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終わらない疑問 短い短い物語。

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ちょっとした物語。誰にもこの疑問を未だに聞けない。
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#川

水しぶきは、たった一瞬。18/20

水しぶきは、たった一瞬。18/20

一定に流れる水をぶち壊したくなった。目に入った川の近くまで降りて、どこにでもある石を拾い投げた。投げた石は水しぶきを上げて、私に歓喜と達成感を与えてくれた。投げ始め何分経っただろうか、私は無意識に石を投げ続けていた。それは投げなければいけないような…そんな義務感があった。投げるたびに後ろから誰かが迫ってくる。分かっていた。いつもこうなることは……でも、そんなことはどうでもよかった。迫った奴の手が肩

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川はただ冷たかった。14/20

川はただ冷たかった。14/20

帰りの道、川と共に帰った。寂しさを埋めるために、どこかで葉を川の流れに乗せた。立ち止まって、じっと見つめる。流れの頼りはいつも水の量で決まる。時には急ぎ、時には緩やかに。どこかの枝に引っかかっては止まり、流れに負けては沈んでいく。いくつも流した葉を私は全て見失ってしまった。まるで人の感情のようだ。次にどうなるのかは、誰も教えてはくれない。奪われていく自由。誘われていく思い。溺れていく自身。私と葉は

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