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読書好きの本選び

私の趣味は読書です。

もう、とにかく、本が好き。
どこへ行くにも必ず本を持って行きます。

近所のスーパーへ買い出しに行く時でさえ、
バッグに入れます。

パートナーはいつも呆れています。

「どうせ読む時間がないんだから、
わざわざ荷物を重くしなくてもいいんじゃない」

「そうなんだけど、ないと落ち着かないの」

しかも、一冊ではありません。最低、二冊。
理由は、選択肢がほしいからです。

もし、読む時間があったら、
その時の気分によって読みたいと思う方を選びたい。

小説とエッセイ、料理本と自己啓発本、ハウツー物と伝記。
組み合わせは色々です。

決められなくて、三冊、四冊になることもありました。
さすがに、重い……。

買い出しに行く前から重くしてどうすると
自分に突っ込みを入れますが、
だからといって軽くする気になれません。

時間がないとはいえ、
ちょっとした隙間なら見つかるのです。

たとえば、トイレ。

数分であっても座れますから、そこで読みます。
ほとんど、中毒ですね。

旅行に行くときも、本は欠かせません。
何泊するかによりますが、多めに持って行きます。

でも、意外と読む時間がないのが現実。

一人旅ならともかく、
相手がいますから、そこで開くのは気が引けます。

どうしても、活字が読みたい。
その為にガイドブックがあるのです。

目的地の景色、神社仏閣のいわれやゆえん、
お土産屋さんの紹介。

カラフルできれいな写真が詰まっています。

それを見て、
説明書きを読みながらおしゃべりするのが、とても楽しい。

特に盛り上がるのは、レストランの案内です。

類は友を呼ぶといいますが、
パートナーはもちろん、友人も男女問わず食いしん坊が多い。

あれが食べたい、これが食べたい、
こっちの方が美味しそう、いや、これも捨てがたい。
一カ所しか行けないのに、候補のお店がたくさん出てきます。

それぞれのお店の特徴を読んでいると、
時間を忘れそう。

目的地とは関係のないページまで読み始めてしまい、
注意される始末。

レストランに入り、メニューが渡されると、
とりあえず全て目を通します。
注文するしないにかかわらず、読みたい。

食べたいものが決まっても、
読み終わるまではメニューを離しません。

活字中毒と言うより、単なる食いしん坊なだけかも?

最近は、スマホで色々な記事を読むことが多くなりました。
それでも、変わらずに本を持ち歩いています。

単に活字が好きというよりも、
ページをめくるときの感覚に、魅かれているのかもしれません。

期待とワクワクがセットになり、
それでいてほんの少し緊張しているような感覚です。

これから野菜と魚を買いに行きます。
おそらく、読む時間はないでしょう。

それでも、持って行く本選びは、とても楽しい時間です。

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