片付けのコツ 写真バージョン
こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。
数年前に、かなり思い切った断捨離をしました。
今まで一番大変な片付けだったと思います。
私は、とにかくものが捨てられませんでした。
明らかに使わないと分かっていても、取っておいてしまうのです。
洋服、旅行先でもらったタオルや歯ブラシ、アメニティグッズ。
映画やコンサートの半券、おいしいレストランのパンフレット。
上げれば、キリがありません。
その中でも、なかなか捨てられなかったのは「写真」でした。
今なら携帯で撮影して終わりです。
わざわざ現像することは、ほとんどありません。
でも、20年、30年前は違います。
その当時は、カメラで撮りまくりました。
あまりにも数が多いので、何とかしよう。
そう思い、残しておくものと処分するものに分けたのです。
これは、かなり大変な作業でした。
私は旅行好きなので、どこか行くたびにどんどん写真が増えていくのです。
食いしん坊ですから、お料理はもちろん必須。
何枚も同じような写真がありました。
片付けをはじめて驚いたのは、風景写真。
思ったよりも、多かったのです。
人物や食べ物とは比較にならないくらい、たくさんありました。
きれいで、似たような写真が何枚もあります。
「この量の写真を全部チェックするのか......」
もちろん、一日二日では終わりません。
何度も挫折しそうになりました。
片付けの得意な友人に話をしたところ、「コツは見ないで捨てること」と言われたのです。
確かに、それが一番。
アドバイス通り、見ないで段ボールごと捨ててしまおうかと思ったのですが、結局、それは実行できませんでした。
でも、このままだと捨てる量が少ないので、片付けになりません。
そこで、ルールを見直すことにしたのです。
①30年後も、見返すと思えるかどうか。
②同じような写真は、1枚か多くても2枚だけにする。
正直なところ、このルールでも最初はうまくいきませんでした。
悩む時間が多くなるのです。
そこで、もう1つルールを加えました。
③判断する時間は10秒。それで選べなければ処分する。
自分で設定しておいて何ですが、厳しかったですね。
何でこんなルールにしてしまったんだろうと、何度も思いました。
それでも片付けていくうちに、いるかいらないかを判断するスピードが、段々早くなっていったのです。
おそらく、写真に対して、必要以上に感情移入しなくなったからでしょう。
判断する時間も10秒かからなくなり、アルバムを開いた瞬間、パッと決めることが出来るようになりました。
片付けに限りませんが、捨てるときには、最初にルールを決めておくことが大事ですね。
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