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絵本が橋渡しをしてくれたもの。

おはようございます。
お読みいただきありがとうございます。

4歳2歳男の子の母。
今日は絵本のおはなし。

『HUG』
作 JEZ ALBOROUGH
出版社 Walker books

日本語版は『ぎゅっ』らしいのですが、
私が持っているのは英語版だけ。

本文はほとんどが
HUG
だけなので、どんなに英語ができなくても読める一方で、
逆に読みにくさもあります。

(難しい英語は、それはそれで読めないけど。

『しあわせのバケツ』
作 キャロル・マックラウド
絵 デヴィッド・メッシング
出版社 TOブックス

↑これは、日本語も英語も両方書いてある絵本。
長男が英語で読んでと言うので一生懸命読んでみたけど、
読むのが下手過ぎたようで「おかあさん、もう、えいごはいいわ。にほんごで、よんで。」と言われました。
4歳の息子に英語力を見限られた母。笑)

括弧書きが長くなりましたが、
とにかく『HUG』は、読める。けど、ちょっと難しい。
ので、私は自分では選ばない絵本。

それを、ここ数日長男が持ってくるようになりました。

何度か読んでいると、
「おかあさん、HUGって、なに?」
と長男が聞くので、

「こういうこと!」と、ぎゅーっとすると
長男も次男も
「Hu----g!!!!」
「Hu-------g!!!!!」
の大合唱になり。

中でも長男は
「あしたおきたら、HUGして?」
と連日続けて言うようになったので、

おや?と思い、
「もしかして、普段からもっとHUGしてほしいと思ってた?」
と聞いてみると、

長男「うん。」

…やっぱり。

私「なんで言わんかったん?お母さんが、嫌って言うから??」
長男「ちがう。次男ちゃんが、おかあさんに、だっこだっこ、いうから。」

…あら。遠慮してたのね。
そして、抱っこしてほしい気持ちを、
絵本とともに、持ってきたのね。

そういえば、次男が生まれる前後には、こればっかり読んでいたことも。

『ちょっとだけ』
瀧村有子 作 鈴木 永子 絵
出版社 福音館書店

弟が生まれて、なっちゃんはお姉さんになりました。お母さんは赤ちゃんのお世話で忙しいので、いつもなっちゃんの要求に応えてあげるという訳にはいかなくなりました。そこで、なっちゃんはいろんなことを自分ひとりでやってみます。お姉さんになったからと頑張るなっちゃんですが、眠くなった時だけは、どうしてもお母さんに甘えたくなります。お姉さんになったことで感じる切なさ、そしてそれを乗り越えることで成長していく子どもの姿を母親の深い愛情とともに描いています。
出版社より内容紹介

お兄ちゃん・お姉ちゃんになった子へのオススメ絵本の、おそらく定番中の定番である絵本。

長男も例に漏れず随分とお世話になりました。

*****

たとえ2歳でも3歳でも4歳でも、
子どもはちゃんと本音と建前を使い分けていて、
子どもは子どもなりに、一生懸命考えているんだなあと
ハッとさせられることが、時々あります。

でもそのあふれ出る気持ちを、
絵本とともに、持ってくる。

絵本がなくたって、子どもの気持ちを丁寧に感じられる人もたくさんいるのだろうけれど、
私は、子どもが持ってくる絵本を見て初めて、
あれ?今こんな気持ち?と気づくことも多い。

絵本が橋渡しになってくれているのだなあ…!!
と思いました。

きっと見逃していることもたくさんあるけれど。
今回は、見逃さずに済んだよう◎

*****

古い記憶を辿ると、こんなことも。
私が多分小学校1年生か2年生のとき。

普段は言わないのに、
どうしても階段を降りるのに抱っこしてほしくなって
母に抱っこしてと言ったことがあります。

怒られるんちゃうかな…?と思いながら。

でも、母は抱っこしてくれて、
それが嬉しくて、その後は一度もそんなお願いをしなかったと思うのだけど、
(もう小学生だったんだから、当たり前か。)

今、母になって思う。
あのとき母が
「もう大きいのに何言ってるの!!」とか言って怒ったら
私は母への信頼を、甘えを、封じたかもしれないと。
母がこのとき、私の想いに応えてくれて、良かったなあと。

そして、この記憶があるから、
長男の、言葉にならない甘えを、
できればこちらから気づいてあげたい。

そう思いながら
なかなかできない自分もいて、泣
絵本に橋渡しをしてもらっている次第。

*****

何の話かわからんようになってきた。

絵本に橋渡しをしてもらって良かったというのと、
子どもの甘えは敏感に察知したいという

あれ、2行で書けちゃった、それだけのおはなし。

お読みいただきありがとうございました。

*****

お兄ちゃん・お姉ちゃんになった子へ。
私はこれが好きです。

『あかちゃん』
ジョン・バーニンガム 作
谷川 俊太郎 訳
出版社 冨山房

1976年発行!!
どうりで うばぐるま とか書いてるわけ!笑

*****

小さな幸せがあふれる毎日でありますように◎
…ってほぼ毎回書いてるけど、
今ふと思った。

子どもたちの小さな幸せを生み出せる私でありますように。

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