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アスパラ餃子

こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。

わが家の近所にある大型ショッピングモール。
特に用事がなくても、しょっちゅう通っています。

在宅で仕事をしていますから、運動不足になりやすい。
気分転換も兼ねて歩き回ります。

ウインドウ・ショッピングはもちろんですが、他にも楽しみがあります。

それは、「物産展」
全国からおいしいものを筆頭に、名物が勢揃いするのです。

それに遭遇すると一気にテンションが上がり、下がる気配がありません。

旅行どころか、外出も気兼ねしてしまう生活ですから、旅の気分を味わうのにぴったり。
いつ行っても、人だかりがしています。

目を輝かせて、ウロウロしている私に、元気の良い声がかかりました。
「珍しいアスパラ餃子です。いかかですかー」

アスパラ餃子

餃子はもともと色々な種類がありますし、お店のオリジナルも多い。
でも、アスパラ餃子は初めてです。

店員さんの呼びかけに反応したのは、私だけではありません。
家族連れと思われる人達も売り場に近寄りました。

香川県のブランド、「さぬきのめざめ」というアスパラガスを使っているというのです。

長いものだと、50センチになるらしい。
食べ応えがありそうですね。

実際に使っているのは根元とワキメの部分。
〇根元はシャキシャキ感を出すため。
〇ワキメは一番味が濃いと言われている。
納得するようなしないような、微妙な説明でした。

他の材料にもこだわっているらしい。

お肉は「オリーブ夢豚」使用とのこと。
オリーブ採油後の果実を食べている豚と聞いて、さすが南国だなと思いました。贅沢なエサです。埼玉県人の私は感心するしかありません。

「この豚肉はですね、口の中に入れると、甘くとろけて、でもあっさりしているんですよ」
店員さんが嬉しそうに語っています。
その笑顔がとても良かった。

餃子の皮は、もちろん香川県で撮れた小麦粉。
製麺所で皮を製造しているそうです。
さすが、うどん県。

餃子とセットになっているタレも珍しいものでした。
原材料は、小豆島のおしょうゆ、希少糖、三豊産レモン。
「レモンじょうゆ」なのです。

おいしそう。

これは買うしかない。
そう思ったのですが、この時はたまたま打ち合わせが控えていたので、終わった後にもう一度立ち寄ることにしました。

用事を済ませて、催事場に向かいました。
今日の夕ご飯は、アスパラ餃子
顔がほころびます。

それなのに。
購入出来なかったのです。
閉店の2時間前だというのに、売り切れてしまったのでした。

自分が、しぼんだ風船のようになってゆくのを感じました。

一期一会の意味を噛みしめながら、スーパーで買い物を済ませて帰宅。
下がったテンションでご飯を作るのは悲しいですね。

次回は必ず買おうと、誓ったのでした。

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