【宣伝会議賞】通過予想コピー公開 22.日本アイ・ビー・エム
こんにちは、秋です。
こちらの記事では、第57回宣伝会議賞の「一次通ったのこれかもコピー」を公開しております。
それでは早速いきましょう、どん!
■今回の課題
むむむこれもむずかしかった。今日は、
23.日本アイ・ビー・エム
課題は、
IBMフラッシュ・ストレージの3つの特徴をわかりやすく、魅力的に伝えるアイデア
募集ジャンルは、
キャッチフレーズ/テレビCM/ラジオCM
という内容でした。むむ。
■通過予想コピー
この課題で僕の結果は、
一次通過:0本
でした。
くっそ~~。個人的になかなかの難所だったのでどうにかしたかったのですが、結果はあえなく0本。
1次通過がゼロ本であれば、受賞の可能性ももちろんゼロ。
なんとか可能性を残すことはできなかったのか。今回も振り返っていきましょう。
ちなみに、先に言っちゃいますが協賛企業賞のコピーがめっちゃ好きです!
それでは、まだいい方かなあと思っていた自分のコピーを何本か出しました。
そろそろ、スローガンに追いつこう。
政治を変えるより、社内を変えた方が、社会は変わるかもしれない。
田中の作業がすごいのかと思った。
ビッグデータの多くは、情報量もビッグです。
引き出す能力は最大限。パソコンのリスクも最大減。
障害が発生するなら、障害を避ければいい。
ラジオCM
男:ミサキさん、結婚してください!
女:ごめん、結婚はできないわ。
男:え、なんで!今までずっと上手くいってたのに・・
女:なんか、これからは上手くいかない予感がするのよね
NA:今から起こる障害を事前に察知。予知能力を搭載したストレージ。日本アイ・ビー・エム
CMも5本応募していたので1本出してみました。
いや~しかし難しかった。
ターゲットは企業の情報システム部ということですから、その人たちに届くにはどうすればいいか、特にリサーチに時間を費やした課題でした。
正直なところ最後まで商品の特徴をガッチリとは掴めなかった。
商品の優位性を説明できないようじゃ、いいコピーは書けないですよね><
■訴求点
日本アイ・ビー・エムの課題では、「処理の高速性」「クラウドとの親和性」「AIによる障害検知」「3つ全ての訴求」などのキーワードを出していました。
オリエンのまんまですね。
選出したコピーの切り口は、
・そろそろ、スローガンに追いつこう。
・政治を変えるより、社内を変えた方が、社会は変わるかもしれない。
➡ ストレージ全体の特徴
・田中の作業がすごいのかと思った。
・ビッグデータの多くは、情報量もビッグです。
➡ 処理の高速性
・引き出す能力は最大限。パソコンのリスクも最大減。
➡ クラウドとの親和性
・障害が発生するなら、障害を避ければいい。
➡ AIによる障害検知
という感じで考えていたのですが、
3つの特徴どれか1つのコピーでもいいし
それを包括したコピーでもいい
というオリエンだったので、
目安としてはその4種類をまんべんなく応募できるようにコピーを書きました。
この後も出てくるんですが、この「どれか当たってくれ精神」で臨んだ課題はことごとく撃沈してます。ほんとに悪い癖だな~。叩きなおさないといけない。
そんで、一体どういう攻め方がよかったのか最後までわからなかったんですけど、協賛企業賞に選ばれたコピーがお手本のような回答をしてくれています。それがこちら
仕事が早い!
まわりとうまくやれる!
危機管理能力がある!
こんな同僚、サイコーじゃないか。
う~~ん!しびれる(笑)
これでいいんだ。こんなコピーの書き方あったんだ。と、ハッと気付きを与えてくれたコピーです。
3つの特徴をどうやって一言で表現するんだろう~
と悩んでいたんですが、別に一言でまとめろなんて誰も言ってないんですよね。
コピーや広告は自由。(誰も傷つけなければ)
その縛られない可能性が魅力でもあります。
難しく考えるのではなく、原点に返ってみる。このシンプルさを忘れてしまっていました。
ちょっと道がそれますが、この手があったか!と盲点を突くようなコピーでは、第53回のアットホームでゴールドを受賞された、
通勤時間が20分短くなると、
年収30%UPと同じだけ幸福度があがる。
という調査結果があります。
つまり、
あなたの年収が500万円なら
150万円もらえるようなものです。
このコピーが好きです。
思わず、え?ボディーコピー?と一瞬目を疑ってしまうのですが、別にコピーは長かったら全部ダメみたいなルールはなくて、要は面白いか面白くないかってことなんですよね。
この全部説明しちゃう型のコピーを見た時は「うわ、やられた!」と思いました。
発想に決まった正解なんてなくて、常に新しいスタイルを発信していい。
テンプレを固めるのはヒットを量産にはいいことだけど、型にハマりすぎるのは良くないですね。いつも頭の片隅で意識しよう。
■こんなことしました
最後に、力を入れて取り組んだ点です。
日本アイ・ビー・エムの課題では、
・フラッシュストレージのマンガを読み返した
ということをしました。
これすごくよかったな~
公式サイトから出されていたのでチェックした方も多いはず。
こういう、取っつきにくいイメージがあるものをカジュアルに可視化してくれるのはすごい助かりますよね。
この課題で通過された方、そして最高は8本も通ってる方もいてほんとにすごいな!
(そういえばナチュラルサイエンスで15本通っているバケモノの方もいました)
SKATが発売されたら、
どれか特徴を絞って訴求しているのか
全体のベネフィットを言っているのか
どんなコピーが選ばれているのかチェックするのが楽しみです!
次回は、課題24.日本ガイシです。
※第57回宣伝会議賞では、全35課題3500本応募をしています。
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