【宣伝会議賞】通過予想コピー公開 11.NUMO
こんにちは、秋です。
こちらの記事では、第57回宣伝会議賞の「一次通ったのこれかもコピー」を公開しております。
それでは早速いきましょう、どん!
■今回の課題
苦戦した方も多かったのではないでしょうか。
今日は、
12.原子力発電環境整備機構(NUMO)
課題は、
高レベル放射性廃棄物の処分問題に関心を持ってもらうためのアイデア
募集ジャンル
キャッチフレーズ
という内容でした。むむ。
■予想通過コピー
この課題で僕の結果は、
一次通過:0本
でした。
まずこの課題を見て思ったのは、「なんやねんこれ」ということ。
むずかしそうだな~
カタそうだな~
という第一印象でしたが、それを親しみやすく、わかりやすくするのがコピーライターの役割ですよね。
「コピーこれ!」 → 「あ、NUMOってそういうことなんだ」
に繋がれば最高なんですが、僕はそのきっかけになるキャッチコピーを書けませんでした。゚(゚´ω`゚)゚。
通過はゼロ本でしたが、可能性あるかな~と思っていたコピーを何本か選出。
ひとりひとりの意見が違う。だからあなたにも聞きたいんです。
日本人全員が、「NUMO JAPAN」のメンバーです。
処分場の地域になる。つまり、最先端の科学技術拠点になる。
募集から17年。未だ決定していない公募があります。
宇宙には未知がある。地中には未来がある。
うーん、このあたりかなあ。
ひとりひとりの~、はちょっといいかなと思ったんだけどベネフィットじゃなくて押しつけになっちゃってるかな。
「NUMO JAPAN」は造語を作って親しみを~!とも考えたんだけど、勝手にそんなことしちゃだめだったか(笑)
■訴求点
NUMOの課題では、「原子力のゴミは処分されていない」「未来を考えることになる」「安全です」「自分たちのことは自分たちのことで」「地域の活性化にもなる」「解決方法はある」などのキーワードを出していました。
選出したコピーの切り口は、
・ひとりひとりの意見が違う。だからあなたにも聞きたいんです。
・日本人全員が、「NUMO JAPAN」のメンバーです。
➡ 自分も当事者であるという気付き
・処分場の地域になる。つまり、最先端の科学技術拠点になる。
➡ 処分場になることはメリットがある
・募集から17年。未だ決定していない公募があります。
➡ まだ解決していないという危機感の気付き
・宇宙には未知がある。地中には未来がある。
➡ 地中に興味を持ってもらう
という感じかな~。
上記の、「自分にも関係あるんだ」「まだ処分場が決まってないんだ」という新しい気付きをこのコピーで知ることができても、それが実際の行動に繋がる訴求になっていないかも。
恐怖訴求でもいいから、「自分もNUMOについて知ろう!考えよう!」と思ってもらえるようなきっかけにならないといけないですよね。
難しい課題なだけに何とか結果を残したかったのですが、良いコピーを書けなかった。。悔しい。。
■こんなことしました
最後に、力を入れて取り組んだ点です。
NUMOの課題では、
・公式サイトに問い合わせて資料を送ってもらった
ということをしました。
これは資料取り寄せてほんとによかったと思う。
・放射能廃棄物について
・地層処分の安全性
・海外が行っている地層処分の現状
などが詳しく載っていて、サイトで調べるよりもわかりやすかった!
ただそれにも関わらず通過がゼロ本だったこと、そして自信のあるコピーが書けなかったことが本当にざんねん。。
ぜひまたSKATを見て、どんなコピーが通っていたかもチェックしたいと思います。
次回は、課題13.サントリーコミュニケーションズです。
※第57回宣伝会議賞では、全35課題3500本応募をしています。
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