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SEO記事メインだった私が取材スキルを上げようと思った4つの理由

先日、noteにて、取材ライター・渡辺まりこさんのインタビュー記事を公開しました!

実はこれ、私のはじめての取材記事!
そして、誰かからお仕事としていただいたものではなく、取材スキルアップと実績づくりを目的として、自主制作という形で行いました。

今回は、そもそもなぜ取材スキルを上げようと思ったのか、という根本的なところを言語化してみます。自分の思考の記録を残す目的ではありますが、駆け出しライターさんや、ライター業に興味のある人にほんのちょっとでも参考になれば幸いです。

【結論】SEO記事メインだった私が取材スキルを上げようと思った4つの理由

ライター歴丸1年の私。これまでSEO記事やアプリ会員限定に配信する記事などの執筆メインに活動しており、インタビューや現地取材などの仕事は経験がありませんでした。そんな私が「取材したい!」と思ったのは大きく分けて次の4つの理由からです。

  • 「収入アップ」「時間創出」の両方を実現したい

  • 面白い記事をバンバン企画したい

  • 営業マン時代のヒアリングや会話スキルが活かせる

  • がんばる人を照らすスポットライトみたいな仕事がしたい

4つを考えたとき、今の自分に必要なものとして導き出したのが「取材ライティング」だったわけです。

【その1】「収入アップ」と「時間創出」の両方を実現したい

東京23区内で一人暮らしをしている私。今の生活のためにも、将来のためにも、まあ結構、収入面では頑張らないといけません。(私にとっては東京が住みやすすぎて、今の生活を維持したいのです)

それでいて、クライアントワーク以外の時間もほしい。
記事のネタづくりや撮影のために登山やキャンプにも行きたいし、noteでエッセイも書きたい。サウナも行きたい。やりたいことモリモリ。

収入アップと時間創出を両立させるには、仕事の「単価アップ」が重要。けれど、SEO記事だけでは正直厳しいと感じていました。
もちろん、SEO記事で文字単価5〜10円の高単価案件をもらっている人もいるので一概にはいえません。けれど、お金のあるメディアや企業、お金が動くジャンルでお仕事すればの話かなと思ったりします。

私は、アウトドアや暮らしジャンルがメインで、どちらかというと、とっつきやすく、誰にでも書きやすいもの。そして正直、超リッチな大企業は多くなく、ガンガンお金が動いたり、バズって大儲け、みたいなことも少なめな印象です(あくまでも個人の意見です)。
でも今書いているジャンルが楽しいし得意だから、このままでいきたい。

ならば、相場の高い仕事をもらえるようにスキルアップするべきダ!!!

相場の高い仕事=できる人が比較的少ない仕事=知識や経験が必要な仕事
というわけで取材の実績とスキルアップを狙いました。参考にしたのは以下のランサーズのページです。

【その2】面白い記事をバンバン企画したい

いま業務提携させていただいているのは、企画を持ち込んで書くことが多いアウトドアメディア。今までは、自分の中にある知識や経験をもとに書いたり、ググったりしていましたが、正直なところ、ネタ切れになっている感覚です。

コタツ記事から脱却して、幅の広い記事や、内容の深い記事を作らねば。そこで必要性を感じたのが、イベントの現地取材やギアメーカーなどへの取材経験・スキルです。私はライター業と並行してアウトドアショップでも働いていて、そのコネクションも活かせるし、企画の採用率も上がるはず。

取材スキルって、単なるインタビューの上手さだけではなく、どんな人に焦点を当てるのか、どんな切り口で書くのか、といった企画の部分のセンス?嗅覚?も含めてだと思っています。なので、実案件も経験しつつ、そこを磨きたい所存。

【その3】営業マン時代のヒアリングや会話スキルが活かせる

ライターを始める前は、ゴリゴリの飛び込み営業マンだった私。
毎日テレアポをして、現状をヒアリングして、そこで出た課題をフックに、「それ、うちで解決できますよ!」と売り込んで契約をいただく仕事です。

そこで培ったラポール形成の方法やヒアリングスキル、どんなタイプの人とも会話を盛り上げる方法などは、インタビューで使えるスキルかなと思っています。

【その4】がんばる人を照らすスポットライトみたいな仕事がしたい

これは、私がライターをやっている理由でもあり、会社でいう企業理念みたいなことです。(なぜこれを掲げているかは、長くなるのでまた今度)
これが達成できる!という直感が、取材したいと思って行動した大きな理由です。

「ライターとして今後どないしよ〜」とふんわり思っているとき、尊敬するライターの古賀史健さんのセミナーをYouTubeで見ました。

自身の著書『取材・執筆・推敲』出版記念のnote主催のセミナー。その終盤で古賀さんは、ライターについてこんなことを仰っていました。

「大事なこと、素晴らしい活動をしているんだけれど声が小さいがゆえに誤解されている人、過小評価されている人がいる。ライターはそんな人の隣に立って、拡声器として、声をできるだけ正確に、遠くまで届ける。ライターはそういう拡声器のような役割を担っている。」

「書く人」から「つくる人」へ。『取材・執筆・推敲』出版記念 古賀史健さんライター講座より

「これじゃん!私のしたいこと!」

ビビッときました。埋もれてしまっている素晴らしい人やモノを照らせる。取材という仕事の意義を考えたことがなかったけれど、こんなに自分のやりたいことと近かっただなんて。

というわけで、自分の自己実現のためにも、取材が必要と確信したのでした。

取材への挑戦はつづく…

ダラダラ書いてしまいましたが、以上の4つが取材スキルを上げたいと思った理由でした。誰かの役に立つかは分からないけれど、自分が将来、何のために仕事しているか分からなくなった時に読んで、初心に戻れるように文章にしました。

そんなわけで取材スキル強化を始めたわけですが、初めての取材はもう反省点だらけ(笑)。初めてのインタビュー・執筆を終えて感じたことや、反省点はまた後日書きます!

みなさま、それぞれ状況は違うけれど、一緒にがんばりましょう!


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