もしも「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の世界が会社だったら 第4話 コロナウイルスとリモートワーク 前編
出展:三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会
この物語はダイの大冒険完全新作アニメ公開を祝して執筆される創作物語である。筆者の推しシーンのひとつは大魔道覚醒時のポップ!
どうも、コロナウイルスには的確な対処を、あかつきんぐです。
この世界では勇者=起業家、CEO(社長)、魔法使い=経理・財務系、CFO(お金系強い人)、戦士=営業系、本部長、僧侶=人事・労務系、CHRO(人事の偉い人)、賢者=ゼネラルマネージャー(支社長、統括部長クラス)という表現を使うことがあります。
■あらすじ
世界は悪の起業家:魔王によって支配されていたが正義の起業家:勇者によって救われた。主人公ダイ(無職)は改心した悪の起業家の元会社員たちとCFO崩れのじじいとデルムリン島で暮らしていた。パプニカ王国株式会社の総務部長テムジンと賢者(ゼネラルマネージャー)のバロンに連れられやってきた社長令嬢レオナ。ダイ一行は島にあるMBA(経営学修士)授与の間での学位継承の儀を行うための案内の道中、独特なくしゃみの魔のサソリに襲われてしまう。不運にもコロナウイルスに感染してしまったレオナ、デマにより売り切れのトイレットペーパー、マスク転売の県議、風評被害のコロナビール、唐突にコロナウイルスを出したことによって物語の世界観がくずれつつあるストーリー、いったいこの後どうなってしまうのか。
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レオナ「はあはあ、、、」
ダイ「こりゃあかんわ!急がへんとウイルスが島にも蔓延してまうで!」
ダイ「ゴメちゃん!急いでじじい呼んできてくれや!医療道具持ってたやろ!」
ゴメちゃん「ピピィーーー!」
じじいの元へ向かうゴメちゃん。
レオナ「あ、うううう」
ダイ「しっかりするんやお嬢!くそう!こんなことならちゃんと医療道具もってきとくんやったわ!」
ガサ、、、草陰から男が現れる。賢者バロンだ。
ダイ「あ!バロンさん良かったわ!お嬢が大変やねん、賢者なら医療道具持ってるやろ!」
医療道具を差し出すバロン
ダイ「助かったわ、、、ん、、、これはサソリの先っぽケアに使うヤスリ・・・!まさか!?魔のサソリの上司は・・・?」
バロン「はっはっは!その通りだ小僧!放っておけばよいものをよけいなマネしやがって・・・」
ダイ「なんでこないなことするんや!」
バロン「レオナ姫にはこの島で死んでもらわねば困るのでな!」
ダイ「なんかストーリー展開が原作と一緒になってきてへん!?」
バロン「うるさい」
クイっ・・・落とし穴発動。
ダイ「そこは原始的に落とされるぅうううう」
その頃、待機組のじじいとテムジン。
ゴメちゃん「ピピー!!」
じじい「なんじゃと!?ご令嬢がコロナウイルスに!?」
じじい「テムジンどの!急いで救出に!」
テムジン「そうは問屋が卸しませんのじゃ」
じじい「ボケるの無理してないか?ツッコミは慣れてないんじゃ」
テムジン「う、うるさい!お前を向かわすわけにはいかんのじゃよ!」
テムジン「レオナ様さえ死んでしまえばパプニカ王国株式会社の実権はわしのもの。デルムリン島の悪の企業の元社員に襲われたことにしてな!」
じじい「お前ら全員そのつもりじゃったんか!」
テムジン「ほかのものは知らん、バロンと側近のこいつら以外はな」
じじい「許さん!雇われの総務部長が下克上のために殺人とは!」
じじい「ゴメよ!全員集合じゃ!こいつらを島からたたき出すぞ!」
テムジンを取り囲む住人達
テムジン「くっ・・・!」
その時、
ゴォォォオオオオオン!
爆発音とともに鋼鉄のロボットが現れた。
テムジン「おおおお!キラーマシーン!」
じじい「馬鹿な!キラーマシーンは魔王が勇者の会社が天災で業績不振の折に作り上げた、究極遠隔操作のリモートワークマシン!開発者でもある魔王がいないのになぜ動く!?」
テムジン「はっはっは!でかしたバロン!」
キラーマシーンの中にはバロンが入っていた!
じじい「バロンのマネジメント能力で動かしておるのか、、、!」
テムジン「そうだ!ただのガラクタだったロボットをわしが改造したのだ!」
じじい「総務部長意外とやるのう」
テムジン「坊主がおらんとツッコミのキレが悪い・・・なっ!!」
じじい「その『・・・なっ!!』だけ原作に忠実じゃな」
テムジン「弱い、30点」
じじい「けーーー!」
テムジン「蹴散らすのだバロンよ!」
じじい「くっ!みんな伏せろ!」
じじい「メラミ(目が悪くなるラップトップの明るさ調整ミス)!」
ドォッォォオオオオン!
じじい「やったか?」
無傷のキラーマシン、もといリモートワークマシンwithバロン。
バロン「バカめ、ロボットに視力は関係ないんだよ!」
じじい「けーーー!」
その頃、地下の金庫内に落とされたダイとレオナ。
目を覚ますレオナ。
レオナ「ダイくん、、ここはどこ?けほっけほ」
ダイ「地下の金庫や、医療道具があれば手当できてんけど、、、」
ダイ「経理とか財務がちゃんとできたらここにある銭を計算して脱出のパスワードも解明できるんやけど、、、すまんわ、、、」
レオナ「ダイ君、魔法、経理や財務ってね、資格によっては絶対にできないものもあるんだって、例えば決算とか、簿記3級に決算はないけど2級にはあるの」
レオナ「ダイ君、ほとんどの資格はとれたんだよね?ユーキャンもびっくりだよ。」
レオナ「いつか必ず決算処理もできるようになるから、、、ね?げほっげほ」
ダイ「お嬢!!!」
レオナ「メソメソしてると経費精算処理いじっちゃう、、ぞ」
ガクン
ダイ「お嬢!あかんて!お嬢ぉおおおおおお!そんなにおもろくなったからもっかい!な!」
反応しないレオナ。
ダイ「・・・死なせへん!死なせへんでぇーーーー!!!!」
ドォオオオオオン!
激しい光とともに金庫が空いてしまう。
じじい「あの光は?まさか??」
金庫から脱出するダイ
額には$マークが浮かんでいる・・・!
ダイ「・・・テレワークとリモートワークって何が違うんや?」
次回、その秘密が明らかに!?
続くはず
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進化中?のダイ「マガジン登録は↓からしてくれたら嬉しいわ」
※1話から読めるよ(´Д`)
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前回は急遽、方針転換をしてみたらコロナウイルスの話題がどんどんデリケートになってきたので、表現がぬるっとしまったのは反省です(´Д`)
感染者が世界中で増えていますね。(2020年3月10日現在)
マスクも売ってないし花粉症も辛い、ちょっとでも暗い空気を明るくできたら幸いです。
筆者は乳酸菌ぶちこんでちょっとでも抵抗力あげるようにしてるで!
小さな対策でもしないよりマシ!みなさんご自愛を(´Д`)
来週も元気でココで会えますよう、あでで(´Д`)
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