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『黄色い家』を聴いて、恐ろしさを感じた夜

昨日の夜、知人の影響でオーディブルの会員になりました。

それでさっそく川上未映子著の『黄色い家』を聴いてました。

うむ…。
すごく怖い、その一言でした。

2020年春、惣菜店に勤める花は、ニュース記事に黄美子の名前を見つける。
60歳になった彼女は、若い女性の監禁・傷害の罪に問われていた。
長らく忘却していた20年前の記憶――黄美子と、少女たち2人と疑似家族のように暮らした日々。
まっとうに稼ぐすべを持たない花たちは、必死に働くがその金は無情にも奪われ、よりリスキーな〝シノギ〞に手を出す。歪んだ共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解へ向かい……。
善と悪の境界に肉薄する、今世紀最大の問題作!

引用元:Amazon

なんとなく「黄色い家」って流行っているよなあ、と失礼な感覚で再生ボタンを押したのですが、引き込まれる引き込まれる…!

まだ序盤の序盤しか聴くことができていませんが。

コロナ渦初期の頃の、混乱した日本の様子。
犯罪の怖さ。

なんか鳥肌が立つくらい、怖かった。

ホラー映画、ホラー映像より、怖かった。

別にホラーの本ではないんです。
でも…日常に恐怖はあるんだ、と怖かった。

身近に潜む恐怖。
自分も気を引き締めないと、いつその恐怖の渦に巻き込まれるかわからないな、と心底思いました。

とにかく本を購入するか、朗読を聴いてほしい!!

また大内 櫻子さんの朗読もめちゃくちゃ引き込まれた。
ドラマよりリアルに感じられて、素晴らしい朗読です。
本当に圧巻。

19時間以上あるので、ゆっくり、早回しせず聴いていこうと思います。

少しガツンとくる、そんな、新たな気晴らし方法ができてよかったです。

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