【子育て】理想を追いすぎない方が、理想的な環境の話
子どもと関わる仕事をしていたって、自分の子育ては分からないことだらけ。
子育てで、自分が行き詰まった経験があるからこそ、似た境遇の親御さんへも伝えたい言葉があります。
『理想を追いすぎない方が、理想的な環境』
子育ては、とても長期戦です。
子どもよりは少し『人生の先輩』である大人は、生活の見通しがよく立つので、
『要領よくいくには、こっちが先だな』『こうしたら、スムーズだぞ』『理想はこうしたい』などなど、よりスムーズに流れる生活の仕方を知っています。
しかし、『いま目の前に見えるもの』が、人生の全てである子どもたちは、なかなかスムーズには動いてくれません。
なんなら、遠回りばかり選択していきます。
そんな時に『子どもに付き合わなきゃ…』と思うと、段々途方もない生活に感じてしまうことも、あるあるですね。
『子どもにとって、良い環境を用意してあげたい』『親として出来ることは、やってあげたい』と思うのは、親として思う当然の思いです。『あれもやりたい』『これもやらなきゃ』と思うのも、親心です。
しかし、そこで理想の生活を目指しすぎると、途中で息切れしてしまうのも、事実なのです。
子育ては、とても長いのです。
ずっとうまく行けばいいですが、ずっとうまくいく人生なんてありません。
ちょっと困ったり、壁を感じたり…どうしようか…と、真っ白になっちゃうことだってあります。
大人が無意識に100点や、80点といった高得点を目指していると、無意識に自分自身や、子どもにかける言葉が『ダメだ』『出来ない』『もっとこうしたら?』と出来なかったことに注目している言葉になってしまいます。
子どもは、大人の言葉を無意識にしっかりと聞いています。
そのうち子どもは、
『一回やったけどダメだった』『失敗するかもしれないからやらない』『自分には無理』と、最初から挑戦することを諦めてしまいます。
【0か、100か】ではなく、
やりたかったことの50%くらい出来た時に、
『大丈夫♬』『上出来!』と自分自身も、子どもに対しても、受け止めることが出来れば、
今日は、絶好調だったなー!という時は、『とてもラッキーな日だった~』
今日は、うまくいかなかったなー…という時は、『まぁ、そんな日もあるよね。』
と思うことが出来ると思うのです。
すると、子どもや、自分自身にかける言葉が、『ラッキーだったね~』『今日はうまくいかんかったけど、まぁ、またやろう』『結果うまくいかなかったけど、楽しかったね~』とポジティブな言葉が自然と出てきます。
そんな環境で育った子どもたちは、『あれ、気になる!やってみよ~』『失敗しても、もう一回やってみればいいや』と、色々なことに臆せず挑戦していきやすいと思うのです。
実はとても難しい、理想を追いすぎない生活。
しかし、長期的に見たときに
子どもの心が、しなやかに、たくましく育っているのは、理想を追いすぎない環境だと思うのです。
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