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出張ふり返り

先週は2/20~22の期間に大阪と京都に出張してまして、水曜日の投稿ができてませんでした。
というわけで番外編としてざっと出張のふり返りをしていこうと思います。

今回の目的


わざわざ出張したのには大きく2つの目的がありました。
1つ目が、茜さす果実のブランディングと各種デザインをしてくださっている千日デザインアソシエーションさんとの打ち合わせ
今までずっとオンラインで話していたので、直接お会いして色々確認したり、お互いの親睦を深めたかったんです。
打ち合わせではブランドとしての今後の戦略について、これから取り組むりんごの販売やそれに伴うデザイン制作のことなどを話し合いました。
どうやったら届けたいターゲットにりんごを提供できるのか、そのために取り組むべきことは何かを再度考えるとても良い機会になりました。

3年目となる茜さす果実の目指す場所を、さらに打ち合わせを重ねて実行していく予定です。ワクワクする気持ちもあり少しプレッシャーも感じつつ、頼りになる千日さんと一緒にいい方向に向かえればと思います。

打ち合わせは千日さんが所属する大阪デザインセンターにて。
スタッフの皆さんもうちのりんごを食べてくださったそうで、とても温かく迎い入れてもらいました。


そして2つ目の目的が西日本に拠点を作るための訪問です。
かねてより西日本で新鮮なりんごを食べれるようになったらいいなという願望がありまして、そのためにりんごを卸せる小売店さんなどを見つけたいと思っていました。西日本の人口が多い都市でかつ食べ物やものづくりへのこだわりをもっていそうな場所ということで、今回は京都市でまわってみることにしました。

まず訪問したのが西喜商店さん。京都で八百屋といえば西喜さん、という話を聞いて店主の近藤さんとお話しさせていただきました。
りんごは現在市場から仕入れているそうで八百屋として農産物を売ることについてなど沢山のことを話してくださいました。
小売店での個人の卸を受け入れることの難しさにご意見をくださった上で、他にりんごを届ける方法のヒントやアドバイスもいただきご協力に前向きな返事をしてくださいました。

ちゃんといい品質のものがこの値段は安いなと思います。
近藤さんは農業のことも詳しく、とても理解してお話ししてくださいました。


次に向かったのは北野ラボさん。こだわりのフルーツコンフィチュールを作っているところで、カフェで味わうことができます。
ここでは青森県産の"ジェネバ"という赤肉品種のりんごを使ったシロップを発見!ストレートティーに合わせるとりんごの風味が加わってより味わい深くなりました。新しい発見です。

2種類のドリンクで"ジェネバ"が楽しめます。


真っ赤なシロップは見た目も綺麗。
酸味は少なく香りと甘味がしっかりしています。


その後はGOOD NATURE STATIONを訪れ、りんごを使ったこだわりの加工品にどんなものがあるか探しました。
見たことのないものが色々あって楽しかったです。(こちらで買ってきた商品を次回紹介します。)

1階は食材売り場が中心で、2階はレストラン、3階は雑貨とカフェが入っています。


お次は歩いてすぐの壽ビルディングの中にあるアトリエシムラさんへ。
草木染にご興味があるとうかがったので、りんごの枝を持参し染め物に使えるかどうかを確認してもらうことに。この日は定休日だったのでビルの方に託してきました。

趣ある西洋建築。ほかにミナペルホネンの部屋がいくつか入っています。


最後に訪問したのがLA VOITUREさん。50年以上前からりんごのケーキであるタルトタタンを提供しています。
りんごをふんだんに使い何日もかけて煮詰めたタルトは、甘さ控えめでりんごの味がじんわり口に広がる美味しさです。
店主の若林さんとお話したところ、板柳町のりんごも仕入れており町に来たこともあるんだそう!京都で地元のりんごが味わわれているということがとても嬉しかったです。

閑静な岡崎エリアにあるお洒落なカフェです。


カラメルのほんのりとした苦味とりんごの甘みが絶妙にマッチしています。
ヨーグルトクリームをかけるとさっぱりした酸味が加わってこれもまた美味。


そのほかにも京都で長年りんご販売を手がけているムカイ林檎店さんと面会をして、青森のりんごを販売するに至った経緯やどういったりんごが好まれているかなど京都での販売についてのアドバイスをいただきました。


短い期間にぎゅっと凝縮した今回の出張。実際に行かないと感じられない現地のりんごの状況やりんごに関わる皆さんの考えを知れたことは、私にとってすごく大きな意味がありました。
なぜ西日本にりんごを届けたいのかを改めて考えるきっかけになったし、自分が何に納得してこだわってりんごに携わっていきたいのかもより深く見つめることができました。

この旅の経験はこれからの茜さす果実で示していきます。ご期待あれ!

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