくに音声SNSは、リスナーとして家事をしながら聴くことが日常化してきています。
私の認知特性として、視覚が強く聴覚が低めだということが、通院先のカウンセラーさんからも指摘されていたことであり、本田式認知特性研究所の診断結果からもその傾向が把握できました。
認知特性に偏りがある場合、バランスよく取り入れることも良い刺激になる、とカウンセラーさんから助言されたこともあり、「聴くこと」を鍛えるようにしたのでした。
褒め屋さんのご自愛サポートプラン実施
3月下旬に「褒め屋」という、zoomでの1時間面談を経て私の魅力を言語化してくれるサービスをモニター体験していました。
その流れで別の「ご自愛ワーク」という3ヶ月間サービスをご紹介いただき、ちょうど4月からスタートしました。
自分を労わる・褒めるにフォーカスした内容で、メンタルダウン中の自分にもピッタリだと思い、現在進行形でサポートを受けています。
詳細は以下のページからどうぞ。
これまで、スマホアプリで様々なジャーナルや感情ログなどを試してみたものの、三日坊主で長続きしなかった自分ですが、これは「必ず見てくれる人がいる」という状態と「自分を褒める」というこれまでやってこなかった方法がマッチしたのか、毎日続けられています。(感謝!)
リアルでの交流とインプット
友人と近況報告を兼ねたランチ
元勤務先の同僚家族と子どもと公園遊び
実母がわが家へ宿泊
美容院へ
図書館で興味のある分野の本を借りて読み漁る
休職したてのころは、趣味である読書もままならない状態(たくさんの情報が入ると混乱して読み進められない)でしたので、良い傾向かなと個人的には感じています
ただ、回復までもう少し時間が必要だなと感じたこともいくつか。
映画鑑賞は、余韻というか鑑賞後の感情整理が長く続き、体が動かなくなったので、まだ情報の多吸収は休み休みがよさそう。
人が多い場所や長時間拘束も、帰宅後にどっと疲れてしまうので、少しずつ慣らしが必要かな…
ハローワークで失業手当受給期間延長の申請
まだすぐに働ける心身状態でないため(傷病手当を申請している療養中により)、失業手当を受給することはできません(傷病手当との同時受給はできない)。そのため、失業手当の受給期間延長をする必要がありました。
延長の手続き方法については、事前に市のハローワークに電話して確認。
申請のタイミング
離職日翌日から30日過ぎてから
必要書類
離職票
本人確認できるもの
医師の診断書 or 傷病手当申請書類の医師が記入するページのコピー
詳しくはお住いの地域のハローワークに電話で問い合わせるのが確実ですが、以下のPDFも参考までに載せておきますね。
🔗📄厚生労働省の東京ハローワークPDFの7ページ目「⑨ すぐに働くことができない方は」の項
私は4月1日から無職になったため、5月に入ってから申請することにしました。ちょうど今日(5月10日)メンタルクリニックへ受診したので、その際にあわせて、傷病手当金支給申請書の4ページ目「療養担当者記入用」の書類を医師に記入いただきました。
これをコンビニでモノクロコピーし、離職票とともにハローワークへ。平日の昼前でしたが、待ち人数は9番目・待ち時間は1時間半くらいでした。でも無職者で読書欲が戻ってきた私にとっては、恰好の読書タイム。
窓口のスタッフの方に呼ばれ、受給期間を延長したい旨を伝えて必要書類を渡しました。その場で「受給期間延長等・~~~~給付延長申請書」(こんな感じの名前)に個人情報などを記入し、諸々書類との突き合わせ確認・延長承認いただいた後、今後の流れについて説明を受けました。
働ける状態となったら、離職票や延長通知書(窓口で記入した書類の写し)と主治医の意見書(窓口で受け取った「就労可否証明書」)などを持って、改めてハローワークへ。そこで失業手当の受給申請を行うとのことです。
失業手当受給期間の延長期限は3年。とはいえ、傷病手当の受給期間は1年半。
家計を考えると…傷病手当を受給開始したのが今年1月分からなので、ひとつのマイルストーンとして来年6月末までには、何かしらの収入源を確保したいところです。
順調に回復しますように!
🐍蛇足:国民健康保険料の軽減について
ところで、ハローワークの窓口で気になる質問をしてみました。それは、「非自発的失業者に対する国民健康保険税の軽減措置」について。各市町村の役所HPにて紹介されていると思いますが、要約すると、やむを得ない事情で離職した人には、国保の保険料が軽減されるというもの。
参考:🔗📄厚生労働省の東京ハローワークPDFの8ページ目「⑫ 国民健康保険料(税)の軽減について」の項
この軽減対象になるには、ハローワークで「特定理由離職者」として認定してもらう必要があります。ハローワークの窓口の方に確認したところ、今回提出した傷病手当金申請書の医師記入ページ(傷病名:適応障害)を見るかぎり離職コード33(※正当な理由のある自己都合退職)が付くので、保険料の軽減対象になりますよ、と回答いただきました。やったー!
しかし、そもそもハローワークで「特定理由離職者」として認定されるタイミングは、失業手当の受給申請時。つまり受給期間を延長している間は、通常の保険料を支払うということ(しかも在職期間の所得から計算されるので、そこそこの金額…😫)。
市のHPを確認すると、軽減期間は「離職の翌日から翌年度末までの期間」とのこと。私のように失業手当の受給期間延長者にはあまり関係のない話なのかな…と落胆しつつ市の国保課に電話で問い合わせてみたところ、遡って申請することが可能とのことでした。
申請後に、延長期間に支払った保険料と本来の軽減額の差額分を還付してくださると。やったー!
ただし4年くらいの時効があるようで、その際は事前にご相談ください、と回答いただきました。
市町村によって対応は異なるかもしれませんが、念のためお住いの市役所に問い合わせされることをお勧めします。
ゆるやかに症状が軽くなってきた?
メンタルクリニックをはじめて受診し、適応障害の診断がついたのが昨年の10月。そして休職に至るまでの経緯と、3ヶ月間の休職中のまとめは、以下の記事をご覧ください。
現在は、抗不安薬と抗うつ薬を服用中。通院ペースも月1,2回に減ってゆきました。通院先でのカウンセリングは無くなって医師の診察のみとなり、いわゆる薬物療法中心の療養になっているのかな?
処方薬の影響や私の状態を見ながら、少しずつ薬の内容を調整されている感じです。
抗うつ薬を服用するようになってから、または退職して心持ちが軽くなったからなのか、症状はかなり緩和されてきた印象があります。
それでも、記事の中盤あたりに書いたようなしんどい状態も、まだちょくちょく出てきてはいます。
これからどうするか
家計や将来の不安もあるので、落ち込みが酷くならない程度に、今後のことを漠然と思い描いてみるのですが、なかなかピンとこないというか、まだ考えられる状況にない、というのが正直なところです。
適応障害の発症理由は、育児と仕事のバランスではと推察しているので、フリーランスやパート、時短勤務の正社員、派遣など…これまで経験してこなかった働き方も考えたりしています。
そもそもどんな職種業種にすべきかも悩んでいる😕
ハローワークに行った際、雇用形態や職種いろんな求人が張り出されていましたが、役所と小中学校のIT化を促進するポジションなんかもあって(たしかパート)、魅力的に感じました。
自分が楽しいと思えて、これまでの経験が活かせる場は、もっと多彩なのかもしれないと。
ほぼ毎日自宅にこもっているので、情報収集はネットやSNSですが、こうやって頑張って街へ繰り出してみると、また会社に入って仲間と一緒に働くのは楽しいだろうな、とも感じたのが自分でも驚きの発見でした。
35歳にしてまた転職はしんどいですが、やっぱり誰かの役に立つことで自己満足感・肯定感を満たしていたんだろうな、と再確認もできました。
とにもかくにも、これまで社会保険料を14年間支払ってきたんだし!と前向きに捉え、受給できる手当はキッチリ受給させていただき、療養という名の遊泳期間をポジティブに受け入れたいという心境です。
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