”ワクワク”で老いに立ち向かう【脳の成長について】
趣味が多く、様々なことに好奇心を持って生きている人は、そうでない人と比べて、認知症のリスクが低いこともわかっています。
『「脳を本気」にさせる究極の勉強法』より
老いは誰にでも訪れるものだが、そのスピードが人によって違うことは皆なんとなくわかっていると思う。
そのスピードの違いはどこから生まれるのか。
一つの答えは「好奇心」。
――ワクワクだ。
好奇心を持つことが老化防止になる
東北大学加齢医学研究所の教授にて、脳の専門家である瀧靖之先生による調査が冒頭のものだ。
好奇心が認知症リスクを下げる。
実際、ワクワクしている人の方が若さを保てそうだと思う。
また、好奇心を持ち、何かを学んだり実践したりする中で脳がさらに刺激されていく。
ではワクワクを持つためにはどうすればいいのか?
ワクワクは新しいことから生まれる
めちゃくちゃ当たり前のことを言う。
ワクワクは、新しいことに挑戦することで生まれる。
脳というのは慣れるものだ。繰り返せば神経が環境に適応していくのだ。
つまり、同じことを繰り返していてもワクワクは続かない。
いくら過酷に頭を使っていても同じ領域ではダメなのだ。
新しいことを見つけて、新たなワクワクを手に入れなければならない。
今、一番ワクワクしていることは?
ワクワクのメンテナンスのために毎日問いかけたいことがある。
――「今、自分が一番ワクワクしていることは何か?」
その答えに満足できるならOK。
もし疑問を覚えるのであれば、新しいワクワクを探しに行こう。
では、新しいワクワクを探すためにはどうすればいいか。
世界を広げることだ。
今まで見たことのない世界に行ってみよう。
自分が苦手だと思っていたことや、行ったことのない土地、関わったことのないコミュニティ。
小説や漫画などの創作物もワクワクの対象になる。
とにかく、新しいワクワクを持ち続けよう。
学習のアーティストを目指してます。学習ノウハウの体系化・学習体験のコンテンツ化を通して、学習者のレベルアップを手伝います。現状、お金よりも応援がほしい。