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【ストレングスファインダー®】 アカツキ社員のトップ5の資質を大公開

1日目に担当した小能さんの記事は、アカツキが誇る生粋の釣り師の強みや個性がギシギシに詰まったnoteでしたね。

(小能さんの捌く魚、いつも美味しく頂いてます。感謝です)

常に最高を求める姿勢、楽天的な雰囲気、どんな時も柔軟に対応していく資質、次のトライを果敢にみつける着想、自分の見つけた秘訣を惜しみなく周りに伝えていく姿勢、そんな小能さんの個性がこれでもかというほど盛り込まれてました。

 ストレングスファインダー®トップ5の資質で、(1)最上思考、(2)ポジティブ、(3)適応性、(4)着想、(5)成長促進という結果が出るのも頷けます。納得です。

いやいや突然、トップ5の資質と言われても、チンプンカンプンですよね。

心理テストを受けると自分の個性が見えてくる?

自分の強みの活かし方がわかってくる?

そういったことに少しでも興味がある方は、ぜひ最後までお付き合い頂けるとうれしいです。

自己紹介

さて、はじめまして、こんにちは。2日目を担当するhideといいます。

アカツキは2年目。日々、オフィスの整備や企業文化の醸成を扱う部門で奮闘しています。そのチームのひとつ、カルチャー推進チームでは、アカツキに中途で入社された方に向けて、入社から3〜7週目のタイミングにオンボーディング研修を実施しています。

今回はそのオンボーディング研修の一環として行っているストレングスファインダー®についてお話していきます。よろしくお願いいたします。

ストレングスファインダー®とは?

ストレングスファインダー®とは、米国ギャラップ社が開発したオンライン「才能診断」ツールです。才能って診断できるんですね。アメリカの心理学者で『強みの心理学の父』ドナルド・O・クリフトン氏は、人が持つ「34の資質」を言語化し、アセスメントを開発しました。

30分ほどのWebテストを受けると「34の資質」の中から自分のトップ5の資質を見える化できるのです。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』という本を購入すると、Webテストを受検できるテストコードが入手できます。『新版 ストレングス・ファインダー2.0』は、全世界で2400万人が活用し、累計100万部を超えるベストセラーとして有名です。

ストレングスファインダー®のWebテストは、本を購入しないでもWebサイトからテストコードだけを購入して受検できますが、解説のしっかりついている本を購入するのがオススメです。

hide、自分を知り、知ってもらう

ここまで読んだけど、「お前誰やねん」という感想をお持ちの方のために、自己紹介がてら、赤裸々にトップ5の資質を晒しますね。

自分の結果は(1)調和性、(2)分析思考、(3)回復思考、(4)個別化、(5)内省です。

大まかに解説すると、対立が苦手で、理由と原因を追求する、原因を見つけて問題解決したい、一人一人違った強みがあるのを尊重して、行動よりもまず考えるタイプです。

ゲッターズ飯田さんの五星三心占いだと、銀の時計なので、「世話好きで面倒見がいい」、「年齢や立場に関係なくどんな人とも仲良くなれる」って占いとも一致して、なるほどー! と納得する部分もあります。

調和性は「グループ全体の予定と自分の予定が違っていたら、個人的な予定を犠牲にする」とか、「摩擦や対立を避ける調和性」というベクトルに進んでしまうことも。確かに自分の悪い部分だと……自覚あります……。

個人的には、今後は個別化の強みがうまく発揮できるようにしたいです。

アカツキで実施する理由

アカツキでは正社員、またはプロジェクトリーダーが推薦する社員を対象にストレングスファインダー®を受検することになっています。

その目的は「(1)自分を知り、知ってもらう、(2)他者を知ることで、可能性を広げる」ために実施しているんです。

それなので、受検して診断された「トップ5の資質」は、データとして記録して、部署の方や周囲の人の結果も見られるようになっています。部署によっては、自己紹介の時に自分のストレングスファインダー®の結果も共有したりして、チームビルディングにも活用しています。

余談なんですが、他のチームの事例ではストレングスファインダー®と一緒に、「仕事で苦手なこと」を共有している部署もあり、関係を築くために素敵な取り組みをしているなって感心しました。

アカツキ社員のトップ5の資質は?


実は記録データでは、社員のストレングスファインダー®の結果を記録しているだけでなく、強みの資質の集計もしています。

トップの資質には5ポイント、2番目の資質には4ポイントと続き、5番目の資質は1ポイントがつき、アカツキ社員では、「34の資質」の資質で最も現れる資質は何か、わかるようになっているんです。

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では簡単にですが、トップ5の資質とその特徴を見ていきましょう!

(1)個別化(Individualization)
〈個別化の才能の持ち主は、各個人の独特な資質に好奇心をそそられる。違いを見つけ活かすことで、さまざまな人が一緒に生産的に働く方法を探し出す才能がある〉

・一人ひとりが持つユニークな個性に興味がある
・人を一般化、類型化せず個人個人の違いに注目する
・人に合わせて教え方を調整できる、人の強みを観察してよいところが引き出せる
(2)最上志向(Maximizer)
〈最上志向の才能の持ち主は、個人や集団の優秀さを伸ばす手段として強みに注目する。この人は優れたものを最高のものに変えようとする〉

・平均ではなく、優秀であることが基準
・同じように強みを伸ばしている人たちと一緒に過ごすのを好む
・弱点を克服させようとする人を避けがち
・好きなことには貪欲。嫌いなことはまったく意欲がわかない。無駄は嫌い
(3)学習欲(Learner)
〈学習欲の才能の持ち主は、学ぶことが大好きで、たえず向上したいと思っている。結果よりも学びのプロセスの方にひかれる〉

・学ぶことが大好き
・学ぶ「プロセス」に心惹かれ、刺激を感じる
・「わからない」ことがたくさんあるとワクワクする
(4)着想(Ideation)
〈着想の才能の持ち主は、アイディアに魅了される。見た目には共通点のない現象に、繋がりを見つけることができる〉

・複雑に見えるものを簡潔に見えるような考え方に気づくとうれしい
・誰もが知っている価値観がひっくり返るのが喜び
・物事を意外な角度から眺めることができる
・目新しいこと、明瞭なこと、逆説的なこと、奇抜なことから新しい着想が生まれるのがエネルギーになる
(5)戦略性(Strategic)
〈戦略性の才能の持ち主は、物事を進めるための別の手段を考え出す。与えられたどんなシナリオでも、適切なパターンと問題点を見つけられる〉

・乱雑な中から目的に合った最善の道筋を発見する
・あらゆる選択肢を想像し先読みできる

アカツキ社員は個性的だし、個性的なのを認められている?


ストレングスファインダー®の結果をまとめたデータをみると、トップ5の資質が似通っているメンバーというのは、ほとんどいません。アカツキ社員は本当に個性的です。

「34の資質」は大きく分けると、4つのグループに分けられます。実行力、影響力、人間関係構築力、戦略的思考力の資質です。

4つグループに渡ってバランス良く資質が出る方もいますが、トップ5の資質がすべて戦略的思考力に偏る方もいて、本当にいろいろなバリエーションの結果が出るので、毎回楽しみです。

ちなみにストレングスファインダー®でいう才能とは「無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターン」のことを指します。

またアカツキの社内Wikiでは、「才能は利き手やクセのようなもの」「生まれつき、周りの真似、親の影響、いろいろな背景からいつの間にか形成されている」「どれが突出していても優劣はない」「自分にも周囲の人にも『決めつけ』『レッテル貼り』にならないように」と説明と注意点が記載されています。

時には4つあるうちの1つグループの資質に偏る結果が出て「あまり良い結果ではなかったかもしれない」と気にする方もいるんですが、まったくそんなことはありません。

それに新しく入社するメンバーにとってアカツキのトップ5の資質と同じ結果が出るほうが"いい結果”ではないと思っています。

個別化、最上志向、学習欲は確かに現れやすい資質だと思いますし、この資質だと今いる社員との親和性が高いと感じます。でもそれ以外の強みの資質が出る人の存在こそ、とっても大事なんです。

特に今まで出なかったような資質が出る方に結果を伝える際、いつも「アカツキにとってこの資質が出る方は貴重なので、そこが周りの皆さんと違いを出せるポイントになる」と伝えてます。

アカツキにはゲーム、エンターテインメントが好きで、全く異業種から転職してきた人が多くいます。(例えばラーメン屋さん、美容師、眼鏡屋さん、アラブの王様と友達の人とか)

それこそ多様な強みを持った人が集まり、個別化の資質が強く現れているアカツキらしい感じがします。

無力感が敵


自分が最近気になっている言葉があります。

"人生に悪影響をもたらす課題を取り除く力が足りないと、人は不安、無気力感、失望に悩まされることにある。望む結果を手にし、望まない結果を防ぐには、自己効力感を鍛えることだ”

これはカナダの心理学者アルバート・バンデューラ氏の言葉で、真理だなとつくづく思います。

やってみようと思う気持ちは、やはり毎日、強みを理解して取り組むことから始まるように思います。

『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』でも毎日、強みを発揮する機会を意識している人は6倍、意欲的に働けると書かれています。

ぜひ興味のある方は、この本を手にとってWebテストも受けてみると、新しい発見があるかもしれません。

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この記事は、『アカツキ人事が自由気ままに書く Advent Calendar 2021』 の 2日目の記事です。 前回は小能さん の、「「湾フグ釣り」に夢中になった体験から感じる、人事の成長としてたいせつな3つのこと」でした。
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