図書館だより
図書館のカウンターには、魅力的なものが置いてあります。
通常は、パソコンと図書カードをのせるための小さなトレイ。
メモ帳とえんぴつ。
そして、「図書館だより」
小学校の頃から図書委員で、学校新聞に記事を書いていた私としては、毎回楽しみにしているのです。
冊子名は、ハピネス。
キャッチフレーズは、「中学生・高校生のための読書情報誌YA」
それ程ページ数は多くないのですが、手作り感があふれています。
表紙の字と絵は手書き。
縁側に座った女の子がスイカを食べています。そばには、割烹着姿のおばあちゃん。丸めがねをかけてニコニコしています。そしてつるされた風鈴。
ザ・夏、という絵ですね。
中を見ると、編集部員のおすすめ本が載っていました。
まず、タイトルと著者、出版社が書かれています。
そして、4行か5行くらいの簡単な紹介。
表紙同様、こちらも全て手書きなのです。
あらすじだけをかいつまんで書く人、キャッチフレーズと感想を書く人、どんな人に読んでもらいたいかまで書く人。
それぞれの個性が見えて、面白い。
字を見ると、一生懸命書いたことがよく分かります。
上手い下手ではなく、考えながら綴っている雰囲気が感じられました。
まさに、手書きの味ですね。
また、紹介されている本が、どの図書館にあるのかも教えてくれるので、助かります。
「中央図書館にあります」
「ごめんね、この本は所蔵していません」
「文庫本はないけど、単行本はあるよ!」
こういう情報が、可愛いひよこやクマの絵とともに、載っているのです。
思わず、微笑んでしまいました。
ペンネームも笑ってしまうものが多い。
ぷりんあらもーど
みかんフラッペ
両方とも女子です。
食いしん坊な私は、親近感を覚えました。
匿名希望は男子ばかりです。
今回の冊子に、編集部員募集中というちらしが入っていました。
イラストが得意な人!
記事を書いてみたい人!
作成した情報誌は、市内の図書館や学校に配布するよ!
応募したい。
しかし、対象は市内在住、在学の小学5年生から高校生。
2,3歳くらいなら、さばよもうかと思いましたが、数十年違うので、さすがに無理。
あきらめました。
代わりに?こうしてnoteの記事を書いています。
発表の場があるのは、ありがたいですね。
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