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地方で飲食店開業のリアル①

僕が体験している地方で飲食店開業のリアル①

みなさんこんにちは
株式会社Leo代表の新村です。
今回はレストラン運営のお話ではなく
僕自身が地方で飲食店を開業してよかったと思う点
苦労している点を少しだけお話ししたいと思います。
 
地方に限らず
これから飲食店を開業したいと思っている方にも
参考になるお話かと思いますので是非チェックしてみてください
読んだ内容って意外とすぐ忘れてしまうので保存するのもオススメですよ~
 
僕自身、最初は都内でオシャレ~なお店でもやりたいなと思って
約2年間あらゆる不動産に登録したり知人に紹介していただいたりと
何件下見したかな??と思うくらい探しました。
しかしながら癖の強い物件しかないものでして
ちょっといいなと思ったものなら飲食店で払っていくには
現実的じゃないなと・・
 
そもそも飲食の原価構造で都内の物件を借りて
経営をしていくというものに疑問を抱いてしまい
どうすればヘルシーな運営ができるのかと考えました。
 
結果

「圧倒的に固定費を下げる」

という結論に至りました。
大きく分けて飲食店は
家賃、人件費、食材費この三つが大きなところで
細かいところでいうと水道光熱費や広告費などの集客ツールになってきます。

さて、ここでどこをどう削るのか
一般的な飲食店だと人件費と食材費になってくると思います。
僕自身も大きな会社にいたことがあるのですが
過度な人件費削減の運営に社員をはじめアルバイトに至るまで
疲弊しきるとともに、とにかく入れ替わりが激しかったですね
何よりも仕組化されていない少人数の飲食店運営はお客様にも
悪い影響を与えるものでした。
 
王手FCのように
自動調理機など導入できればそれも可能なのでしょうが
スタートアップで飲食店をする場合はそもそも資金が
厳しい、そして機械でどうにかなる料理を作るわけではない。
 
ということで僕は家賃と食材費をどうにかして下げられないものかと
考えました。
物件を購入してしまおうと思いテナントなど調べると
言うまでもなく数千万します(笑)
そこで知人の紹介で古民家という選択肢が出てきました。
北海道、長野、山梨、宮城とたくさんの古民家をめぐり
ご縁あって現在の丸森町に店舗を構えることに
 
ここにきて気になるのが古民家の金額かと思います。
もちろん土地込みで購入しました。
金額は伏せますがとてもヘルシーでした(笑)
ネックなところは古民家ですので改装費は
建物の規模にもよりますが居抜き物件などに比べて
高額になります。
 
昨今の開業セミナーなどでは開業の支出はとにかく抑える!!
というものが多いかと思いますが、僕の考えとしては
必ずどこかに大きなリスクが生じるのが経営であり
開業だと思います。
そのリスクを減らす努力と同じくらいあるいはそれ以上に
背負う覚悟が必要だと思います。
 
かけるところはかけ、抑えるべきところは徹底して抑える
全てを抑えようとすると飲食店としてもコンセプトの部分でも
薄まってしまいいざ勝負をかけたいときもかけられなくなって
しまいます。
 
話は戻りますが古民家の場合
初期費用は少々高いですがランディングコストは
驚くほど安いです。
例えば金融機関から融資を受けた場合
賃貸だと大きな支出として
返済+家賃となりますが僕のように古民家を
購入してしまった場合返済のみになりますので
月間の売り上げ目標を立てるときかなり楽に
なります。
 
ここから気になるところは食材費や集客について
というところになってくるかと思いますが
次回にしたいと思います。
気になることや深堀して聞いてみたいことなどありましたら
コメント、DMなども受けますので是非~

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