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デザイナーの情報共有会「コラボ会」の取り組み -安心して自己開示できる関係性をつくるには?-

こんにちは。マネーフォワード ビジネスカンパニー デザイン室の山﨑です。
マネーフォワードではデザイナーの情報共有会が充実しており(以前の記事を参照のこと)、その中で私は「MFBCデザイナーズコラボレーションミーティング(コラボ会)」の運営を行っています。
この会はオンラインでの情報共有会で、この度運営メンバーも増え、8月にトピックス共有会から名称変更しました。

  • 正式名称:MFBCデザイナーズコラボレーションミーティング

  • 英語:MFBC Designer's Collaboration Meeting

  • 略称:コラボ会

正式名称が長いので、ほとんどコラボ会と言っています笑

名称決定!

今回は、そんなデザイナーの情報共有会の1つ「コラボ会」についてお話ししていきます。

コラボ会の目的

現在、マネーフォワード ビジネスカンパニーは、数十人が所属するかなり大きなデザイナー組織となっています。その中で、チームを横断して交流する機会が必要であり、コラボ会は以下の目的で運用しています。

  • 安心して自己開示できる関係性づくり

  • 普段会わないチームのデザイナーとも協力・相談ができる

どんなことをやっているのか?

ここからは、行ってきたワークショップの内容をいくつかピックアップして紹介していきます。

「思っていることを伝え合うワークショップ」

一番最初に実施したことは、デザイナーみんなが今どんなことを思っているのか、どんなことを行いたいかのブレストをするワークショップで、コラボ会の方向性を決めることができました!

ブレスト内容

「"こんな壁にぶち当たった"エピソード共有WS」

色々な挫折経験と、それをどう乗り越えてきたかを共有しあうワークショップです。

普段すごいなと思っている先輩でも、苦労はしているんだと知ることができ、自分だけじゃないと思えました。乗り越え方も自分も実践できることは真似しようと思いました!

アンケート結果より

という感想もいただき、先輩デザイナーの失敗経験が後輩デザイナーに勇気を与えられたのでは!と思いました。

エピソード紹介とフィードバック

「相互理解セッション」

自分の取扱説明書を作成して、他のデザイナーとどんなことで仕事上連携をとって、どう協力していけるのか?ということを話し合いました。

他の方からのコメントやポジティブなフィードバックを得ることができて、少し照れくさいと思うこともありましたが、とても嬉しい気持ちにもなりました😊

自分の取扱説明書を作成
グループの方々からフィードバックをもらった

1on1トライポッド

1 on 1トライポッド(https://note.com/inotsumetakeshi/n/ned4d13327325)では、聴き手・話し手・観察者をローテーションで行えるので、普段行わない役割も経験でき、新たな視点を得ることができました。

1 on 1トライポッド

他にもたくさんのワークショップを行ってきました。
運営メンバーが増えてからもさらに面白い取り組みになっているので、今後詳しく内容を紹介していければと思います!

どうやって運営しているの?

運営は、ジーラムさんまつこさん、衣笠さんと4名で行っています。
コラボ会の頻度は、3週間に1回です。
 
ローテーションが回ってくる間に、次回の内容について議論して、ワークショップ内容を決めています。
コンテンツの準備は、主導する人を持ち回りにしており、主導する人が大まかな準備をしてメンバーに相談する、という流れで準備しています。

どんな効果があったの?

コラボ会の最後に毎回アンケートをとっています。
実際の声からどんな効果があったのかをまとめてみました。

アンケート例

1.普段話す機会が少ないメンバーとの交流ができた

MFBC全体のデザイナーが任意で参加する会で基本3,4人に分かれてグループワークをするため、普段は別のチームで働いているためにあまり話す機会がないメンバーと深く話すことができる機会になっていました。

また、「別の部署の方から期待値を聞く機会がなかったので良かった」「普段あまり話さないメンバーで話すことができたことで何か頼む時のハードルが少し下がった」との意見もありました。

2.メンバーとの相互理解が深まった

少人数でのワークショップを通じて、メンバーの人となりを垣間見ることができて打ち解けやすくなったり、新しいメンバーが急激に増えている中で、最近入社したメンバーとの交流と新しい気づきを得られたりする機会にもなりました。

さらに、価値観・人生観やキャリア、仕事上での悩み、将来やりたいことなどをワークショップ内で話すことで、普段あまり知ることができない相手への理解を深めることができました。

3.知見の共有ができた

本の紹介や各自行っているインプット方法の紹介、ワークショップを通しての会話の中で、他の人の知見や意識していることなどを知り、いいところは盗んでいきたいなと思える知見の共有ができました。

ナレッジの共有としてドキュメントを残したり、共有会を開いたりすることも有効ですが、少人数で話した会話内容は印象に残りやすいので、皆さんにとって良い機会にできたのかなと思います。

4.次のアクションにつながった

情報の共有だけでなく、フィードバックをもらう機会や気づきを得られたことで、「次のアクションにつながった」という意見もありました。
 
お互いが抱えてる課題感・困っていることをオープンにして、互いに何をサポートして欲しいのか伝え、そこへのアドバイスを得て次のアクションに踏み出せる機会にすることができました。
 

まとめ


コラボ会を通して、今まであまり話したことのなかったデザイナー同士の交流や、ワークショップを通してそれぞれの気づきを得られるような取り組みができました。
 
今後も、拡大しているデザイン組織のなかで、コラボ会を通して「安心して自己開示できる関係性づくり」を進め、「普段会わないチームのデザイナーとも協力・相談ができる」ような環境づくりを引き続き行っていければと思います!


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