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日々是おとぼけ「ナソナとイソニ劇場」

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ナソナこと、母、七十七歳。生粋のおとぼけ。イソニこと、私、五十二歳。ボケとツッコミの二刀流。そんな二人が繰り広げる、愛と笑いとちょっぴり心配も詰まった日常を描いたシリーズ。「おす…
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#親子

おすそわけ日記 147 「ナソナとイソニ劇場〜あつ森で母と花火を見る〜」

ナソナこと、母、七十七歳。生粋のおとぼけ。 イソニこと、私、五十二歳。ボケとツッコミの二…

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その後のナソナとイソ二劇場

「忍者だから、色々なモノになれるんじゃよ。スバラシ!老い先短いからね、い〜じゃないですか!」

母、そう言って、河童のぬいぐるみを取り出し、私が向かう鏡の上に乗せ、「上から目線!」と満足気に去って行った。

忍者にならずとも、もう十分に、母は自由だ。

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おすそわけ日記 146 「ナソナとイソニ劇場〜夏休みはシャトー・オーハシで〜」

ナソナこと、母、七十七歳。生粋のおとぼけ。 イソニこと、私、五十二歳。ボケとツッコミの二…

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おまけのナソナとイソ二劇場

母と歩く道すがら、病院の前に患者用駐車場として道に「患」の一字が。

昔、母はあれを見て「『チュウチュウシン』って何?」と幼い私に聞いたのだった。

『中中心』懐かしいねと母に言ったら「もう間違えないよ!」と自慢げ。

成長したなぁ、母も私も。

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おまけのナソナとイソ二劇場

あんみつを買いに出た母、帰宅。「寒天だけも売ってたよ。家のあんこ入れたら、あんみつ出来るね!」

蜜ないけど。

「じゃあ、みつ豆かぁ。」

蜜から離れて。豆もない。

「えーと、あん…あん…あん」

とってもだいすき♪って、歌う!?ねぇ、歌うの!?

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おすそわけ日記 131 「ナソナとイソ二劇場〜母の買い物メモ〜」

ナソナこと、母、七十七歳。生粋のおとぼけ。 イソニこと、私、五十二歳。ボケとツッコミの二…

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おすそわけ日記 120 「ナソナとイソ二劇場〜今日は二本立て〜」

ナソナこと、母、七十七歳。生粋のおとぼけ。 イソニこと、私、五十二歳。ボケとツッコミの二刀流。 そんな二人が繰り広げる、愛と笑いとちょっぴり心配も詰まった日常。 「自粛態勢下の買い出しについて」 医療従事者から見たら、一般人の自粛の認識は甘い。 買い出しは、家族の中で一番免疫力が高い者が行く。 ーと云う記事を読んで、母と納得。 「じゃあ、私だね。」 間髪入れずにそう言ったのは、七十七歳の母。 実は私もそう思っている。 「『遠山の金さん』に関する考察」 毎回、

おまけのナソナとイソ二劇場

「ワタクシ、思ったのでございます。」と話の口火を切ったところ。

母「え?『サダキチ、思ったのでございます』?」

私、丁稚か!?
驚いて、思ったこと忘れてしまった。

以降、母からはフレンドリーに「サダどん」と呼ばれている。

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おすそわけ日記 118 「ナソナとイソ二劇場〜母娘、それぞれのときめき〜」

ナソナこと、母、七十七歳。生粋のおとぼけ。 イソニこと、私、五十二歳。ボケとツッコミの二…

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おまけのナソナとイソ二劇場

iPhone SEの発売に、母のiPhone 8は無料だったものの、SEは処理速度が速そうだし、四万出してSEの方が…と後悔。

母に話したら「私ものんびりしてるから、これで大丈夫だよ〜。」

8と処理速度が同じ母、愛しい。

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おまけのナソナとイソ二劇場

何の前置きもなく「明日さ」と母が口を切った瞬間に「明日の夕飯は皿うどんだな。」とわかってしまった私。

もはや、自分がエスパーとしか思えない。
母専門の。夕飯の献立に特化した。

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おまけのナソナとイソ二劇場

「電話で男性は会話に集中し、女性は話しながら別のことをする」と云う例えに私は集中派と俯く。母「私も集中するなー。」

え?母は皆の愚痴を聞いても「右から左に聞き流してるから大丈夫」と答える程、話を聞かない。なのに、集中?

母「全力で聞き流してる!」

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おすそわけ日記 113 「ナソナとイソ二劇場〜三度、そうですかと言う〜」

ナソナこと、母、七十七歳。生粋のおとぼけ。 イソニこと、私、五十二歳。ボケとツッコミの二…

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おまけのナソナとイソ二劇場 FBで対談のライブ配信が出来ず、色々挑戦して疲れ、心配する母に「FBは今まで出来たことが突然できなくなったりするんだよー!」 「お年寄りみたいだね。」 そうか!お母さんだと思えば、優しい目で見られるかも! 一瞬、悟ったが、いや、そうではなくて。