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育児とキャリアについてゆるく。

まえがき

※この記事はTECHPLAY女子部 Advent Calendar 2021 3日目の記事です。

私は今年の4月に第一子を出産しました。ということで、育児とエンジニアのキャリア(仕事、勉強)という観点で今年1年を振り返ってみたいと思います。推敲する時間があまり取れないし、特に「これを伝えたい!」ってものがあるわけでもないので、ちょっと雑な記事になります。

今現在の息子、家族について

話の前提として、最近の息子と家族の様子について書いておこうと思います。

ざっくり要約

・息子かわいい
・生後7ヶ月
・最近ずり這い機能が搭載された
・後追いが緩やかに始まってきた気がする
・「パパ」が言えるようになった
・おもちゃを置いておけばわりと一人遊びしてる
・セルフねんね(寝落ちに近い)ばっちり
・離乳食は3回(3回目は軽め)で、よく食べる
・授乳回数は1日約7回、0、6、9、12、15、18、21時が基本
・混合育児なので、足りなそうだったらミルク追加
・最近はほぼ毎日散歩(もしくは買い物)に連れ出している
・私は月15時間程度在宅で仕事してる(フルタイム復帰は4月の予定)
・旦那は育休半年取ったのち復帰。在宅勤務。
・息子かわいい

詳細は月イチで妊娠/子育て日記というマガジンに書いているので、興味ある方はそちらへ。

超時短復帰してます

産後3ヶ月目から今現在は、超短時間復帰ということで月10-20時間くらい仕事してます(ほんとは法律的に産後7週目から働けるんですが、ちょうど産後7,8週目あたりにWWDCがあったので、キャッチアップを優先するために3ヶ月目からにしました)。いくつかストーリーを割り振ってもらい、空いた時間を使って実装する形です。なぜ復帰したかというと、ブランクができて感覚が鈍ったり、自分の中の情報が古くなってしまうのが嫌だったからです。こんな中途半端な状態ですが、快く働かせてくれる会社、同僚には感謝しています。

育児には知らなかったことがいっぱい

知らないことだらけだった(今までお子さんがいる方に対して失礼なことをしてないか心配になる…)わけですが、特に印象に残ったり影響が大きかったのはこの2つです。

3時間ごとに授乳=2,3時間フリーになるわけではない

育児する前からよく考えればわかったことではあるんですが。

よく「3時間ごとに授乳する」という話を聞いていたので、その間に家事やら睡眠やらが入り込むんだろうなと思ってましたが、まあそんなうまくいくわけもなく。おむつ替えをしたり、ご機嫌を取ったり、げっぷを出させたりする時間も取られます。そもそもなかなか飲まなかったり途中で飽きてきちゃったりすることもあります。

月齢上がればもう少し楽になるかと思ったら、うちは(成長曲線内ではあるものの)体重の増えがあまり良くないので、意識的に授乳回数を多くしてるために授乳の忙しさは変わらず、さらに離乳食を作ったりあげたりする時間も現れ、結局時間がないです。

もちろん育児に加えて家事もやるわけなので、自分の時間というのは非常に限られます。

育児の大変さは千差万別

Twitterで同じくらいの月齢のママのつぶやきを見ていると、本当に子供によってそれぞれだなと思います。

うちはおそらく手間がかからないタイプの子で、若干肌が弱い、体重の増えがあまり良くない、授乳・ミルクを飲む量が少なかったり、最初から嫌がったりすること意外はほぼ悩むことはありません。が、他の子を見てると、抱っこしてないと泣き続ける、夜なかなか寝ない、離乳食を全然食べない、すぐお腹が空いて1,2時間ごとに授乳するなどなど、ほんとに人それぞれです。つまり子育ての難易度は千差万別で、ある人が「子育て中でも○○ができた」と言ってても、それが自分にも当てはめられるかと言ったらそうじゃないと思います。

なので、この記事を将来の自分の様子を想像する材料にするのはあまり意味がないです。

いろいろなことがガラリと変わった

息子が生活の中心になった

生活リズムという点ではもちろん、お出かけ場所も、(離乳食で新食材を試す関係で)一部の食材選びも、息子を中心に考えることになります。私は元々時間をすごく大事にしてて、やりたいことがやれなかったり自分の時間が思うように取れないとかなり辛いと感じる方だったんですが、わりとストレスなくこの生活に慣れてきてます。

また、(元々興味はあったけどこれを機に)息子の役に立つ資格も取ってみたいなと思い、料理検定3級、食育栄養コンサルタント、ベビーフードコンサルタントの資格を取得、食生活アドバイザー3級の結果待ちという状態です。

まとまった時間が取れなくなった

前述の通り約3時間ごとの授乳があるので、基本的には2時間半以上の自分時間が取れることはありません。

睡眠時間に関しても、息子が生まれてからというものおそらく5時間以上連続して睡眠が取れたことがないです(母乳分泌量が減ること、乳腺炎になることが怖くて、完全にミルクに置き換える回はほぼない)。まとまった睡眠時間が取れないのはなかなかつらいですね…。

勉強時間がなかなか確保できない

子育ては初めてだらけで、毎日のようにいろいろググってます。哺乳量が少ないどうしよう、今の月齢だとどんなことして遊んであげたらいいんだろう、どのメーカーの○○を選んだらいいんだろう、そもそも○○って必要なのか?とか調べてると余裕で時間が溶けます。そうすると勉強に割く時間がどんどんなくなっていきます…。

とはいえ勉強しようと思えばできる

そんなことを書きましたが、勉強が全然できないわけではありませんでした。WWDC、Google I/Oはわりと見てましたし、オンライン勉強会で2回登壇したり、iOSDC、DroidKaigiという大きめのカンファレンスで登壇したり、雑誌執筆をしたりできました。まあこれは息子の個性と環境の良さのおかげでもあります。

ちなみに「産後活字が頭に入ってこなくなる、読めない」という話を聞いていたので自分はどうなるんだろうと思っていましたが、私はわりと大丈夫でした。出産したのはお昼時だったんですが、夕方には「なんか寝れないし今日は母子同室じゃないし暇だな」と思って育児本を読んでました。

子育てには周りの協力、理解が必要

子育てにはつよつよメンタルと体力と周りの協力が必要だなと思います。なかなか泣き止まなかったり、おむつ替えをした直後にまたおむつ替えしなければならなかったり、おむつが息子との戦いに破れたりしたときに、他の主体的な育児者がいればメンタルダメージは少ないです。あと不当な扱いを受けることなく復帰できる職場があると精神的にも金銭的にもありがたいです。

私はかなり恵まれた状況だと思います。旦那は育休半年取って一通りのお世話はできるし、私の所属会社はパパママが多数在籍してて気持ちよく仕事できてます。弊社、最近は男性育休を一定期間義務化したり、育休中の給与補助が出たりと制度面もどんどん充実してきてます。

行政支援に関してはもっとあったらいいのにと思うことはあります。うちの自治体だけでなく他の自治体でも、金銭的補助がついたヘルパーを頼むには「産後4ヶ月まで」「母親の他に主たる育児者がいない場合のみ利用可」などの条件がいろいろあり、「その条件全部当てはまっても育児は大変だぞ…?」みたいなことを思います。

仕事と育児の両立についての想像

4月、慣らし保育が終わったあたりでフルタイム復帰する予定なんですが、まあ大変なんだろうなと思います。子供ができる前だって仕事して、家事(買い物、料理が主な担当)して、疲れたなーってゴロゴロして、ちょっと勉強したら1日が終わってたのに、それに育児が入ってくるなんて。しかも子供が保育園で風邪をもらってきたら一家全滅ということもあると聞きますし。「いのちだいじに」で仕事、育児、休息、遊びをバランス良くやっていくスキルを身に付けていこうかと思います。

技術的な勉強に関しても、無理のない範囲でやったり、できるだけ業務時間中に学び取れるようにしていく方向になるのかなと思います。
今はこのご時世ということもあって、勉強会がオンラインで活発に行われていることは追い風になってます。

何はともあれ子供はかわいい

ネガティブなことも含めいろいろ書きましたが、とにかく息子はかわいいです。日々できることが増えたり、笑顔を振りまいてくれたりと、毎日見ていて飽きないです。
息子のためにも、仕事頑張ろう。

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