父の義父
我が家の父 = 父さん
父の義父 = おじいちゃん
我が家の父は俗に言う「婿養子」となり、母と結婚をした。
ただ単に「婿」になるのではなく、養子縁組をして、おじいちゃんの子どもに一度なり、母と結婚💒
そこにはおじいちゃんのこだわりがあったらしい。
婿としてではなく、息子として来て欲しいと。
婿という立場でなく、親子になろうと✨
私の父は、あまり幸せな子ども時代を過ごしていない人でした。
だから俄かにこの祖父の深い愛情を理解できなかったと思います。
とにかく若い頃の父は、子どもには優しかったのですが、小さな子どもがするかの如く、祖父の愛情を試し行動をするかの如くヤンチャをしていました。
その都度、祖父は黙って、父を信じる姿勢を崩しません。
その気の長さと、人を信じる根気強さは計り知れない人です。
生前、祖父が母に
「力不足で、言葉足らずのじいさんを許してくれ」
と言った事があるそうです。
決して力不足なんかではない。
言葉足らずではない。
言葉を発するだけが主張でも、教育でもない。
祖父は愛を知らずに育った父を一生懸命育てたのだと私は思う。
何故なら、今、父は祖父のように畑に入り、黙々と作業している。
作業を語らず、母との休憩時間のお茶を楽しむ姿は昔のヤンチャな父からは想像出来ない。
長い長い時間をかけて、おじいちゃんは子育てをしたのかもしれない。
おじいちゃん、おじいちゃんのヤンチャな子どもはちょいとハゲたけど、いいおじいちゃんになってるよ。
貴方の優しさと教えを感じれる日々を私は嬉しく思っています。
父の義父とは
本当の父親以上の父!
そして
私がこの世で一番尊敬する存在!
おじいちゃん、私は貴方の元に帰ってきました。
ただいま🙋♀️
祖父の手帳を見つけて、この想いをつづりました。
10 無言行
なかなかおじいちゃんのようには、生きれません🐹💓
ではまた明日。
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