草薙 拡子 Nagi

周りの風景が一枚の絵のように見えてる、ASD傾向の強い50代女性。 ワタシのこと、個性…

草薙 拡子 Nagi

周りの風景が一枚の絵のように見えてる、ASD傾向の強い50代女性。 ワタシのこと、個性的なパートナー氏のこと、 感情のこと、通信制高校のことなどなど書いていけたらと思ってます。

マガジン

  • 大人女性のASDを語る

    自分自身の体験をもとに、大人女性のASDについて語ってます

  • パートナー氏は大腸がん~自然治癒力を高める決意~

    内視鏡で悪性腫瘍が見つかった彼。 「切らずに治していく」やり方を模索していくわたしたち。

  • パートナー氏は虐待サバイバー

    半世紀以上生きてきて、初めて自身が虐待サバイバーだったことに気づいたパートナー氏。その気づきからの変化。

最近の記事

【女性ASD】相手のコトバにとらわれ過ぎてて本心に気づかなかった【男女のすれ違いを考える】

パートナー氏と数日ぶりに会ったときのこと。 わたしはその間、たのしい旅行に行ってて。 彼は初めて副業からの大きなイベントに出展していた。 彼はふだん、わたしといるときは子どもっぽい表情を見せることも多いけど、「外側」ではめっちゃぶあつい鎧を着ている。日本では多くの男性がそうだけど、彼は虐待サバイバーなこともあって、とりわけ外側からの目線に恐ろしく敏感だ。 ASDなワタシの世界観では「人も自然もすべての物質が、1枚の絵のように展開されている世界」なのに、彼は「多くの目線でじ

    • 【驚くべき変化!】90日で見えるところの細胞は入れ替わる【大腸がんを自力で直していく】

      パートナー氏、内視鏡検査で初期の大腸がんが発覚して3か月。医者の「病変を手術で切り取る」提案を退け、代替医療を選択し、自ら道を探ってきた。 途中で断食リトリートも入れながら、ものすごい勢いで食生活を改善してきた。そばで見ていても、彼の変化はすさまじかった。気持ちの変化、そして行動の変化。がん宣告でここまでヒトは変わるものなのか・・・。というか、ここまで健康を害さないと、なかなかヒトは変われないということね笑(自戒も込めてw) 彼の変化をすぐそばで見ていて、「食べたものでカ

      • 【不登校の選択】子どもたちが学校に行かなくなった根本的な理由【通信制高校で働いて思うこと】

        都内の、とある小規模な通信制高校でスクーリングの非常勤講師をしている。今年でちょうど10年目。わたし自身は運営には携わっていないけど、担当の先生から毎回さまざまな話を聞いてきていた。10年の間に、生徒たちも学校の在り方もどんどん変化してきているのを肌身に感じている。 社会の変化なのか、DNAレベルで変化してきているのか、はたまた集合的無意識レベルなのかはわからない。でも少なくとも、まず、10年前とは比較にならないぐらい生徒数が増加している。10倍くらい? 以前は、近隣の中学

        • 【自然治癒力】医師からの「手術の日程調整」を断った結果【大腸がんを自力で直す】

          2か月前に内視鏡検査で大腸がんステージ1と判明したパートナー氏。 内視鏡検査の結果をクリニックで聴き、複数あったポリープの一つが「悪性」だという説明があり、「リンパまでいっている可能性が10%ある」と言われ、すぐその場で提携病院での「S字部分の切除の”手術予約”」を提案された、という。提案というか、すぐ「次の週で手術可能な日」を聞かれた、とか。 いや、普通ビビるよね。まず、便検査で「大腸がんの可能性あり」に引っかかりドキドキし、その1か月後に近所のクリニックで内視鏡検査を

        【女性ASD】相手のコトバにとらわれ過ぎてて本心に気づかなかった【男女のすれ違いを考える】

        • 【驚くべき変化!】90日で見えるところの細胞は入れ替わる【大腸がんを自力で直していく】

        • 【不登校の選択】子どもたちが学校に行かなくなった根本的な理由【通信制高校で働いて思うこと】

        • 【自然治癒力】医師からの「手術の日程調整」を断った結果【大腸がんを自力で直す】

        マガジン

        • 大人女性のASDを語る
          20本
        • パートナー氏は大腸がん~自然治癒力を高める決意~
          9本
        • パートナー氏は虐待サバイバー
          9本

        記事

          【食べ物がすべての鍵】無意識の「中毒」から抜ける【大腸がんを自力で直していく】

          パートナー氏が、内視鏡検査で大腸がんのステージ1と発覚して約2カ月。 内視鏡検査を受ける前段階の検診で「大腸がんの疑い」が出てから4カ月。 https://note.com/akari_hoshi/n/n0f523c4219fa 彼の生活そして食生活は、目ん玉飛び出るくらい驚くほどに変わった。ヒトって、追いつめられると、ここまで変わるのねぇ、、、 断食リトリートで究極にデトックスし、それから彼はさらに、紹介でどこかの民間療法の講演会に出かけて行った。その会場では抗がん剤

          【食べ物がすべての鍵】無意識の「中毒」から抜ける【大腸がんを自力で直していく】

          【断食ってもしかしたら・・・】断食施設でリトリート③【大腸がんを自力で直していく】

          この記事のつづき。 ここの断食施設には、食養生コースもある。低糖質な献立、地元の野菜、手作りの調味料、そしてなにより、料理に携わっている人たちが心を込めてつくっていただいているのがよくわかる。 断食に抵抗のある人は、こちらのコースでもいいかなと思う。実際、70代くらいの女性3人グループがこのコースで2泊で来ていた。食事の量は適量だし、カッピングやマッサージもあるし、温泉もあるし、ヨガや朝の散歩もあるし。 最後の日、4日目の朝は、3日目の回復食を経て普通食だった。 ここ

          【断食ってもしかしたら・・・】断食施設でリトリート③【大腸がんを自力で直していく】

          【3日目に断食の影響で・・・】断食施設でリトリート②【大腸がんを自力で直していく】

          今回、わたしたちは2年ぶり2回目の断食リトリート。前回は、わたしがある人のブログ記事を読み、ピンと来たことがきっかけ。 前回、パートナー氏は2日目からパワーがなくなり、ほとんど動けなくなっていた。わたしは、ひととおりは動けていたけど、朝の散歩のときの坂道がかなりきつくて途中でリタイア。低血糖での頭痛がしていた。 今回、もともと食べるものを少しずつ変えていて、16時間断食をしていたこともあってか、頭痛もなく、散歩もできた。パートナーも、前回のことがウソのように、普通に歩き回

          【3日目に断食の影響で・・・】断食施設でリトリート②【大腸がんを自力で直していく】

          【60時間以上たべない】断食施設で胃腸のリトリート①【大腸がんを自力で直していく】

          少し前に、パートナー氏と伊豆の3泊4日の断食リトリートに参加してきました。行こうと思ったきっかけはなんといっても彼の「大腸がん発覚」。ものを食べている限りけなげにずーっと動き続けてくれている胃や腸をやすませるには、「なにも食べないこと」がいちばんのクスリだと理解しているからだ。 ヒトは飢餓には強いけど飽食には弱い。厳密にいうと、生物としての長い歴史から、ヒトは飢餓状態でいることが当たり前だった。少ない食べ物だからこそ、カラダ中の細胞が最適に動く。それが、多すぎるほどの食べ物

          【60時間以上たべない】断食施設で胃腸のリトリート①【大腸がんを自力で直していく】

          【ガンを根本から治していく】何はともあれまずはデトックス【そして胃腸をお休みさせる】

          「求めよ、さらば与えられん」 これは新約聖書からの言葉らしい。 パートナー氏が大腸がんのステージ1らしいということが内視鏡検査から発覚して。そこの内科医が当たり前に示した「悪性部分を切り取りましょう」という指示を「いったん持ち帰ります」と拒否して渋い顔をされて。 それから、彼もわたしも「ガンの自然治療」の情報をゲットするアンテナを立て始めた。わたし自身、彼のガンは「消えていくもの」という確信がある。根拠もなにもないけど思い込みがなぜかあって、特に焦ることもなく、普段どおり

          【ガンを根本から治していく】何はともあれまずはデトックス【そして胃腸をお休みさせる】

          【本当の健康はどこに】「食べない、飲まない」という選択【大腸がんを自力で直す】

          前回の記事 内視鏡検査を受けて、「悪性細胞」が見つかったパートナー。彼が取った選択はまず、「食べる量、お酒を飲む量を激減させる」ということ。 50代半ばという年齢を考えると、よく食べてよく飲む人だった。 「たくさん食べられる人」というのは、得てして早食いだ。早く食べないと、たくさん食べられない。まずはそこから。 とにかくよく噛む。噛む。かむ。一口くちに入れたら、いったん箸をおく。 とはいえ、何十年来培ってきた早食いのクセはそうそう抜けるものではないから、気づくとまたぱ

          【本当の健康はどこに】「食べない、飲まない」という選択【大腸がんを自力で直す】

          【パートナー氏は大腸がん】ベルトコンベアに乗せられる治療から降りることを決める

          少し前の人間ドックで、便に潜血が見つかったパートナー氏。そして「大腸がんの疑い」と。あらゆることに動じない彼だけど、さすがにすぐ地元のクリニックで内視鏡検査の予約をしていた。 内視鏡検査では、4,5個のポリープが見つかり、すべてをその場で焼き切って取っていた。そしてそれらは検査送りにされ、その結果。 ひとつだけ、「悪性」が見つかった。わたし全然知らなかったけど、悪性のものって「下に」深くなっていくんだね。「1割くらいの確率で、リンパまで転移してるかもしれない。S字の部分を

          【パートナー氏は大腸がん】ベルトコンベアに乗せられる治療から降りることを決める

          【女性ASD】じぶんの特性を理解して格段に生きやすくなった【俯瞰して共存していく、ということ】

          じぶんがASD(自閉症スペクトラム)だとはっきり自覚したのは、忘れもしない今年の1月2日。5か月前。 じぶんが「空気を読めない傾向にある」というのはなんとなくわかっていたので、少しでもなんとかしたくて、心理学やら言葉がけの本やらなんやらいろんなことをやってきて「アタマで」いっぱい理解してきていた(つもりだった)。でもやっぱりきちんと空気を読むことはできず、「どうしてわたしはいつもこうなんだろう(涙」なことが多かった。 なので、じぶんがASDの特徴にしっかり当てはまることを

          【女性ASD】じぶんの特性を理解して格段に生きやすくなった【俯瞰して共存していく、ということ】

          【だれもが避けて通れない】人が亡くなる、ということ【なのに字幕からも消される】

          いま、YouTubeの制作現場にかかわっているんだけど、「話す」ことはある程度できるけど、字幕にするとき「死」という文字は出さないことになっている。だから、「〇」にしたり「シ」ってカタカナにしたり。最近では「戦争」の字幕さえ出せなくなり、これまた「〇〇」にしていたりする(驚) どうしてこんなに「死ぬこと」にセンシティブなんだろう。 人は生まれたら必ず死ぬのに。 社会が文明化され、「死」が身近なところから切り取られている気がする。 病院で亡くなることが多い。お葬式に参列して

          【だれもが避けて通れない】人が亡くなる、ということ【なのに字幕からも消される】

          【この肉体でできることはすべてやり切った】未練なくこの世を「卒業」していった20代女性からの伝言

          「惜しい人を亡くした」「まだ若いのに」 普通ならそのような言葉が飛び交うだろう。 26歳の才能にあふれたアーティストな女性の死。 以前すごくお世話になった方の、娘のMちゃん。 Mちゃんを送る会に参加させていただいた。 Mちゃんはあるときから、自らの死を決めており、母親には話していたという。 共感力の非常に高い母親のもとに生まれ、最大限に彼女の才能は発揮された。今生でできることはやりつくしていたらしい。 彼女の作品を見せていただいた。 類まれなる才能をもった人だった。

          【この肉体でできることはすべてやり切った】未練なくこの世を「卒業」していった20代女性からの伝言

          【ASD女性は特に多い?】アタマの中のおしゃべりを消すトレーニングを始めて【ネドじゅんさん「エレベーターの呼吸」2カ月後の結果】

          この記事に書いたように。 とにかく、アタマの中の「声」が鳴りやまないワタシ。ふと気づくと、「昨日のわたしの行動、まずかったかな。やめとけばよかった」とか「あの人はこのことどう思ってるんだろう」とかとかと、イマココではないことを四六時中、なにかがわーわーしゃべってる状態。 その「なにか」ってワタシだし。ワタシってどうしてこう、あれこれ気にしてしまうのかしら。もうやめたいし! ってどんなに思っても、いつの間にか自動的に始まってしまう「アタマの中の勝手なおしゃべり」。 それを

          【ASD女性は特に多い?】アタマの中のおしゃべりを消すトレーニングを始めて【ネドじゅんさん「エレベーターの呼吸」2カ月後の結果】

          「安心することが恐怖」という逆転発想を理解したら涙しかなかった【虐待サバイバーな彼】

          パートナーが虐待サバイバーだとふたりで気づいてから2カ月。 すごく大きな変化というのはわたしにはあまりわからないけど、彼自身はかなり変わったと自覚しているみたい。 彼はいつもいつも「人目」を気にする。 ASDなわたしからすると、「人の目」なんてどこにもないって思われるようなときにも、彼は「人の目」から見たジブンを気にする。 「あの人なんかヘンだよねって思われてるよね」っていう発言が多い。 「いやいや、だれもあなたのことなんか見てないから。そりゃね、外を素っ裸で歩いてれば

          「安心することが恐怖」という逆転発想を理解したら涙しかなかった【虐待サバイバーな彼】