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子どもの誕生日は、親歴の誕生日の話

先日、息子の誕生日でした。


昔は、誕生日というのは、家族にとって特別すぎて、部屋の飾り付けや、食事、ケーキに至るまで、しっかりと準備し、我が子が最後に、プレゼントの包装をすごくドキドキした表情で開ける姿を楽しみにしていました。

さて、15回目ともなると、、
さすがです。学習しておられる。
プレゼントは、Amazonプライムデーのタイミングに合わせて、メーカー名と品番で希望を伝えてきました…((;゜∀゜)

誕生日の夜ご飯何が良いかなぁ?と聞いても、
『別に~』『なんでも~』
とこちらも、あっさりしたものです。

が、、ちょっとそこまで冷めるには、まだ早い。
親が追い付かない(笑)

『あなたが、15歳ということは、お父さんもお母さんも、親になって15歳という日だよ!お父さんと、お母さんにおめでとう!の気持ちを込めて、お父さんとお母さんを、お祝いしなさい!!щ(゜▽゜щ)』


と、筋が通ってるんだか、通ってないんだか分からない理論が、私の口から反射的に飛び出し、

息子も笑いながら、
『じゃあ…焼き肉いいや』

『焼き肉?( ・`д・´)』

『焼き肉、いいです_(^^;)ゞ』

と、いうことで、焼き肉を家族で食べながら、お祝いしてきました(笑)

***


この話には少し前置きがあって、

親は、
子どもよりは、人生の先輩ではあるけれど、
親だって、
あなたの親になるのは、初めてなんです。

親だって、分からないことだらけです。
(;・∀・)完璧だとは、思わないで。
欠陥だらけで、ただいま絶賛学習中です。

と、ある時から日常的に、我が家は子どもに伝えています(笑)

この考え方してから、大人も子どもも、楽になりました。
親が、無意識でも立派な親を目指せば、
子どもも、無意識に立派な子どもを目指します。
親が、『分からんよ~、一緒に考えよ~』と言えれば、
子どもも誰かに、『分からんよ~、助けて~』と言えるようになるのです。

子どもから見た大人って、何でも知ってて、何でも出来るように見えてしまうものだと思うのです。
そうなると、自分で考えるのを諦めてしまい『どうしたらいいと思う?』『出来ない』の言葉が増えてしまうのです。

でも、親だって、初めて親をするんだから、分からないことがあって、当然です。不安だってあります。
全部じゃないにしても、それをさらっと、口に出してあげると、子どもは
『何だ、パパやママにも分からないことがあるのか~。』『分からないって言っていいんだ』『1人で難しいときは、誰かと一緒に考えればいいのか。』と安心してくれると思うのです。


***

さて、話を戻して
誕生日は、何歳まで家族でお祝いさせてくれるのか、わかりませんが、やっぱりこの日は特別で、この日だけの思い出がたくさん積み重なっていて、


『あぁ、あれにハマってたとき、あんなプレゼントだったことあったね~』

『あんなケーキが食べたいと言い出して、一緒に作ったよね~(笑)』とか。


この日をちゃんと家族で、積み重ねてきたし、
こうやって親として、子どもたちに育ててもらって、この日にしかない、『家族の思い出』があるんだなぁ。と、


子どもたちが焼いてくれるようになった肉を食べながら(焼いてくれた私の分、2切れだけだったけど)、思うのでした。


さて、来月は娘ちゃんの誕生日( *´艸`)

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