見出し画像

失敗に対する受け身を身につける

私は、小さい頃から失敗が苦手
失敗が大好き!って人の方がそもそも少ないかもしれないが、少しでも自分の思う結果と違うとそれは全て失敗になる。
こういうことを思うときの原因とか、要因とかはだいたい母と遺伝由来だろうと思うのだが、特に責めているわけではない。

今でも時々思い出すのは、小学校5年生の時に母親に「先生があきさんは算数の計算で間違えを指摘しても分かったふりをします。って言われたけど、そうなの?」と聞かれた時に冷や汗をかいた記憶だ。
すごく悪いことを指摘されたような気持ちになった。なんというか、こっそり何かを盗もうとしているのを見つかったような。
カンニングみたいな気持ちだろうか…
いまでも思うのだが、私の身体には失敗は許されないという反応が埋め込まれているように感じる。
自分の失敗を自分で許容できないし、どんなに小さくてもドキドキしてしんどくなる。
失敗をしない人間なんていない、とか失敗は成功の母とか色んな言い方はあるけど結局成功した景色がない限り今日のこの失敗は失敗でしかないと咄嗟に体が判断している。

この反応は、ずっとしんどい。失敗した人があっけからんと次頑張ります!と言えるのがとても羨ましい。
自分の失敗の総量を数値化して欲しいと思うこともある。よく、致命的なミスさえしなければいいよと言われるが、致命的とは何か?と思う。
誤字でも場合によっては致命的だ。いや、何が致命的になるかなんて考えたら分かるでしょって言われたら分かるような気がする。"常識的"な致命的と言われるミスをしなければいいのだ。でも、何かコトとして発覚する時にたまたまボールを持っていただけで、もっと最初に致命的ではないミスとして過ごされた何かかが後から原因として上がることだってあると思う。
長い文章問題の最初の計算ミスのように。

そんなことをエンドレスで頭の中で考えてしまうので、失敗が本当に苦手。失敗しているという状態が苦手だし、怖い。自分がすごく無価値なものに感じる。自己肯定感とか、自分の価値発揮とか色々言うけど、なにもしなくてもそこにいるだけでいい。みたいな育てられ方をした人ってどのくらいいるんだろう。

なんで、唐突にこんなことを書いているかというとまぁ失敗した(自分で失敗と認める事実)からです。
で、偶然見かけ方の言葉をとりあえず書き記して実行してみようと思いとりあえずつらつらとnoteを書くことにしました。

失敗に対する受け身を身につける
失敗を受け入れるとか、許容するではなく受け身
柔道(したことないけど)みたいに、上手に受ける。許容とは違う感覚。投げられてるし、床にたたきつけられてるけど、怪我はしない。上手に受けられないと怪我するみたいな。
私は、たぶん受け身の練習が足りてない。それこそ、小さい計算ミスも全部隠しちゃうみたいに。

失敗は外に出す
自分で考え続けてると、延々に頭の中をめぐってしまうので
外に出す。相手の反応が見える場面で出す。他の人の教訓にもなるからできるだけ出していく

出来ない自分を認める
たぶん、これが私にとって結構つらい。できる自分でいたい。遺伝とかなんだろうか、私の子どもも出来ないことがあるとすぐに嫌になったりしている。自分を見るようでそれもまた辛い

正しい、理想、完璧、責任、あるべき姿
私を縛る言葉。母から直接言われたわけではない。でも、自然とそうあるように意識にある言葉。
ピアノで間違えたらやり直しさせられるとか、そういった類
自分の意志で完璧を目指してないからしんどい言葉。

失敗に対する受け身
失敗というより、戦うなら何かあって当然、怪我から身を守るための技が欲しい。嘘とか言い訳とかは、私の中で反則取られるので、世の中一般でリカバリー能力などと呼ばれる受け身の技の精度と種類が欲しい

朝井リョウの正欲を読んだからだろうか、金曜日に失敗したままで
今日回収しないといけないどきどきからだろうか、月曜の早朝からこんな思考が頭をぐるぐるしている。

最近、小説を読んでも映画をみても自己啓発ぽいような、社会問題のようなそんな部分を拾って感じてばかりいるので
頭空っぽにして、ただ楽しい・幸せになる・元気になる!というマンガでも小説でもそういったのが読みたい。

追記 2023年8月15日
久しぶりにnoteを書こうと思ったら、タイトルが分かりにくかったので修正。改めて読み返したら全く何の失敗したのか覚えてなくて、そんなものなのかなと思ったり。
最近は、自分の失敗を1人で頭の中で考え込まずに日記とか人に話すとかサクッと外に出すを意識してる。
あと、失敗したと思うならどれだけ早くリカバリーするかを考える方が心身に健康的。
それに、調べたら柔道の受け身にもたくさん種類があるらしい。
いろんな方法で大怪我しないようにしていこう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?