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時間よ、ごめんなさい。

時間を無駄にしてしまった後悔ほど、自分を不甲斐ない気持ちにさせるものはない。
この夏の休暇がまさにそうだった。休暇は12日もあった。以前ならこれだけ長い休暇ならどこかに旅行に行くことも考えただろう。でも、このご時世だし億劫な気持ちもあり、家に籠ることにした。
家に籠ったら、要らないものの整理や片付け、ずっと溜めていた課題をやろうと決めていた。
だから休暇前には、「休暇中にやればいいや」と余裕をかまして、かなりのTo Do タスクを後回しにした。
その時の私は「できる自分とやれる自分」のイメージで一杯であった。そう、未来の自分を思いっきりアテにしたのだ。

しかし、悲しいかな。私は何一つ計画したことをやらなかった。家人が出掛けた後、日がな一日ソファにゴロゴロしてYouTubeをボーっと眺め、本を読んだりテレビを観ていた。

12日間も。

その結果どうなったか。
まず、体調がおかしくなった。
身体をほとんど動かさない倦怠感。頭痛がして胃腸も重たくなった。それと連動してメンタルも下がってきた。メンタルが下がるとさらに活動しようとするエネルギーがなくなった。悪循環である。
生きているだけでしんどいような気持ちが出てきた。

時間に追われるのは嫌だ。ボーっとする時間が必要だ。そう思って毎日をこなしてきた。
でも、時間をただ過ぎ去るままに過ごしてしまうのは良くないのだと気づいた。
心に片付けたいことがあるときは、正面から向き合って片付ける方がメンタルにはいいのだ。

時間よ、ごめんなさい。







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