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【書籍】食との付き合い方

こんにちは。

先日、食に関して多くの気づきを得た本を読んだので紹介します。
私は(軽度ではありますが)過食に悩んでいるときに、こちらの本に出会いました。
過食に悩んでいる方、食欲に負けてダイエットがうまくいかない方、そんな自分にイライラして自己嫌悪に陥っている方に向けた記事になります。

タイトル:「私が過食を克服して10kgヤセた方法 マインドダイエット」
著者:maya

この本の中には食との向き合い方に関して様々なアドバイスが記載されていますが、その中でも私が「これは役に立った」と思う3点をご紹介します。

  1. 食べることを常に許可する

  2. ”食べないこと”ではなく”幸せに食べること”を頑張る

  3. 過食はSOSのサイン


1.食べることを常に許可する


人は禁止されたり、制限されたりすると、それに対する欲が増します。
たとえそれが自分で決めたことだとしても。
これはダイエットのみならず、禁酒や禁煙をされたことがある方ももしかするとご経験されているかもしれません。
私も過去に、糖質制限やグルテンフリーダイエットをしたことがありますが、最初のやる気に満ちた期間を過ぎ、見た目が変わってきたかな~くらいの時期に、今まで制限していた炭水化物や小麦製品をドカ食いしてダイエットのモチベが下がり、リバウンドした経験があります。
それも、一度や二度ではありません。

制限すると食べたいものを食べられないストレスが溜まります。
何なら食べられるかと頭が食事のことでいっぱいになり、常に”食べたい、でも食べられない”という葛藤で食事をしても心が満たされない。食事をすることがおっくうになってしまいます。

著書は、本の冒頭でダイエットには「心(気持ち、考え方)を変えることが一番効果的」だと書いています。
そして、それは「食べていい」と自分に許可することだと。

毎日、自分が食べたいものを、食べたいときに、食べて良いことにするのです。そうすると、禁止されていたことに対する欲求ではなく、本来の食欲を認知することができるのです。


2.”食べないこと”ではなく”幸せに食べること”を頑張る


食事をするときに気を付けることはただ一つ。
体だけではなく心も満足するものを食べること。
好きではないけれど、体に良さそうとか、カロリーが低いからという
理由で食事を選ぶ人は少なくないと思います。
しかし、そういう食事を続けているとたとえお腹が満たされたとしても
心が満たされず、本来食べたかったものへの欲が少しずつ溜まっていきます。そういう小さな欲がたくさん溜まると、いつか食欲が暴走して過食に走ってしまう危険があります。だから、食べたいものを食べたいときに食べる。小さな欲をためない。これが過食の防止に重要なんだそうです。


3.過食はSOSのサイン

過食をしてしまう人の多くが、実は食欲とは別に何か原因があることがあります。私自身、外見のコンプレックスや将来への不安、現状に対する不満感等が重なり過食に走ってしまうことがあります。

著者は、心がSOSを出していて、食べることを求めているのであれば
食べてOKと許可してあげることを提案しています。


わたしなりに思うこと


著者の主張とは少し異なるかもしれませんが、
私の過食は現実から逃げ、一時的に幸せになるためのものだったけれど、
「食べても幸せにはなれない」と気付いたことが、この本からの一番の学びでした。

この本の通り、自分に食べることを許可してみたのですが
そこではじめて、食べている時も幸せではないということ気付きました。
食べる食べないという選択ではなく、「幸せに食べる」を実践しようとすると、これを食べたら幸せかどうかだけが判断基準になります。そこで幸せだと思えるのであれば、食べるようにしたところ確実に食べ物への不必要な執着が薄くなったことを感じました。

著者もおっしゃっていますが、過食はある日突然ピタっとなくなるものではありません。おそらく私もこれから先、何度か過食に走ることはあると思います。ただ、その時に立ち返れる考え方に出会えて、とても心強い気持ちでいます。


まずは自分の心の声に耳を傾けて、食事くらいは自分の幸せになれる方法で、毎日の生活に取り入れていきたいと思います。
食べることは楽しく、上手に取り入れればとても身近な幸せのための手段だと思います。そしてそれは著書がおっしゃるように、自分の心の持ち方次第で大きく変わるのだと思います。

食との向き合い方で悩まれている方、ぜひ一度読んでみてください。


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