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おすそわけ日記 277「愛が冷めた服には、この身を任せられない」

服を十枚処分した。

ワークショップに参加するための「汚れてもいい服」がない、と云う話を先日書いたが。

一旦解決したと思った問題が、ワークショップ前日になって再燃。汚れてもいい服として選んだラッシュガードを羽織っても、まるでテンションが上がらない。

目を瞑れ。たった一日の我慢じゃないか。

でも、でも、着たくない物は着たくないんだよ〜!


そこで、汚れてもいい服探し、アゲイン。

タンスの引き出しを漁って色々着てみた所、「これ、もういいなぁ」と思う服が続出し、どんどん辛くなっていく。

この感じ、自分への暴力じゃない?


はたと気づく。今、ここにあるのは、執着や勿体ないと云う感情で、愛ではない。

愛が冷めることもある。終わることもある。

終わった相手に、私は自分の身を任せると云うのか。


「ないな」そう呟きながら、どんどん断捨離が進み、冒頭の一文に辿り着く。引越しで随分と服を処分したはずが、断ち切れない未練がこんなにあるとは。

いや〜、スッキリした。


肝心の汚れてもいい服探しは、愛を感じる服の中から、汚れや着る機会がないなどの理由で、そろそろ卒業しないとダメかな、と思う物にした。

最後にひと花咲かせて服を見送るのも、愛のひとつの形。



【今日の一枚】汚れてもいい服候補のトレーナー、穴が開いててパンクでセクシーな感じがお気に入りです。ただ、シミがついちゃって、あー、この服は綺麗じゃないと、穴の意味が変わっちゃうじゃん!と思っています。

【#つづく日々に】のタグをつけて、日常で心ときめいたことを投稿中。日常のよろこびをみんなでシェアしあって、笑顔が増えたら嬉しいです。

今日もおつきあい頂いて、ありがとうございます。

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