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梅干しならぬ杏干し

うちの畑にある杏、毎年豊作すぎて持て余していたのですが今年は祖母と協力して「梅干し」を作ることにしました

杏を使っているのに「梅干し」?と思う方もいるかもしれませんが、青森では梅より杏がよくとれるようで、杏を梅干しと同じように浸けて干したものが一般化しています。皆さん杏でも関係なく「梅干し」と呼ぶんです。


まずは7/4に収穫した杏を選別。
傷がなくよく色づいた実を使います。
ヘタの部分を爪楊枝でくり抜く作業も一緒にやりました。

今回は計2キロの杏を浸けました

そしたら塩を杏の重量10%で加え、全体によくまぶし、上からフタ→重石をのせて放置。アク抜きした赤紫蘇を上に乗せつつ、実が浸かりきるまで水分が上がってきたら、そのまま1ヶ月ほど浸けました。
途中でカビが出てきた時は焦りましたが、丁寧にすくいとってなんとか続行💦

そしてついに8/19、よく浸かった杏を網で天日干しです!

壊れたはしごを活用して天日干し

網は3段になっている干物用を使いました。

だんだん乾いてシワシワになってきた~

干すのは基本3日3晩と言われており、シワが寄ってほどよくつまめるようになればOK!密閉容器に入れて保存します。

長く置くと味が慣れて美味しくなるらしいのでちょっとずつ食べようと思います。手間も時間もかかる梅干し作り。やってみて初めて知ることばかりで、普段何気なく食べていた梅干しのありがたさが身に染みました。

いよいよ明日には完成するはず!どんな味になっているのかドキドキしています!