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光る君へ うろ覚えレビュー

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NHK大河ドラマ「光る君へ」についてのフリーダムなレビュー。
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記事一覧

「光る君へ」うろ覚えレビュー《第30話+31話:つながる言の葉+月の下で》

やはり、登場人物のセリフ(関西風変換つき)を追いながらレビューしてみる。 ■「10年の寿命…

「光る君へ」うろ覚えレビュー《第27-29話:宿縁の命+一帝二后+母として》

今回もドラマ中の名言的(?)セリフ(関西風変換つき)を切り口に始めよう。 ■「◯△✕■☆…

「光る君へ」うろ覚えレビュー《第26話:いけにえの姫》

■まずは状況確認史実と歴史ドラマとの違いに目くじらを立てるのは野暮だ。 ドラマはドラマと…

「光る君へ」うろ覚えレビュー《第25話:決意》

■まひろが都へまひろが越前から都へ帰ることになった。 一人残しおく父親の藤原為時の国司ジ…

「光る君へ」うろ覚えレビュー《第24話:忘れえぬ人》

■カロリー高めな24話24話はなかなか内容が充実した回であった。 いろいろあるが、目立つ事柄…

「光る君へ」うろ覚えレビュー《第23話:雪の舞うころ》

■リピート・アフター・ミー通詞の殺害事件については、周明が連れてきた証人の告白で謎が解け…

「光る君へ」うろ覚えレビュー《第22話:越前の出会い》

■越前の出会いたしかに、22話のタイトル通り、越前へ到着した藤原為時と娘のまひろには、ここ越前でたくさんの出会いが待っていた。 実は最初からあたしは用心しようとは思っていた。 だって、まひろの父親の藤原為時は、学問はできるが、世間慣れしていないので、国司としての赴任先の大国・越前においては、かの藤原宣孝みたいにズケズケひょうひょうと世間を渡り歩いていけるような気がしなかったのだ。 越前は、中国語ができるだけでやり過ごせるような生易しい国ではない。 絶対トラブルに巻き込まれる

「光る君へ」うろ覚えレビュー《第21話:旅立ち》

■伊周の悪あがき今回、中宮定子の兄・藤原伊周は滑稽なほどダメダメ男になってしまった。花山…

「光る君へ」溜まりに溜まったうろ覚えレビュー後半《第18話~20話》

■第18話:岐路ついにまひろの母の仇、藤原道兼が死んだ。 兄の道隆亡き後、関白となった道兼…

「光る君へ」溜まりに溜まったうろ覚えレビュー前半《第15話~17話》

■第15話:おごれる者たち父親の兼家の後継者として摂政の地位を得ることもできず、妻にも子に…

「光る君へ」うろ覚えレビュー《第14話:星落ちてなお》

■乳母という職業前回の「うろ覚えレビュー」で、あたしは、失職した藤原為時の家に仕える惟規…

「光る君へ」うろ覚えレビュー《第13話:進むべき道》

■はじめに今回のお話では、前回からすでに4年の歳月が経っている。 4年て意外と長い年月な…

「光る君へ」うろ覚えレビュー《第11話+12話:まどう心+思いの果て》

■はじめに今回は、11話と12話が一緒くたの「うろ覚えレビュー」となってしまった。ということ…

「光る君へ」うろ覚えレビュー《第10話:月夜の陰謀》

陰謀の前半 「プレゼンテーション」安倍晴明のアップから始まった10話「月夜の陰謀」。 花山天皇を早く退位させて、孫の懐仁親王を帝位につけたい兼家に、彼が「策はありまっせ。わての秘策、お買いにならはりますか?」と言って「陰謀」のアイデアを出した人物だ。 安倍晴明はなかなかのビジネスマンだわ。 陰謀を決行するべき佳き日がすぐに迫ってきた。 兼家の計画は完璧だ。 決行のための役割を息子たちそれぞれに振り分け、内裏の見取り図まで用意して、動線を明確に説明して指示もバッチリ。 道隆は