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「ワンオペ」から考える、言葉への違和感の正体

おはようございます。
お読みいただきありがとうございます。

4歳2歳男の子の母。
今日は私の頭の中のおはなし。
(かなり話があっちこっちに飛びます。汗)


先日、仕事の中で
綺麗なお姉さんにお会いしました。
お話を聞けば、3歳1歳男の子の母だと。
私、4歳2歳男の子の母。
わーっ!!!となり、
次男のヤンチャぶりや、男の子2人育てるの大変〜!など、
いろいろお話させていただきました◎

が、違うところが1つ。
彼女は今専業主婦で、子どもたちをずっと家で1人で見られているとのこと。
ご主人の帰りも遅く、ご実家をそれほどアテにされている感じでもなく、
「毎日ワンオペで息抜きできなくて…」
と。

パッと見た感じは子どもがいるなんて思えないくらい、すごく綺麗なお姉さんだけど、
話をすると、もしかして日中大人と話をするのも久しぶりなのかも、という雰囲気。

私は次男が生まれる前に、長男を保育園に入れたので、
彼女の苦労は計り知れない。

来春から働こうと思っているとのこと。
彼女が家庭以外にも自分の輝ける場と出会い、
仕事も育児も充実した日々を送れますように◎


*****


さて、ここからが本題で。

彼女が言っていた
ワンオペ
という言葉。

長男を育てる中で、急に聞かれるようになったのですが。

なんだか、ちょっと違和感というか
むむむっ?
という感じがしました。

そして、その違和感のようなものが、
今でも時折ひょっこり顔を出します。

子育てするようになって知った言葉はワンオペ以外にもあって、

HSPHSCとか

産後うつは聞いたことあったけど
産後クライシスは知らなかったとか

発達障害という言葉は何となく知ってたけど
そこにADHDとかASDとか様々な分類があるとか
LD(学習障害)というものも存在するとか

あと子育てだけの話じゃないけど
LGBTとかLGBTQとかも、ここ数年で知った。

このような言葉を知って、
最初まず、むむむっ?となる自分がいる。

そこに関して、そのむむむ?の正体、違和感の正体を、考えてみました。


※誤解のないようにしておきたいのは、
今↑いろいろな名称を挙げましたが、
それに該当する方への違和感ではない。
少数派を差別するとかそういう気持ちは、(少なくとも自覚している範囲では)ないです。
ただ、新しい言葉・呼称がどんどん出てくることに関して、私の頭の中がざわざわしている、そのことに対する考察です。
失礼があれば、申し訳ありません。どうぞご指摘ください。

1.育児中、突如現れたカタカナ・アルファベット

…何やねん、それ。って感じでしょうか。笑

長男が赤ちゃんだったとき、

私はまだ言葉を上手に発さない我が子に、
あれこれ上手に声をかけられるようなタイプでもなかったので、

それはそれは静かな生活をしていました。

日中は、ひらがなとオノマトペしか発していないんじゃないかという生活。

そこに、突如現れたワンオペという言葉。

ワンオペのオペは、オペレーション。

オペレーション。
手術だったり
市場操作だったり
システムとかソフトとかだったり…
とにかくビジネスで使う言葉として認識していた
オペレーションが

ひらがなだらけの育児にあてはまることへの、違和感。

ワンオペの意味を理解して、なるほどと思ったけど、
それでも残る、不思議な言葉の響き。。

育児中は、どうにもこうにも頭の回転が悪くなるようで
(私だけ?仕事復帰後1年経った今、ようやく少しずつ頭が回るようになってきた気がする)

HSPとHSCも、(人一倍繊細な人or子ども等と訳されたりする)

えーっとー、PはパーソンのPだから、大人、
CはチャイルドのCだから、子どもで…
っていう具合に、
1つ1つ、ゆっくり考えないとわからない。
(あれ?今でも?笑)

新しい言葉を知るたびに、
ちょっと頭と心がざわざわ。

が、
その原因は、もちろん
ただカタカナやアルファベット表記だからというだけではない。

はい次。

2.ホメオスタシスゆえ?

…カタカナ苦手やったんちゃうん!?というのは一旦置いておいて。
日常会話で、ホメオスタシス!と言うことはまずないけど、
強いて言うならこれ、ということで。

ホメオスタシス。生体恒常性。

かなりざっくり言うと
今までの自分をそのままに保つ
みたいな言葉。

暑くても寒くても体温を一定に保つ、のような
生理的な機能はもちろんのこと、
思考回路とか習慣とかに対しても言われていて。

今日からダイエットしよう!とか、
今日から早寝早起きしよう!とかが
なかなかうまくいかないのは、
このホメオスタシスによるものなんだそう。

今までの私で無事に生きてこれたんだから
生活スタイル変える必要ないやん!!と心身が叫んでいるような。そんなイメージ?

そんなホメオスタシスゆえか、
新しい言葉が降ってきたとき、
私の頭と心はいつもざわざわ、むむむっ?と身構えてしまいます。

昨日まで知らなかった言葉を
明日当たり前に日常会話に盛り込む柔軟性は、
私には全くないようで。。

昔から流行語とか略語とか、スッと自分の口に馴染まなくて、(あ、村神様は馴染んだ。)
子どもが産まれても赤ちゃん言葉なんて急に使えるはずもなく(結局ずっと使っていない)

カチカチの頭と心のまま、
30代半ばを迎えています。

今後柔らかくなることは、あるのかなあ。。

ただ、ワンオペにせよHSPにせよ発達障害にせよ、
その言葉・その分類が生まれ、自分(や家族)がそれに該当するとわかったことで、救われたという方が多数おられることも、わかっています。

なので、こういった新しい言葉・呼称は今後も細かくたくさん生まれていくのでしょうが、
それによって救われる方、生きやすくなる方がおられることは良いことだと思っています。

私の柔軟性が追いつかないだけ。

3.そもそもワンオペ育児をほとんどしていない

これ。
これです。

ありがたいことに、
朝起きてから夜寝るまで、ずーっとずーっと、1人だけで子どもの世話をした、なんてことは
あんまりなかった気がします。

まず長男はスーパーよく寝る子だったので、
1人だけで見てても自分時間を確保できたし
次男が生まれる前には保育園に入った。

夫は優しいし、いざというときには双方の実家に協力してもらうこともできる。

そのときそのときで、それなりに苦労もあったかもしれないけど…忘れた。笑

そして子育てはその大部分は母がするものだという
昭和かよ!な価値観が、未だ私の中に根強くある。
(昭和生まれだし)

あんまり苦労してないから、そんなことが言えるのかな。


*****

…なーんてことを、ぐるぐる考えていて、
ちょうど見かけたコチラ。

今回の私のテーマと重なっているところがあり。
(直接関係ないテーマで取り上げさせてもらってスミマセン。)

この記事を読んで、自分の考えをまとめて、
そして、気づいた。

4.罪悪感。なんかすいませんっていう感覚

3で、私はあまりワンオペ育児してません、と書きました。

そこに対する罪悪感というか、なんかすいませんという感じ。

みんなワンオペ育児に苦労してるのに、私は苦労してなくてどうもすいません。

他にも
・ずっと独身かなあって彼氏いない友達と言い合ってたのに、急に彼氏見つけて結婚して、すいません

・結婚して何の苦労もなしに子どもも授かって、なんかすいません

・数年前なら時短勤務はかなり言い出しにくかったのに、今当たり前に時短勤務させてもらってる。どうもすいません

なーんて。
探せばまだ出てくると思うけど、もうやめとこ。
見苦しい。泣

そして、この自分の考え方に気づいて…

は?
何これ??
誰に対して
何に対して
なんかすいません…って思ってるん!?

誰にも何にも、得にならない感情やん。

それなのに、人生の節目節目で、結構思っていた。

…うわ〜無駄。めっちゃ無駄。

私、超めんどくさい女!!!汗
(知ってたけど)

そんなことを考える、
頭と心のスペースが勿体ない!!!!!

今の環境に満足しているのなら、
そこにただ感謝して、
この日々が続くことをただ祈ればいいだけ◎

そこに無駄な罪悪感は要らない。



*****


読みながら、何やねんこれ!?と思われた方、
どうもすみません。

お見苦しいものを見せてしまったような。

最後までお付き合いいただいた方、
ありがとうございました。

多分頭と心の中に、
無駄な感情・思考、まだまだある。

無駄なモノ、どんどん手放していきたい◎


小さな幸せがあふれる毎日でありますように。

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