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人生初の落単

こんにちは。赤さんです。

先日、大学の成績発表がありました。
私は今学期まで、教職と並行して博物館学芸員資格も取ろうとしていたので、人の1.5倍くらい授業を受けていました。
その影響もあり、レポートも期限ぎりぎりに、テスト勉強も疎かになってしまいました。
今回はきっと、今までで一番成績が悪いんだろうな、BとかCとかもあるんだろうな、と思いつつ、おそるおそる成績を開示。
すると思いのほかよく、評点は予想に反してすべて80超えでした、1つを除いて。
「私、案外やるやん」
そう考えていると突如目に飛び込んできたF(落単を意味します)の文字。

大学でも有名な、国語科教員の養成を担当している地雷教授の授業でした。
良くない噂を教育学部からも先輩からも聞いていた影響で、その授業はほかの授業の3倍もテスト勉強をしたのに。寝ずに勉強したのに。毎授業参加して、毎授業コメントペーパーも書いたのに。

私は落単したという事実を受け入れられず、というより、テストの手ごたえは正直悪かったけど、授業参加はちゃんとしているからそもそも落単するはずもなく、教授にメールで問い合わせてみることにしました。教授からは、「明日、私の研究室で会いましょう」と返事がきました。

翌日のお昼過ぎ、教授の部屋に向かうと、採点済みのテスト用紙をもらいました。論述試験の一部に教授が丸をつけているだけの解答用紙を渡されて、無言で私をじっと見つめる地雷教授。沈黙に耐えられず「シラバスの成績評価の欄には授業参加と試験が五分五分とあったのですがこの試験が成績評価100%だったのですか?」と聞くと無言でうなずく地雷教授。

じゃあ教授が悪いじゃん。

最近かるたの大会で結果も奮わず、そのうえ落単までして自分の非力さを感じていたなかで、教職履修を続けるためにはこれからも嫌でも付き合いを続けなくてはいけない教授の試験の採点方法が、またシラバスとは異なる成績評価が分かったというだけでこの落単はプラスだったのかもしれません。

もう二度と単位は落とさないぞ~
がんばれ、わたし

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