見出し画像

FBからのコピペです、すんません〜

さて、ペース落としますか😊
まあ、好きな時に言いたいこと言いますけど、毎日なんか書くぞという縛りプレーはそろそろ良いかな。

すごいことが起こりましたね〜。世界が変わります。まだまだ衝撃リークもありそうですし、大物の逮捕を期待するのも全然間違いではないと個人的には思いますが、本筋はひとりひとりがこの現実を生きることですものね。

感情的にも論理的にもブンブン振り回されながら遠巻きに眺めて来ましたが、長かったスペクタクル支配の終わり、間違いないと思います。気づいた人たちは、精神の毛細血管に血が通うような、ちゃんと歴史の先端に居るような手ごたえを感じていることでしょう。

まず、やっぱり気になるのが、アメリカのファシズムは閉じるのか?

おかしいと思いませんか?メディアは偏向報道を続ければ続けるほど信用を落として視聴者が離れていくだけなのに、なぜ手綱を弛めるよりますます先鋭化して行くのか。シンプルですが一番腑に落ちなかった問題がこれです。メディア自体は訳も分からずワイワイやっているだけかも知れませんが、例えばトランプ大統領をディスるのにどのネットワークも同じフレーズを使う、語順まで同じだとトランプ大統領のTwitterが暴露してましたよね。シナリオを書いている黒幕が居るわけです。黒幕はスペクタクルの舵が効いていないことを知らないわけがありません。何やってるんだろう?と思いました。何か壮大な罠で、思いがけない場所に連れて行かれちゃうんじゃないかと。

ただこれは、諸々総合的に考えて、大丈夫だと思います。従来型のメディアはもう終わるに任せるしかないという判断だと思われます。実際に反トランプ陣営が使う手法はスペクタクル以前の19世紀から20世紀初頭のものになっているのです!露骨な言論統制や軍による威嚇、社会的な排除、Twitter公認の相互監視組織まで生まれてました。哲学者を利用して「資本主義の終わり」を宣伝していますが、まるで古き良きマルクス主義みたいな内容です。これはある意味驚きですが、スペクタクルが終わればこうした手法に戻る以外にないのですね。理屈では分かっていましたが、実際に目の前で見ると僕も唖然としました。

ファシズムも、これは軽々しくは言えませんが、まず閉じて完成することはない、大丈夫だと思います。トランプ陣営のシナリオがキリスト教神話のパロディだったように、ファシズムもそれ自体がパロディとなっているので、付け込む隙が生じます。日本の前例で見るとこうした状況から一気に保守が巻き返しました。今まで傍観者だった者たちが立ち上がれば、リベラル側の論理構成が単なる砂上の楼閣であることがバレて一気に崩せます。これは規定の物語から横に飛び移るゲームで、子供の口喧嘩のように「な〜んちゃって!」と言って煙に巻きながら進まなければならないのですが、そうした意味では今現在もっとも物語に巻き込まれそうなのが皮肉にも一番陰謀論に熱心だったリンウッド弁護士です。根が真面目なのでしょうか、精神鑑定やら暗殺という古風な物語を呼び寄せてしまいましたが、南部に引っ越すと言っているようなのでおそらくは大丈夫でしょう。

人々はいつもこうして戦ってきました。替え歌を作り、御所の塀に落書きをし、新しい神を祭り、締め付けが特に厳しかった江戸時代には抜け参りやお蔭参りで伊勢に走ってアマテラスに縋りました。もちろん我々一市民にできることはほとんどありません。しかし空気を作って時代を動かすのもやっぱり庶民の力です。スペクタクルはほとんど本能レベルにまで入り込んで、人々を孤独にし、無気力にし、真実から目を背けさせることに成功しました。そこからの覚醒は現実に起きていて、後は待つだけです。半年もすればかなり目に見えるようになるのではないでしょうか?そこまでファシズムが世界を閉じないように踏ん張りましょう。単に、「見る」だけでいいのですから。


フォローよろしくお願いいたします。
『浮きよばなれ〜島国の彼岸へと漕ぎ出す日本文学芸術論』作品社、好評発売中。
ホームページ、https://www.akashi-kurihara.com/

現時点におきましては作品社の『浮きよばなれ〜島国の彼岸へと漕ぎ出す日本文学芸術論』をご購入いただけましたら、何よりのサポートになります。お金いただくのも勿論有難く🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️