あけみ Y.

人生は始まらぬまま終わりを迎え 人類の歴史も宇宙の夢のごとく 書きつくる文もスターダス…

あけみ Y.

人生は始まらぬまま終わりを迎え 人類の歴史も宇宙の夢のごとく 書きつくる文もスターダスト✨ 若く見えても中身は昔から若くない人🙋‍♀️ とにかく書く✍️ 推敲する余力もなし とにかく書き遺す

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『遺書』 1 書き始め

もうすぐ死ぬのだなと思っている。 母のところに往く。往けるだろうか。 私には医療が与えられていない。社会保障もない。市役所に行ってもひどい目にあう。 医療がないので身体の具合が悪くてもどうしようもない。自由診療で行くお金はもちろんない(そもそもそんなお金があったら世の中から排除されない。悪循環、「鶏と卵の関係」だ。) そろそろ死ぬしかないのだなと思っている。 まあこれほどまでに頑張って無理して世の中をよくしようとしてきても、世の中から相手にされなかった。誰も耳を貸さなかっ

    • いつまで生きていられるかわからないので、Blueskyをやめた。ここももうあまり更新するつもりはない。書いた遺書を校訂して一本に編集してまとめたいけれど、その余力がない。ここのアカウント自体も面倒を見きれないので、それが精神的に引っかかって刺さる。

      • 北海道でも気温が高くなって雪の質と降り方が変わってしまったし、スギ花粉が増えてきつつある。予想は、していた。世間の人々の意識のなさのほうが信じられない。 グレタ・トゥーンベリ氏などのように、グリーンピースみたく強硬的に出ても効果はないと思うけど、どうやったって救いようがない……

        • 母の若い頃の服を着たかった。時代も身長も合わないけど。 母の死んだところに私も同じように寝て、同じ景色をみてみたかった。 もう、ないかもしれないけれど。 あっちが先に死んでくれないと、かなわぬこと……。 アレは再婚しているかもしれないし養子でもいるかも。のうのうと。

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        『遺書』 1 書き始め

        • いつまで生きていられるかわからないので、Blueskyをやめた。ここももうあまり更新するつもりはない。書いた遺書を校訂して一本に編集してまとめたいけれど、その余力がない。ここのアカウント自体も面倒を見きれないので、それが精神的に引っかかって刺さる。

        • 北海道でも気温が高くなって雪の質と降り方が変わってしまったし、スギ花粉が増えてきつつある。予想は、していた。世間の人々の意識のなさのほうが信じられない。 グレタ・トゥーンベリ氏などのように、グリーンピースみたく強硬的に出ても効果はないと思うけど、どうやったって救いようがない……

        • 母の若い頃の服を着たかった。時代も身長も合わないけど。 母の死んだところに私も同じように寝て、同じ景色をみてみたかった。 もう、ないかもしれないけれど。 あっちが先に死んでくれないと、かなわぬこと……。 アレは再婚しているかもしれないし養子でもいるかも。のうのうと。

          母の殺され方と似た連続不審死事件が、父親のきょうだいの嫁ぎ先で起こっていて、けれど警察はやっぱり自殺で処理したことも、ある週刊誌で知った。 はたして犯人がアレなのか、それともきょうだいや嫁ぎ先の同じ宗教の家なのか。わからないけれど。 政治と宗教と組織的犯罪が動いているらしい。

          母の殺され方と似た連続不審死事件が、父親のきょうだいの嫁ぎ先で起こっていて、けれど警察はやっぱり自殺で処理したことも、ある週刊誌で知った。 はたして犯人がアレなのか、それともきょうだいや嫁ぎ先の同じ宗教の家なのか。わからないけれど。 政治と宗教と組織的犯罪が動いているらしい。

          書き忘れたことも書いていないこともいくつもあるけれど、しんどいのでひとまず終わりにする。身体のあちこちが痛いとか食べても食べても少しずつ痩せるとか時々吐き気するとかあるから。

          書き忘れたことも書いていないこともいくつもあるけれど、しんどいのでひとまず終わりにする。身体のあちこちが痛いとか食べても食べても少しずつ痩せるとか時々吐き気するとかあるから。

          『遺書』 65 命日は増えてゆく

          [前回からの続き] 祖母が亡くなったという一報は全くなくって、遺言執行者の弁護士からの通知で初めて知った。 祖母が亡くなったのは緊急事態宣言中。葬儀もなかったはず。葬儀が行えないんだから、呼ぶもなにもない。きっと岡江久美子さんみたいに、遺体が先に焼かれたんだろうと思う。 だいいち、たとい死の直前に呼ばれたとしても、北海道から現地に行けない。それに、顔を合わせられもしない。感染防止。 まあ、たぶん、呼ばないんだろうけれど。 祖母は公正証書遺言をのこしていた。相続は、法定相

          『遺書』 65 命日は増えてゆく

          『遺書』 64 最後の審判

          [前回からの続き] 祖父の遺産の分割。家庭裁判所から改めて、調停案が届いた。 父親が相続せず、そのぶん全てを私が相続する内容になっていた。 ようやく、認められた。 ――母の死が。 祖父の法定相続人だった母。その相続人を手にかけた夫が相続するのは、おかしい。 お金の問題ではない。 母が認められないことに、私は耐えられなかった。 母はせっせと自宅で働いて、この夫が会社で稼いでいけるようにしてきた。それでも、お金のかたちで蓄財していけるのは男のほうばかり。帳簿上は、母の

          『遺書』 64 最後の審判

          『遺書』 63 「それでは母が浮かばれない」

          [前回からの続き] 中身のない不気味な封筒が投函されるのは、何年間か続いた。けれどそれは、いつの間にか、いつしか、なくなった。最後に差し込まれたのがいつかなんて、いちいち記録をしていないし、おぼえていたくもない。気持ち悪いので、封筒はいつも、破いたり燃やしたりして処分してきた。 幼い頃から私と、私の母を、虐待してきた、あの父親。"面前DV"を毎日やっていたあの男。私が小学校にあがって成績が普通ではないことにようやく気づくと"教育虐待"に切り替えたヤツ。自らの妻に、"治療す

          『遺書』 63 「それでは母が浮かばれない」

          『遺書』 62 役所からの手紙

          [前回からの続き] 北海道に避難してきて初めての冬を、また怯えながら過ごした私。うち震えていた。 もちろん、寒さでも震えていたけど。"寒い"で済むレベルではなくて、"凍える"。"しばれる"ともいう。私はあの毒親、犯罪者にも"縛られている"のだけれど。 ポータブルストーブと、そして掃き出し窓があまりに気密性のないものだから、"窓張りシート"という透明プラスティックシートをホームセンターで買ってきて、窓を覆って隙間風を止めたりもした。 泣き出しそう。声をあげて泣き出せれば、どん

          『遺書』 62 役所からの手紙

          『遺書』 61 名無しの封筒

          [前回からの続き] 移住……というか避難なのだけれど、北海道に避難してきて初めて冬が来る。雪にも寒さにも慣れないといけない。 いや、晩秋の時点でもう、とても寒い。 寒さは苛酷。けれどFFストーブを買うお金も、それを焚くランニングコストも払えそうにない。だからとりあえず、ポータブルガスストーブを買った。 ――普通、ではない。 そして雪道も寒さにも慣れるために、いままで日課にしてきたランニングも続けた。凍結路面で転んだことも繰り返しあった。 走らないと、太るのが怖い。 そし

          『遺書』 61 名無しの封筒

          根室本線の富良野以南が終わった。私も乗ったことがある。東鹿越と新得のあいだはバスだったけれど。 化石燃料が燃やせないのに、資源が足りないのに、資源コストを増やしていく……。人類は、小さくゆっくり生きなければならない。

          根室本線の富良野以南が終わった。私も乗ったことがある。東鹿越と新得のあいだはバスだったけれど。 化石燃料が燃やせないのに、資源が足りないのに、資源コストを増やしていく……。人類は、小さくゆっくり生きなければならない。

          黄砂がつらかったけれど、買い物に行かなければならなかった。ハイパーインフレという感じなので、多くの人が買いだめに走っていて混んでいる。トイレットペーパーとかテイッシュペーパーとか、割安なのは売り切れで棚がスカスカ。 中小企業は粗利益がでないので人件費を増やせない。拡がる格差。

          黄砂がつらかったけれど、買い物に行かなければならなかった。ハイパーインフレという感じなので、多くの人が買いだめに走っていて混んでいる。トイレットペーパーとかテイッシュペーパーとか、割安なのは売り切れで棚がスカスカ。 中小企業は粗利益がでないので人件費を増やせない。拡がる格差。

          『遺書』 60 つかの間の“普通”暮らし

          [前回の続き] ほとんどの家財を棄ててしまっている“自宅”に戻り、いよいよ引っ越し。量が少ないので単身用の小さな“パック”で充分。 今まで生きてきたなかで貯まってきた資産のほとんどは棄てざるをえなかった。父親に引っ掻き回されて叩き潰されてきた人生。資産がない。職すら奪われたり妨害されてきたのだから。私が懸命に蓄えてきた、蓄えようとしてきたのも、台なしにされたのだから。 “着の身、着のまま”に近い。近場なら“赤帽”の個人事業主の軽トラックに頼んでいただろうと思う。けれど、

          『遺書』 60 つかの間の“普通”暮らし

          『遺書』 59 私の孤城

          [前回からの続き] 避難先にするマンションの購入契約。もしかすると一生涯に一度で終わるかもしれない、不動産購入。この“フツー、住むところではない”部屋が、“ついのすみか”になる、その覚悟もあった。けれどできることならば、数年くらいで“フツーの暮らし”に戻りたい、戻れるんじゃないか、そんな、甘いけれど、ほのかな望みも棄てきれないでいた。 代金をATMで引き出した。東京から持ってくるのは危ないから、銀行に預けて現地で引き出すことにしていた。めったに持つことのない量の札束。 現

          『遺書』 59 私の孤城

          『遺書』 58 昭和のままの、ヘンな家

          [前回から続く] 部屋の内装は1980年くらいのまま。一言でいえば、昭和後期。 私が幼い頃に住んでいたマンションと似ている。懐かしくて住み慣れた感じで、そして、“時間が止まっている”。 天井はジプトーンだし。蛍光灯が付いている。しかも輪のほうではなくて、直管。最初から事務所仕様だったようだ。蛍光灯とはいえ、消費電力は大きいだろうと思う。 電話はモジュラージャックではなくってローゼットで、穴から電話線がむき出しで出ていた。黒電話の時代。その電話線は1回線分だけではなくて、さな

          『遺書』 58 昭和のままの、ヘンな家