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【60時間以上たべない】断食施設で胃腸のリトリート①【大腸がんを自力で直していく】

少し前に、パートナー氏と伊豆の3泊4日の断食リトリートに参加してきました。行こうと思ったきっかけはなんといっても彼の「大腸がん発覚」。ものを食べている限りけなげにずーっと動き続けてくれている胃や腸をやすませるには、「なにも食べないこと」がいちばんのクスリだと理解しているからだ。

ヒトは飢餓には強いけど飽食には弱い。厳密にいうと、生物としての長い歴史から、ヒトは飢餓状態でいることが当たり前だった。少ない食べ物だからこそ、カラダ中の細胞が最適に動く。それが、多すぎるほどの食べ物に囲まれるようになったのはまだほんの数十年。おなかがすいていもすいていなくても、食べてしまうことも少なくない。砂糖を大量につかった清涼飲料水やスイーツが、コンビニやスーパーでは所狭しを並べられ、買わなければならないような錯覚さえ覚えてしまう。多くの人が、必要以上に食べ過ぎている状態になっている。

胃腸は、少ない食べ物を上手につかっていくことで設計(というのかな?)されているのに、こんなに多くの食べ物が流し込まれてきたら、本来の機能がはたらかなくなってしまう。

それがわかっていても、テレビをつければ美味しそうなレストランの紹介だったり、スイーツの紹介だったり。街を歩けばたくさんの飲食店があり。「食べない選択」をするのがもはや苦行や修行にもなってしまいかねない状況の現代。

逆に言うと、人を本来のヒトとして弱らせるために、こんなに食べ物を豊富にさせたのか!?って思ってしまうくらいw

でも最近では、一日二食だったり一食だったり、食べるものや量を制限している人たちも増えてきた。リアルな周りでもけっこういる。大きな流れができつつあるんあろうなと思う。

ここ4週間くらい夕食を食べてから昼食まで16時間空けることをしているが、生活していくのにすごく快適だ。アタマはいまだに「なにか食べないと!」って考えてしまうけど、カラダ的には「必要ない」のだ。そこのミスマッチをなんとか乗りこえていくのに時間がかかる。「三食食べなければならない」という洗脳を、自ら解いていく。「食べない方が実は心地いい」というところまで、カラダに落とし込んでいく。

ただ、日常生活では16時間断食まではできてもそれ以上はなかなかできない。今回、パートナー氏が大腸がんだということが発覚したので、胃腸がお疲れ気味のわたしもいっしょに徹底的に内蔵をやすめようと、久しぶりに断食リトリートを訪れた。

断食リトリートについて

今回は伊豆高原の「やすらぎの里 高原館」さん。まわりは自然に囲まれた別荘地。早朝散歩などもあり、リトリートとしては絶好の場所。温泉があり、カッピングやマッサージ、そして岩盤浴など、これでもかこれでもかっ!って感じでデトックスしまくれる。

「一定期間、固形物を摂らない」ということ

リトリート期間は木曜日から日曜日までの4日間だけど、その週は月曜日くらいから炭水化物抜きの生活をしていく。強制ではないけど、「断食するから」と前日にドカ食いしてしまう人もなかにはいるそうなので・・・。少しずつ少しずつ、小食に慣れさせていく。

木曜日は、朝からなにも食べずに午後に高原館へ。前日の夕食を食べてから絶食は始まっている。もともと16時間断食をしているので夕方くらいまでは大丈夫だが、それ以降はさすがにお腹がすいていくる。

飲み物が豊富にあるので、基本のハブ茶をたくさん飲む。美味しい♡ デトックス効果も抜群。


1日目の「夕食」。お出汁たっぷりの「具なしお味噌汁」

≪続く≫



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